お急ぎの方はこちら

水のコラム

水漏れによるフローリングの張替えを依頼する業者の選び方

フローリングで水漏れが発生し、その対処法に困った経験はありませんか?何も問題なく水を使用できていても、床の色が黒くなっていたり、カビが生えてしまっている、床に波打ちがある場合は、水漏れが発生しているサインかもしれません。

見た目の変化はなくても、数充分経過するにつれて、みるみるうちに水が浸透してしまい、大きなトラブルになってしまいます。そこで、検討すべきなのがフローリングの張り替えです。

今回は、水漏れによるフローリングの張り替えを依頼する業者の選び方について解説します。

水漏れを解消した後に放置するとどうなる?

水漏れにもその原因はいくつかあり、場所にはよりますが、洗濯機なら給水ホースや本体から、キッチンならシンク下や冷蔵庫などがあります。また、水槽の水をこぼしたり、観葉植物の鉢を割ってしまった際に水漏れを引き起こす可能性が考えられるでしょう。

軽い水漏れであれば、雑巾やタオルで拭き取ることで簡単に対処できますが、一度フローリングに水が浸透してしまうと、乾燥はするものの、跡形もなく消えることはありません。水気を拭き取ってきれいにしても、目に見えない部分で水漏れの影響を受け続けているのです。

主に、湿気によるカビや害虫の発生、一度水漏れしたことによる腐食が考えられます。このようなケースは、大きな工事が必要になることが多いです。また、水漏れの量が多い場合は、腐食やカビだけでなく、床が曲がったり膨らんでしまうことがあるでしょう。

水漏れが発生してから時間がある程度経過している際、フローリングを直す方法としてフローリングを張り替えるか、補修技術で部分的に修繕するという方法があります。軽度なシミなどの汚れは補修技術で修繕できるケースが多いですが、中まで浸透してしまった時は、フローリングを張り替える必要が出てくるでしょう。

業者に依頼したときの作業日数

フローリングの張り替えは、何から張り替えるのかによってかかる日数が異なり、どの部分を張り替えるかによっても変わっていきます。とくに、フローリングは生活空間の大部分を占めているため、どのくらいの日数がかかるかは気になるところでしょう。

では、実際に業者にフローリングの張り替えを依頼した時の作業日数はどれくらいかかるのでしょうか?

ここでは、場所別に業者にフローリングの張り替えを依頼した時の作業日数について解説します。

フローリングからフローリングに張り替える
これまでのフローリングから新しいフローリングに張り替える場合、約6畳の洋室で剥がしてから張り替え終わるまで、大体半日が目安でしょう。これは、担当する職人さんの人数によって変わります。

また、コンクリートスラブに直接張る遮音フローリングのタイプは、接着剤を剥がす作業に時間がかかりますが、同じ6畳の場合は、1日程度で作業は完了するでしょう。

カーペットからフローリングに張り替える
マンションなどの床は、カーペットタイプであることが多く、フェルト状の下地と表面のカーペットの2層になっています。また、フェルト状の下地は、少ない接着剤で接着させてあるため、剥がす時間もあまりかけることなく張り替えられるでしょう。

カーペットの場合、6畳の空間であれば約1日で張り替えができます。マンションも規約によっては、遮音フローリングが張られていることがあります。遮音フローリングは、ウレタンボンドによって接着されているので、寒い季節は固まるまで時間がかかる可能性があるでしょう。

和室の畳からフローリングに張り替える
畳の部屋での張り替えは、まず畳を撤去し、畳の厚さ分の材料を準備する必要があります。下地の施工に慣れている業者であれば、半日で終わりますが、かかっても1日で作業が完了する場合がほとんどです。

また、築年数の経っている家の畳は、畳の下が発泡スチロールや砂で敷き詰められている場合があるので、元の下地の種類によっても作業時間は変わってくるでしょう。

このように、床のタイプ別に張り替えに必要な時間について解説しましたが、床のタイプだけではなく、部屋の形状や場所によっても張り替えに必要な作業時間は変わっていきます。

