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水のコラム

水漏れした床を放置した場合の二次被害とは?正しい後始末方法を知ろう

何らかの理由で水漏れし、床が水浸しになってしまった場合、重要なのは後始末です。
「まぁそのうち乾くだろう」と放置すると、思わぬ二次被害に悩まされてしまう可能性もあります。
考えられる二次被害と、それを防ぐための正しい水漏れ後始末方法を解説します。

床の水漏れが引き起こす二次被害とは?

水回り設備を使用している限り、無視できないのが水漏れリスクです。
「水栓の根本」や「シャワーヘッドの付け根」など、目に見える部分で水漏れしていれば、すぐに対処できるでしょう。

しかし実際には、水漏れする場所を自分で自由に選択することはできません。
床下や壁の中など、目には見えない部分で着実に水漏れ被害が進行してしまうケースも多くみられます。

床の水漏れに気付いたら、すぐに水漏れ箇所の修理と濡れた床の清掃作業を始めましょう。
修理については業者にお任せするのが一般的ですが、床の清掃については「できる限り自分でがんばろう」と考える方も少なくありません。
とはいえこの後処理方法を間違えると、思わぬ二次被害に悩まされてしまう可能性があります。

・例1「シロアリ」
木造住宅で非常に厄介な敵といえばシロアリです。
シロアリが好むのは、十分に湿気た木材。
水漏れトラブルに合い、十分に乾燥されないまま放置されたフローリングや家の土台は、シロアリにとって格好のエサです。

最初は少数のシロアリも、あっという間にその数を増やしていきます。
適切に駆除しなければ、いずれ家中の木材を食い尽くしてしまうでしょう。

・例2「カビ」
水漏れトラブルで発生した汚れや湿気は、カビの繁殖原因にもなります。
床下など、目に見えない部分で発生したカビは、知らないうちに健康被害をもたらしてしまうことも。
繁殖したカビは、悪臭やアレルギーだけではなく、感染症の原因になる可能性も指摘されています。

・例3「構造材の腐食」
水に濡れた木材は、腐食しやすいという特徴があります。
見た目は普通に見えても、中身がスカスカになっていたり、十分な強度を保てなくなったりする可能性も。
腐食した木材を修理するためには、該当部分の木材を新しい素材に交換するしかありません。
どの程度の大規模工事になるのかは、腐食が進んでいる範囲や場所によっても違ってくるでしょう。

【水漏れレベル別】正しい後始末方法とは?

水漏れ後の床の後始末方法は、「水漏れ被害がどの程度あったのか?」によっても違ってきます。
ぜひご自宅の状況に合わせて、正しい後始末方法を実践してみてください。

・水漏れ被害が小さかった場合
床の水漏れはあったものの、早期発見・早期対処が功を奏し、床下への影響を最小限に食い止められた場合の後始末は、自力でも十分に可能です。
まずはフローリングの水気をしっかりと拭き取りましょう。
その後窓を開けたりサーキュレーターを使ったりして、床全体をしっかりと乾燥させていきます。

水気がなくなったら、消毒用エタノールスプレーで床全体を拭いていきます。
水漏れ後にエタノールを使うのは、菌の繁殖を防ぐためです。
「少量の水漏れだったから…」と油断せずに、しっかりと作業しておきましょう。

・水漏れ被害が大きかった場合
水漏れ被害が大きく、床下まで水浸しになってしまったときは、自力での対処は難しくなります。
床のフローリング材を外して床下部分を露出させ、十分に乾燥させる必要があります。
この場合、水漏れ修理業者とは別に、乾燥除菌業者を手配しましょう。

水に濡れたフローリング材の交換を検討する場合は、リフォーム店に相談します。
少しでも不安な点があれば、このタイミングでフローリング交換を行うのがおすすめです。二次被害に不安を感じることもなく、快適な生活を取り戻せるでしょう。

加入している火災保険に「水ぬれ補償」がついていれば、フローリング修理費用も保険で賄えます。保険の適用条件についても、ぜひ慎重に確認してみてください。

集合住宅の場合の対処法

賃貸アパートや分譲マンションなど、共同住宅で水漏れした場合の対処法は、一戸建ての場合と少し異なります。
上階の床で水漏れトラブルが発生すれば、階下のお宅の天井に影響を与えかねません。
まずは漏れ出た水を最小限にとどめ、階下のお宅に何らかのトラブルが発生していないかどうかを確認しましょう。

賃貸住宅の場合は、水漏れが発生した旨を管理会社に伝えます。
業者を手配してもらえますし、今後の対処法について、詳しいアドバイスももらえるでしょう。
賃貸住宅の場合、物件の持ち主は大家さんです。
勝手に修理業者を手配して作業すると、後々トラブルになる可能性があります。

自宅の水漏れで階下の住人に損害を与えてしまった場合、火災保険で補償されます。
保険会社にも状況を伝え指示をもらいましょう。
できるだけ素早く、誠心誠意対応することが、トラブルを大きくしないためのコツです。

床の水漏れはできるだけ早く止めることが重要

床の水漏れトラブルが発生したとき、何より大切なのは、今よりも被害を広げないための工夫です。
水漏れに気付いたらまずは水道の元栓を閉めましょう。

その上で、水回りの修理のプロに依頼します。
できるだけ早期に正しい対処ができるかどうかで、後始末の難易度やコストも変わってくるでしょう。

大阪府で床の水漏れトラブルに遭遇してしまったら、おおさか水道職人にご連絡ください。24時間受付で365日スピーディーに対応しています。
ご自宅を訪問するのは、厳しい研修をクリアした自社スタッフのみです。
大東市や和泉市、東大阪市、富田林市、箕面市エリアからのご相談も大歓迎です。

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