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水のコラム

排水管の水漏れは早急に対処!とるべき行動を解説

生活のためには「水」が必要不可欠だと言っても過言ではありません。家事、トイレ、お風呂など何をするにしても「水」と隣り合わせなので、使えなくなってしまうと本当に不便です。

排水管に汚れやゴミが溜まると水漏れを引き起こす場合があります。水漏れがひどくなると家の中が大変なことになってしまうので、迅速に対処しなければいけません。

そこで今回は、排水管の水漏れをひき起こした時にとるべき行動をご紹介します。

なぜ排水管から水漏れするのか

「なぜ水漏れが起きたの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。まずはなぜ排水管から水漏れが起きてしまうのか、その理由を説明していきます。

経年劣化
水漏れの原因の中でも最も考えられるのが「経年劣化」です。

経年劣化とは使い続けるうちに劣化していく症状のことです。キッチンやトイレ、浴室、洗面台では毎日大量の水を流しています。

大量の水が流れることで少しずつ排水管や内部の部品が劣化し、ダメージが加わって破損へとつながってしまうのです。

水の力に耐えきれず破損してヒビ割れができると、そこから水漏れが起きてしまいます。排水管は毎日使うものですから、避けては通れない原因だと言えるでしょう。

一般的に排水管の寿命は18〜24年程度だと言われているのですが、使う頻度によって寿命が早まることもあります。

外部からの強い衝撃
外部からの強い衝撃が加わることで排水管が破損して水漏れを引き起こすこともあります。例えば固くて重いものをぶつけたり、自身で強い負荷がかかったりなどですね。

外部から強い衝撃が加われば素材によっては大きれずに破損してしまう場合があるのです。経年劣化が進んでいる場合はより部品や排水管自体がもろくなっているので、少しの衝撃で壊れることもあるかもしれません。

現代の日本では頻繁に地震が起きていますから、揺れを感じた後は逐一排水管が壊れていないか、水漏れしていないかを確認しておくと良いです。

凍結
屋外にある排水管だと、地域によっては凍結することがあります。排水管の中に残った水が凍結すると体積が膨張し、排水管が破裂することがあるのです。

凍結すると水が流れる場所が失われるので、家の中に逆流することも考えられます。

排水管の水漏れをそのままにしておくとおこるリスク

「水漏れしているけど少しの量だからいいか…」とそのままにしていませんか?

排水管から水漏れしているのにそのまま放置しておくと3つのトラブルを引き起こす危険性があります。

それぞれの危険性についてまとめていきます。

カビや害虫の繁殖
水漏れをそのまま放置しておくと湿気が溜まりやすくなるので、カビや害虫が繁殖しやすくなります。カビや害虫を放置しておくと、家全体が劣化したり、家具や家電が腐食して破損したりすることも考えられるでしょう。

また、漏水で家電や配線がショートすると漏電事故を引き起こしかねません。場合によっては大きな火災につながることもあるのです。

カビの場合は大量に吸い込むと呼吸器系疾患を引き起こす危険性もあるので、水漏れを見つけたらすぐに対処しなければいけません。

水道代が高くなる
水漏れを放置しておくと、どんどん水道代が高くなっていきます。少量の水漏れでもずっと水が流れ続けていることになるので、その分水道料金が加算されていきます。

さらに、水漏れを放置すると破損部分がどんどん大きくなっていくので、漏れ出る水の量も増えていくのです。その分の水道代もかかってくるので、毎月の支払い額が増えてしまいます。

近隣トラブル
特に集合住宅に住んでいる人の場合は、近隣トラブルが発生するリスクがあります。

水漏れした水が下の階に浸水すれば、相手の部屋にカビができたり、家電が濡れて破損したりすることもあるかもしれません。

場合によっては、慰謝料を請求されることもあるのです。集合住宅に住んでいる場合は自分の部屋だけの問題ではないので、迅速に対処することが大切です。

排水管の水漏れ対処方法

ここからは排水管の水漏れに対処する方法をご紹介します。素人が対処できる方法は2つあります。

1つ目は止水栓を止めることです。水漏れしている部分の止水栓を閉めることで、それ以上水が漏れ出るのを防ぐことができます。ただし、止水栓を閉めたからといってすぐに水漏れがおさまるわけではありません。

水道管の中にはまだ水が残っているので、その残った水が全て排出されれば水漏れの症状がおさまります。

止水栓が見つからない場合は、元栓を閉めて対処しても大丈夫です。ただ、元栓を閉めると家中の水道が使えなくなるので注意してください。水漏れしたときにすぐに応急処置できるためにも、あらかじめ止水栓の場所をそれぞれチェックしておくと良いでしょう。

2つ目は原因を考えることです。水漏れが起きている部分の排水管をチェックして、なぜ水漏れしているのかその原因を調べてみましょう。

水道管がひび割れしていないか、部品が緩んでいないかなど、故障箇所を特定してみてください。ただ、故障箇所を見つけても無理に直すのは避けた方がいいです。

無理に自分で直すと被害をより大きくさせてしまう可能性があるので、故障箇所を見つけたら洗面器やタオルなどで水が落ちないように対処しておきましょう。

止水栓を閉めて、故障箇所を特定したら業者に相談してみましょう。業者に依頼すれば被害を大きくさせることなく、スピーディーに対処してくれるので安心です。

排水管は意外にデリケートな部分なので、無理に力を加えると変形したり、ひび割れの部分を大きくしたりしてしまいます。費用を抑えようと自分で修理したのに、より被害が大きくなって高い修理代がかかってしまったというケースもあるのです。

安く抑えるためには、最初から業者に依頼して対応してもらった方が良いでしょう。

排水溝の水漏れを予防するには?

排水溝から水漏れして水道が使えなくなるととても不便です。不便な状態にならないためにも、水漏れを予防することが大切です。

定期的に掃除する
排水溝は定期的に掃除しておきましょう。自分が気づかないうちに、排水溝の中には汚れやゴミが溜まっていきます。汚れやゴミが溜まっていくと水の通り道がなくなって水漏れを引き起こす場合があるので、週に1回は掃除した方が良いでしょう。

おすすめはパイプクリーナーです。ホームセンターやドラッグストアなどでも気軽に手に入るアイテムで、値段もリーズナブルなのでお財布への負担は少ないです。

パイプクリーナーを排水溝にかけてお湯を流し、指定された時間おくだけなので面倒な手間もありません。たったこれだけで排水溝に詰まった汚れを溶かして取り除いてくれるので、定期的に使用してみると良いでしょう。

水回りに固形物をおかない
水周りに固形物をおかないようにしましょう。誤って排水管の中に固形物を落とすと、なかなか自分では取ることが難しいです。

水周りに固形物を落とさないためにも、周りにおかないようにしましょう。

定期的に部品をチェックする
定期的にナットが緩んでいないか、接続部分はしっかり密着されているかをチェックしておきましょう。もし部品が緩んでいたら、工具を使って締め直してあげてください。

まとめ

今回は水道管が詰まる原因や対処法、予防法などについてまとめていきました。排水溝はゴミや汚れが溜まりやすいので、定期的に掃除しておくことが大切です。

自分では「きれいだから大丈夫だろう」と思っていても、排水溝の中がどんな状態になっているかは判断できません。

気づかぬうちにゴミが蓄積して水漏れを起こす場合もあるので、定期的なチェックと掃除が重要なポイントです。

もし、水漏れが起きた場合は応急処置をしてすぐに業者に連絡しましょう。迅速に駆けつけて対応してくれるので安心ですよ。

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