おおさか水道職人

その他

リフォームによって起こりうる壁紙トラブルの原因とは？

2022.10.08

壁紙が汚れてきていたり、雰囲気を変えたかったりして壁紙の貼り替えを検討している方もいることでしょう。しかし、壁紙の貼り替えに置いてトラブルが発生することがあるようです。

そこで今回は壁紙トラブルが発生する原因、壁紙を貼り替えるときの注意点、壁紙リフォームの業者選びのポイント、壁紙リフォームの費用相場について詳しく解説します。壁紙リフォームを検討中の方は、トラブルを避けるためにぜひ参考にしましょう。

1 壁紙トラブルの原因
2 壁紙を貼り替えるときの注意点
3 壁紙リフォーム業者選びのポイント
4 壁紙リフォームに必要な費用相場
5 まとめ

壁紙トラブルの原因

壁紙の貼り替えで起こるトラブルとはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは壁紙トラブルが発生する原因について解説します。

下地の経年劣化
工事が終了した後に壁紙がぼこぼこの状態になっているならば、それは下地の経年劣化が考えられます。下地が経年劣化していると壁紙に反りが起こることがあります。

基本的には、工事に移る前の業者との打ち合わせの時に業者がチェックして状況の共有してもらいましょう。経年劣化した下地を補修したうえで壁紙貼りしてくれます。

下地状態が不安な場合には、後々のトラブルを防ぐためにこちらから業者に質問して状態の確認をすることをおすすめします。

職人のミス
実は壁紙を貼り替えた職人のミスが原因で壁紙の状態が悪くなっているのかもしれません。一般的にはあまりない事例ですが、職人とはいえ失敗することはあります。

しっかりと経験と知識を持った職人が丁寧に作業すればほぼ失敗することはないでしょう。このトラブルを避けるために最も大切なのは、信頼のできる業者かどうかです。

「値段だけを見て格安業者を選んだ」という場合、もしかすると経験が浅い業者であったり、質の低い職人を雇っている業者であったりする可能性があります。

自分でしっかりと業者を見定めることも非常に重要なポイントになります。

壁紙を貼り替えるときの注意点

壁紙を貼り替えるときに知っておきたい注意点があります。ここではそれらの注意点をご紹介します。

下地の状態を確認すること
壁紙の貼り替えは、「壁紙を貼り替えるだけ」と思っていないでしょうか。間違いではないですが、壁紙を貼る下地の状態に大きく左右されます。先述した壁紙トラブルに発展することもあるように、壁紙の状態をしっかりと確認しておくことがとても大切です。

下地に凹凸がなくきれいな状態であればそのまま壁紙を貼っても特に問題は起こらずきれいになるでしょう。

しかし、下地に凹凸があったりヒビが入っていたりと状態が悪い場合には業者と相談することをおすすめします。下地の状態によってはサンドペーパーなどを用いて平らにすることで、下地を綺麗な状態に回復することが可能です。

また、完成日まで時間がないような場合には下地の状態に関わらずそのまま壁紙を貼りつけることがあります。そのようなことにならないよう、あらかじめ余裕を持った工事日程を組んでもらうことも一つの手です。

古い壁紙の剥がしやすさ
壁紙を貼り替える際にはもちろん古い壁紙を剥がす作業が必要です。壁紙のよって剥がしやすさが異なり、それによって施工料金に差が生じることがあります。

壁紙が一気に綺麗にはがれるタイプとボロボロと少しずつ剥がれるタイプの2種類があります。一気に剥がれるタイプであれば予定通り作業を進められますが、一気に剥がれないタイプの場合、工事日程が延長となる可能性もあります。もしそうなると追加料金が請求されてしまうでしょう。

急に請求されてしまいトラブルに発展しかねないため、あらかじめ業者のとの話し合いで情報を共有してもらってください。

壁紙リフォーム業者選びのポイント

では壁紙リフォームを依頼する際にどのようなことに気を付けて業者を選ぶべきなのでしょうか。ここでは業者選びのポイントをご紹介します。

安いというだけで業者を決めない
工事費用が安いということに越したことはありません。しかし、安いからという理由だけで業者を選ぶことはやめましょう。もしもその業者が本当に良心的な業者で安い価格設定となっているなら、非常にラッキーで優良業者だといえます。しかし、それは結果論であり、依頼する段階ではそれを見極めることは大変です。安いには安いなりの理由があると考えたほうがよいでしょう。

例えば施工実績が少ない職人を雇っていたり、職人全体の知識レベルが低かったりする可能性があります。そうなれば壁紙を貼り替えた後にトラブルが発生する可能性が高くなります。

安いということだけで業者を選ぶことはやめましょう。

相見積もりをする
業者に依頼する前に見積もりを依頼するのは当然です。余裕があれば複数業者から見積もりを出してもらう相見積もりがおすすめです。

大まかな相場を把握できる点とお得な価格で施工してくれる業者を見つけやすくなる点がメリットです。

見積もりの際には提示された金額に加えて追加請求される可能性はあるのかないのか、もしあるならばどのような内容でいくらくらい請求の可能性があるのかまでしっかりと質問するようにしましょう。

質問に答えてくれない・曖昧にする業者には注意
見積りを依頼して請求内容の質問や、追加料金発生の可能性を質問しても曖昧な答えしか返ってこない場合や、話をそらされる場合には注意しましょう。真摯に質問に答えてくれないということは何かあるかもしれません。

悪質な業者で高額な追加請求がなされる可能性もあるため、そのような業者はおすすめできません。

施工実績や利用者の口コミを確認する
やはり安心材料となるのはその業者の実績や利用者の口コミです。一見とても丁寧そうな業者でも施工実績がなければ不安ですよね。数々の実績があり、利用者からの口コミも悪くなければ業者選びで失敗する確率は大きく下げられるでしょう。

壁紙リフォームに必要な費用相場

では壁紙リフォームする際にどのくらいの費用が必要となるのでしょうか。ここでは壁紙リフォームの費用相場をご紹介します。

壁紙リフォームの費用は、壁紙やクロスのグレード、貼り替える部屋のタイプ、部屋の面積によって変動します。

グレードはスタンダードとハイグレードの2つがあり、ハイグレードの方が防汚性や防臭性、吸放湿性に優れている特徴があります。さらに色や模様などのデザインも豊富でこだわりたい方にはおすすめです。また、汚れにくい環境であるリビング・寝室・和洋室はスタンダードで、汚れやすいキッチンはハイグレードなどと分ける方法もあります。

これらを考慮して、部屋の広さが4.5畳のときにはスタンダードで3.2～4.4万円、ハイグレードで4.0～6.4万円、6畳で4.5～5.4万円、5.6～9.0万円、8畳で5.4～6.3万円、6.7～10.8万円、10畳で6.4～7.7万円、8.0～12.8万円、12畳で7.0～8.4万円、8.7～14.0万円程度のようです。部屋が広くなるとスタンダードとハイグレードの差が大きくなる傾向にあります。

ここでご紹介した費用についてはあくまでも目安です。そのほかの状況によって価格は変動しますので、詳しくは各業者に問い合わせるようにしましょう。