まずキッチンの場合は、キッチンの下にもフローリングが張られているため、周辺の張り替え作業も含めると、目一杯1日かかると考えておきましょう。

また、特殊な形状の部屋においても、通常よりも時間がかかるでしょう。一般的な部屋の形状は四角い場合がほとんどですが、斜めの壁であったり、突きつける場所が多い部屋では時間がかかり、業者の技量によっても作業時間が大きく左右します。

このほかにも、張り替えるスペースをメインの居住スペースとしている場合や家具の移動が多いと、張り替え作業に時間がかかるケースがあります。とくに、家具の移動が多い場合は、事前にある程度別の部屋に運んでおく必要がある上、移動から依頼すると追加料金が発生する場合があるので注意しなければいけません。

業者に依頼したときの費用相場

業者にフローリングの張り替えを依頼した時、作業時間と同様に費用相場については気になる部分ですよね。フローリングの張り替えにかかる費用の算出は、張り替えの面積にフローリングの材料費を掛けることで算出できます。

当然ながら、部分的なフローリングの張り替えの方が全体を張り替えるよりも安く仕上げることができますが、フローリングのタイプにも種類があるので、それによって費用は変動していきます。

また多くの場合、これまでとまったく同じフローリングの材料を手配するのは難しく、部分的な張り替えが難しくなってしまうケースがあるでしょう。では、具体的に費用相場はいくらくらいになっているのでしょうか?

ここでは、場所別にフローリングの張り替えに必要な費用相場について解説します。

フローリングの張り替えにかかる費用
例として、6畳のフローリングを張り替える場合、約12万円が費用相場になるでしょう。

張り替えの費用が大きく変わるポイントは、張り替え方法よりも部屋の広さです。8畳の場合、すべて新しく張り替えた場合で約15万円、12畳の場合は約20万円と考えておきましょう。

クッションフロアの張り替えにかかる費用
クッションフロアは、厚みのあるシートを張り替えるだけで作業が完了するので、材料費も作業時間も少なく済ませることができます。6畳の場合の張り替えは約6万円、8畳の場合では約8万円、12畳では約12万円と考えておきましょう。

フロアタイルの張り替えにかかる費用
フロアタイルの張り替えは、部分的な張り替えが簡単にできるので、比較的安く張り替えができるでしょう。一部分が汚れていたり傷んでいる場合は、部分的な張り替えをおすすめします。費用相場は、6畳の場合で約7万円、8畳の場合は約8万5,000円、12畳の場合は約14万円と考えておきましょう。

カーペットの張り替えにかかる費用
カーペットの張り替えは、古いカーペットを取り外して、新しいカーペットに交換する方法が一般的です。費用相場は、6畳の場合で約7万円、8畳の場合で約9万円、12畳の場合で約13万円と考えておきましょう。

張替えるときの業者の選び方

フローリングの張り替えは、業者によって費用や施工方法は大きく異なります。張り替えを依頼する業者を選ぶ際には、どのフローリングのタイプでも、必ず事前に複数社見積もりをして、費用相場やサービス内容を比較検討しましょう。

また、業者によって張り替えにかかる時間も異なるので、なるべく早く張り替えを終わらせたい場合は、スピード対応できる業者を選ぶようにするとよいかもしれません。

まとめ

この記事では、水漏れによるフローリングの張り替えを依頼する業者の選び方について解説しました。
フローリングの張り替えを行う業者は、大手のハウスメーカーから地元に根付いた工務店まで幅広いので、しっかり比較検討して依頼するようにしましょう。

フローリングは、必ずしもすべて張り替える必要はありません。水漏れが発生したフローリングの状態をしっかり確認してもらい、最善の修繕方法を提案してもらうことで、費用や手間を抑えながら張り替えができるでしょう。

水漏れ・修理に関するお問い合わせはこちら
« »

関連コラム

台所
トイレ
お風呂
キッチン
洗面所
いますぐお電話 0120-492-315 年中無休 24時間受付 お見積り無料