水道の配管工事費はいくらかかる?作業料金の目安を詳しく解説
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水道の配管工事費は、交換する配管の種類や長さ、設置場所、壁や床の解体範囲などによって大きく変わります。見えている配管の一部交換で済む場合と、住宅全体の配管を引き直す場合では、必要な作業も異なります。
また、配管工事を検討する時は、提示された金額だけでなく、材料代や内装の復旧費、廃材処分費などが含まれているかも確認しておくとよいでしょう。
この記事では、水道の配管工事にかかる作業費の目安や工事の種類、費用が高くなる条件、信頼できる水道修理業者を選ぶポイントについて紹介します。
目次
配管工事の費用の目安
配管工事の作業費は、配管の交換範囲や施工方法によって変動します。公開されている情報によって材料代や付帯作業の扱いが統一されていないため、ここでは作業費の目安として考えましょう。
給水管・給湯管の引き直し工事
住宅全体の給水管を引き直す場合は、350,000円程度が作業費の目安になります。給湯管全体の引き直しでは、280,000円程度を一つの基準として考えましょう。
給水管は水道メーターからトイレ、台所、浴室、洗面所や給湯器などへつながるため、給湯管より施工距離が長くなりやすい傾向があります。既存の配管を残して新しい経路へ露出配管する方法と、壁や床を開けて隠蔽配管する方法でも金額が変わります。
なお、一部分だけを引き直す工事であれば、施工距離や開口の有無に応じて金額を抑えられるケースもあります。
室内排水管の交換工事
台所や洗面所などにある室内排水管の部分交換は、1m程度の工事で50,000円程度が作業費の目安となります。交換する長さが増える場合は、配管の材料代や作業費も加算されます。
収納内など作業しやすい場所であれば、比較的少ない工程で交換できるでしょう。一方で、排水管が壁内や床下にある場合は、内装材の解体と復旧が必要になり、作業費が高くなる可能性があります。
屋外排水管の一部交換工事
屋外排水管の一部交換は、70,000円程度が作業費の目安です。
掘削する地面が土や砂利であれば、コンクリートやアスファルトより作業量を抑えやすくなります。ただし、配管の埋設位置が深い、木の根が入り込んでいる、排水マスまで破損している場合は、掘削範囲が広がることもあります。
舗装を解体した場合は、配管交換後の復旧作業も必要と考えましょう。
排水管の引き直し工事
住宅内外の排水管を広範囲に引き直す場合は、430,000円程度が作業費の目安になります。排水管は水を自然に流すための勾配を確保しなければならず、給水管より経路の自由度が低くなるでしょう。
実際には、修理箇所の状況や設備環境によって金額が変動し、現地確認後のお見積もりで確定されます。
当社サービスの料金体系は、サービス内容と料金ページよりご確認ください。
水道の配管工事の種類
水道の配管工事には、給水管・給湯管を新しい経路へ引き直す工事と、排水管の傷んだ部分を取り替える工事があります。配管の役割や施工場所によって、必要な資格や届出も異なるでしょう。
また、給水装置の新設・増設・改造・撤去・修繕では、水道局への届出が必要になるケースも見られます。
給水管・給湯管の引き直し工事
給水管は住宅内の各水栓や給湯器へ水を送り、給湯管は給湯器で温めたお湯を台所や浴室、洗面所などへ送る配管です。
配管の一部で水漏れが発生していても、他の箇所でも劣化が進んでいる場合は、新しい経路へ配管全体を引き直す方法が選ばれます。なお、古い配管をすべて撤去せず、使用を停止して新しい配管を露出させる施工方法もあるため、劣化状況や建物の構造に合わせて判断することが肝心です。
室内排水管の交換工事
室内排水管は、台所や洗面所、浴室、トイレなどで使用した水を屋外へ流す配管です。接合部のずれや経年劣化によるひび、腐食などがある場合は、傷んだ部分の交換を検討します。
排水管の破損箇所が収納内などに露出していれば、部分交換で対処できる可能性があります。ただし、壁内や床下にある場合は、水漏れ箇所を確認するための調査や開口作業が必要になるでしょう。
屋外排水管の一部交換工事
屋外排水管は、住宅内から出た排水を排水マスや公共下水道へ流す設備です。
