おおさか水道職人

キッチン

今後の掃除を簡単に！キッチンの排水溝の汚れを防止する方法とは？

2021.12.06

キッチンの排水口は毎日使用するので汚れが顕著に現れます。放置すると嫌な匂いや害虫発生の要因ともなってしまいます。しかしキッチンは食材を扱うので常に衛生面には気を遣っていたいですよね。

本記事では、排水口が汚れてしまうメカニズムと掃除の方法、排水溝の汚れを予防するメンテナンス法を解説します。

1 そもそもキッチンの排水溝は何故汚れるの？
2 キッチンの排水溝の簡単な掃除方法
3 キッチンの排水溝の汚れを防止する方法
4 まとめ

そもそもキッチンの排水溝は何故汚れるの？

排水口の汚れの原因は主に「油」「水垢」「雑菌」の３つです。キッチンの排水口はそれらを流すことが多く、水分も豊富なので細菌やカビの繁殖に適した環境です。

食材のクズや食べカス、油汚れなどをそのままシンクに流すことがないようにゴミ受けネットなどを活用しましょう。また食器に残った食べカスや油汚れなどこまめにふき取るなど普段から心がけるようにしましょう。

調理工程や食材から出る油は、加熱されている間はサラサラの液体ですが、温度が下がると固まってシンクや排水口にへばりつきます。へばりついた油を放置していると、「ぬめり」になってしまいます。定期的に液体パイプクリーナーなどを使うことで、随分と汚れ方に差が出てきます。

また雑菌はカビの温床でもあるので、黒いぬめりが発生しやすくなります。排水口に生ゴミや洗剤カスなどを長い時間そのままにすると、汚れやぬめりが発生してそこから雑菌が繁殖します。そして強烈な臭いも発生します。

そして排水口の中に汚れがどんどん溜まり、排水溝の詰まりを引き起こして水の流れを塞ぎます。その詰まりはシンク下の水漏れなどの原因になり、単純な汚れがいずれキッチン全体へと広がっていきます。

ことを大きくしないためにもキッチンをこまめに清掃することが大切です。同時に「油」「水垢」「雑菌」という汚れの要因を解消し、衛生的で清潔な場を保てます。

キッチンの排水溝の簡単な掃除方法

排水溝の簡単な清掃法を紹介します。

まず一つ目は水廻り掃除の定番「重曹」を使うことです。重曹は酢やクエン酸と反応させると、炭酸ガスを発生させます。この炭酸ガスがこびり付いた油汚れを分解させ、落としやすくなります。

手順はまず重曹を排水層にまき、上から重曹の半分の量の酢またはクエン酸をまいて30分～１時間放置します。水よりもお湯の方がより洗浄効果が得られるので、40度～50度で洗い流します。この時発生する炭酸ガスは人体に影響はありませんが、分解した排水溝の臭いで気分が悪くなる恐れがあるので、換気を行いながら作業をしましょう。

次に「アルミホイル」も水垢をきれいに落とすことが出来て便利です。握りやすいサイズに丸め、やさしくシンクをこすることで水垢を落とせます。

そして「酢と食器洗剤」を混ぜて掃除すると排水溝はもちろん、シンクの水垢が落ちやすくなります。さらに酢とお湯を排水溝に流し込めば、悪臭の解消と抗菌効果も期待できます。

「液体パイプクリーナーやキッチンハイター、カビキラー」などの市販されているアイテムを使用するのも良いでしょう。ぬめりや汚れなどを簡単に落とすことが出来ます。汚れの具合を見て漬け置きする時間を加減し、しっかりと洗い流すことが大切です。この場合も換気を徹底して行うようにしてください。

キッチンをこまめに掃除して清潔を保つことで、汚れによる詰まりを防ぐことにつながります。