洗面所のサビ汚れはどうする?発生しやすい場所と対処法を解説
水を使う機会も多い洗面所は、家の中でもサビが発生しやすい場所の一つです。
普段から注意すると共に、トラブルを発見した際には、できるだけ早急に対処するのがコツとなります。
洗面所の中で、特にサビに注意したい場所と、清掃や交換など、具体的な対処方法を紹介します。
目次
放置は危険!洗面所でサビに注意したい2つの場所
洗面所でサビに注意したい場所は、以下の2つです。
・洗面ボウル
・排水口部品
洗面ボウルは陶器製のものも多く、「サビない」というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?
確かに陶器そのものはサビませんが、サビたものの放置が原因で、サビが移るケースがあります。
これを「もらいサビ」と言います。
洗面所の洗面ボウル付近には、「水に濡れたヘアピン」など、サビが発生しやすいものが多くあります。
サビた小物を放置してしまうと、取り除いた後に、その部分だけが茶色くサビてしまうケースがあります。
もう一つ注意したいのが排水口内部の部品で、こちらは金属が使われています。常に水に触れているため、サビが発生しやすいという特徴があります。
設置から年数が経過した洗面台では、特にトラブルが発生しやすいので、十分に注意しましょう。
サビ汚れを放置すると、見た目が悪くなるだけではなく、素材にダメージを与えてしまいます。
汚れも徐々に頑固になり、落としにくくなるでしょう。
トラブルを発見したら、できるだけすぐに対処するのがおすすめです。
基本のサビの落とし方は?
サビ汚れ=落としにくいというイメージもありますが、初期段階であれば、比較的簡単に落とせます。
もらいサビであれば、汚れは表面に付着しているだけで、素材の奥にまで浸透しているわけではありません。
クレンザーを準備して、優しくなでるようにお手入れするだけで、ピカピカの状態に戻せるでしょう。
ラップをくしゃくしゃに丸めて使うと、より効果が高まります。
排水口の部品に発生したサビは、もらいサビよりもお手入れが難しくなります。
こちらは素材そのものに発生しているサビなので、クレンザーだけできれいにするのは難しいでしょう。
サビ取り用の専用洗剤を準備して、お手入れするのがおすすめです。ゴシゴシとこする必要はなく、洗剤を塗布した後に一定時間放置し、洗い流すだけで清掃作業を完了できます。
傷んだ部品にも、優しいお手入れを実践できます。
どちらの場合も、洗剤の使用方法をよく読んだ上で使用しましょう。
素材によっては使えないケースもあるので、十分に注意してください。
また専用洗剤を使ってもきれいにならない場合、お掃除のプロに依頼する方法もあります。
少しコストはかかりますが、効果は抜群です。
「サビ汚れにも対応してもらえるかどうか」「実績があるか」といった点を確認の上で、依頼先を検討しましょう。
排水口の部品は「交換」もおすすめ
設置から長い時間が経過し、サビが発生してしまった排水口部品は、思い切って「交換する」という方法もあります。
内部から浮き出たサビは、素材そのものが劣化している証拠でもあります。
苦労してきれいにしても、またすぐにサビてしまう可能性もありますし、経年劣化により破損すれば、本来の機能を果たさなくなってしまうでしょう。
サビの発生をチャンスと捉え、新たな部品に交換してみてください。
排水口部品はいたってシンプルな仕組みになっており、複雑な作業を行う必要はありません。
サビついた部品をスポッと取り外したら、新品の部品をはめ込むだけで大丈夫です。
部品にもサイズがあるので、適合するものを選択しましょう。
洗面台のメーカーや型番から、適合する専用部品を探すのが一番ですが、古い洗面台の場合は、すでに生産が終了しているケースも少なくありません。
この場合、取り外した古い部品のサイズを計測し、適合する部品を探して購入するのがおすすめです。
サビを発生させないためのポイント
洗面所でサビ汚れに悩まされないためのポイントは、日々の習慣にあります。
「金属+水」の組み合わせでサビが発生しやすくなりますから、この条件を満たさないように注意しましょう。
洗面ボウルにもらいサビを移しやすいのが、ヘアピンやかみそりです。
使い終わったアイテムを、ボウルの脇に放置するのは辞めましょう。
「またすぐに使うから」と思う場合は、専用のトレイを用意してそこに置くように習慣づけるのがおすすめです。
洗面ボウルを汚れから守れるでしょう。
排水口パーツは、その性質上「水に濡らさない」というのが難しいですが、定期的に水分をふき取ることで、サビが発生しづらい環境を作れます。
清掃作業と一緒に実践してみてはいかがでしょうか?
こまめに水をふき取っても、すぐにまたサビてしまう…という場合は、部品の素材が寿命を迎えているのかもしれません。
古い部品にこだわるのではなく、新しい部品に交換することで、日々のメンテナンスも楽になるでしょう。
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