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水のコラム

配管工事を考えるタイミングと費用相場を解説!業者選びのポイントも


水回りの配管工事は、リフォームを考えたときに工事業者から築年数に応じて提案され、初めて気にするのではないでしょうか。

赤茶色の水が出てきたり詰まりなどの不具合が出てきたりしなければ、どうしても放置してしまいがちです。

トイレやお風呂場、洗面所やキッチンと水回り全体のリフォームと配管工事を一緒に行うと費用は高額になります。

配管工事は何度も出来るものではありません。だからこそ、数社から見積もりを取って納得のいく工事内容にしましょう。本記事では、住宅の配管工事を考えるタイミングや工事費用と工期、費用を安く抑える方法などを解説します。

住宅の配管工事を考えるタイミング

配管の種類は住宅を建てた年代によって違います。築年数が経っている住宅の配管は金属管が多くなっています。鉄管や鉛管、銅管の耐久年数は20年ほどで、新規での使用は現在されていません。

ステンレス鋼管の耐久年数は30年~40年と耐食性、耐熱性共に優れています。環境にも優しい素材、耐久年数も半永久的だと注目されていますが、その分導入コストが高めです。また、現在主に使われているポリエチレン管の耐久年数も30年~40年と言われています。

金属管のほとんどがポリエチレン管・ステンレス鋼管と比べると寿命が短いです。

しかし配管の内部を見ることができないので、耐久年数が経過しても気にせず放置してしまいがちです。原価償却上、耐久年数は水道管の場合約40年とされていますが、配管の素材に加えて配管の継ぎ手としてのパッキンはそれよりも短い耐久年数になっています。

その他の症状として、金属管の場合はサビや腐食により赤茶色の水が出たり、金属の老朽化が進んでいたりします。

すると耐久年数よりも早めに対処する必要があります。配管の詰まりや老朽化、パッキンの緩みが原因で、水漏れが怒ってしまいます。

カビの繁殖などの二次災害にもなりかねないので、早急に対処しましょう。配管の詰まりや流れの悪さは、高圧洗浄で定期的にメンテナンスすることで一定の効果があります。
改善しない場合は新しい配管へ交換しましょう。

家の築年数が経ってくると、あらゆる点で不満が出てきます。全ての住宅設備のリフォームはコスト面においても難しいので、段階的にリフォームしていきましょう。また、水回りの工事をまとめて行うと工事費用を抑えることができます。

水回りのリフォームを考えた場合、築年数が20年以上経過している住宅は配管も一緒に交換するのがおすすめです。水回りパックというようなセットを提案しているリフォーム会社も多く、工事費用を抑えた価格の提示となっているので確認してみましょう。

住宅の配管工事にかかる費用と工期

水道管工事の場合、給水管1mを引き込むのに約1,5万円程度が目安ですが、水道本管から敷地内までの距離によって費用は変わります。費用相場は30万~50万円と言われています。

工事費用以外にも、給水申し込み納付金と各種手数料が必要になります。自治体によって給水管の口径が太くなるほど費用も高くなり、13mmで2~12万円、20mmで6~30万円となります。それに加え、分岐管理手数料や設計手数料などの各種手数料も必要です。相場は1件1,5万円ほどです。

屋内の配管工事は蛇口交換や水漏れなどがありますが、簡単な修繕であれば相場は3,000円~12,000円と言われています。元の水道管に原因があったり、部品交換だけで済まなかったりすれば費用もさらに高額になってきます。

配管工事の工期は配管の簡単な修繕だと数時間程度、交換の場合でも1日あれば対応できることが多いいです。配管の移動で壁や床の取り壊しが必要となった場合は、数日かかります。

新築住宅の場合は、水道工事の相場は給水管引き込み工事が30万円~50万円、屋内配管工事は10万円~20万円といわれています。しかし、敷地に面した道路に水道管が通ってない場合は、新しい水道管を引く工事が必要になります。そうすると別途負担費用が掛かるので注意しましょう。水道管の距離によっては100万円以上かかる場合もあります。

水道管の屋内配管工事のメリットは外気と直接触れないことです。冬期間の凍結の心配が少なくなり、外観がスッキリ見えます。また家に穴を明けないで施工できることから、家の耐久性を落とすことなく工事できる点もメリットです。

メリットの大きい工法な分、費用は高額になります。また戸建てと比べると、マンションは壁や床に配管が通っているケースがあるので費用が割高になります。

住宅の配管工事の費用を安く抑えるには?

住宅の配管工事を依頼するときに気になるのが費用面ですよね。

実は、安く抑えるコツがあります。住宅の配管工事をお願いする場合は、1社の見積もりではなく2~3か所の見積もりを同じ条件で提示して比較しましょう。あらかじめ相見積もりを伝えることで、各社の競争意識が働き、より良い交渉が期待できます。

緊急のときはとりあえず応急処置的に、配管の交換部分だけ原状回復しましょう。配管の老朽化が見られる場合、年数によっては水回りにダメージが出ている可能性が高いです。配管と水回りのリフォーム工事を同時に行うことで、トータルの費用を抑えることができます。

工事を検討する目安は、住宅の築年数が約20年以上たっているかどうかです。築年数が20年以上たっている場合は、水道管のリフォームや修繕を考えなければいけません。築年数の浅い住宅であれば、部品交換で済む可能性もあります。

工事業者からのアドバイスを受けて検討してみましょう。悪徳業者にしなくてもいい工事をされないように、指定工事店に認定されている業者を選んでください。

工事内容の説明をしっかり受けて、少しでも工事費用を安く抑えてもらいましょう。

住宅の配管工事を依頼する業者選びのポイント

住宅の配管工事をお願いする業者は、どのように選べば良いのか迷ってしまいますよね。
配管工事を依頼する場合、業者は水道局の指定工事店をお勧めします。

指定工事店は講習や資格試験を受けていて、一定以上の技量がある業者と言えます。水道工事業者には、指定給水装置工事業者の認定を受けている業者と無資格の業者がいるので注意しましょう。

また、どの段階の工事が可能なのか、工事内容の費用内訳や工期などを詳しく書面で出してくれるのか、工事後の保証期間が設定されているのかなども業者選びの大切なポイントです。

業者を選ぶ際は1社で決めず、複数社に見積もりを出してもらい、納得のいく業者を選びましょう。知識や実績、担当者との相性、信頼できる会社かどうかもとても大切です。

なお、水回りの工事は後日トラブルも発生しやすいのでアフターサービスも充実している会社かどうかもチェックしてください。中にはアフターサービスに追加料金がかかる業者も存在します。今はインターネットの口コミなど、あらゆる情報を見ることができるので参考にしましょう。

まとめ

ここまで住宅の配管工事を考えるタイミングや工事費用と工期、費用を安く抑える方法などを解説してきました。配管の種類によって寿命は異なります。

自宅の配管がどのタイプなの確認し、配管工事が必要かどうか考えましょう。また、リフォーム会社や水道工事業者は何社もあります。

水回りの工事は比較的高額になりがちで、何度も繰り返しリフォームできる場所ではありません。水回りは生活する上で欠かせない場所です。親切、丁寧は当たり前ですが、リフォーム工事後のアフターサービスも充実している業者を選びましょう。

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