地盤沈下や木の根の侵入、車両の荷重、経年劣化などにより、割れや勾配不良が起こる場合があります。しかし、一部分だけが破損している場合は、周囲を掘削して傷んだ配管を切り、新しい配管へ取り替えます。工事後は排水テストを行い、水漏れや逆勾配がないか確認しましょう。
排水管の引き直し工事
排水管の引き直し工事は、既存の経路を変更し、新しい排水管を設置する工事です。主に配管全体の劣化や勾配不足、たび重なるつまり、建物の増改築などを理由に工事が検討されます。
なお、排水管は適切な勾配を保ちながら、排水マスや下水道へつなげなければなりません。勾配が緩すぎると汚れが滞留しやすくなり、急すぎる場合も固形物が残る可能性があります。
特に水回りの位置を変更するリフォームでは、給水管と排水管の両方を引き直すケースもあるため、事前に配管経路を確認しておきましょう。
水道の配管工事が必要なケース
配管工事が必要かどうかは、築年数だけでなく、配管の材質や水漏れの発生頻度、赤い水などの症状を踏まえて判断しましょう。見えている部分だけを補修しても、別の場所で水漏れが再発する場合は、引き直しも選択肢の一つになります。
新築から年数が経過している
新築から長い年月が経過した住宅では、金属管の腐食や樹脂管の接合部の劣化が進んでいる可能性があります。過去に複数回の部分補修を行っている場合は、配管全体の状態を確認してみてください。
配管の材質がわからない場合は、建築図面や過去の工事記録を確認します。もし、記録がない時は、水道修理業者へ現地調査を依頼しましょう。
水回りで不具合が生じている
すべての蛇口を閉めても水道メーターが動く、壁や床が濡れる、水道料金が急に増えるといった症状がある場合は、配管からの水漏れが疑われます。加えて、赤い水や金属片が出る場合も、給水管の腐食が関係している可能性があります。
一部分の修理で済むのか、引き直しが必要なのかを確認し、複数の工事方法について説明を受けてから判断しましょう。
関連記事:配管工事を考えるタイミングと費用相場を解説!業者選びのポイントも
配管工事のトラブルがあった際の応急処置
配管から水漏れしている場合は、最初に水の使用を止めます。具体的な手順は以下の通りです。
- 手順① 水の使用を止め、止水栓または元栓を閉める
- 手順② 床や収納内へ広がった水をタオルや吸水シートで拭き取る
- 手順③ 電源コードやコンセントが濡れている場合は触れず、安全な場所へ移動する
- 手順④ 水漏れ箇所や濡れた範囲を写真に残す
- 手順⑤ 賃貸住宅では管理会社または大家へ連絡する
- 手順⑥ 水道修理業者へ止水の状況と発生箇所を伝える
また、排水管から汚水があふれている場合は、住宅内の排水設備を使用しないでください。露出した配管の小さなひびには補修テープで一時的に水の流出を抑える方法もありますが、根本的な修理にはなりません。
配管工事費が高くなるケース
配管工事費は、配管そのものの長さだけで決まるとは限りません。掘削や壁や床の解体、舗装復旧、交通誘導など、付帯作業が増えるほど高くなる傾向があります。
配管の移設や増設が必要な場合
台所や浴室などの位置を変更するリフォームでは、既存配管の交換だけでなく、新しい場所まで配管を延長します。水栓の増設では、分岐部品や止水栓の追加も必要になります。
なお、排水管を移設する場合は、必要な勾配を確保できる経路を選ばなければなりません。そのため、構造上の制約によって床を高くしたり、別の排水マスへ接続したりすると、工事範囲が広がる可能性があります。
敷地から本管までの距離が長い場合
道路の水道本管から敷地内へ給水管を引き込む工事では、本管までの距離が長いほど配管材料と掘削作業が増えます。道路舗装の復旧や交通規制が必要になるケースもあるでしょう。
当社ホームページでも、給水管の引き込み工事は、本管から敷地までの距離によって金額が変わると記載しています。
詳しくは、コラムページもご覧ください。
配管工事を考えるタイミングと費用相場を解説!業者選びのポイントも
配管の劣化や損傷が激しい
配管の劣化が広範囲に及んでいると、一部分だけの補修では再発を防ぎにくくなります。複数箇所の交換や配管全体の引き直しが必要になれば、作業費も高くなります。
そのため、お見積もりでは交換範囲を決めた根拠と、既存配管を残す箇所の状態についての説明を受けましょう。
地盤が固い
屋外配管の工事では、配管を埋設するために地面を掘削します。地盤が固い、コンクリートが厚い、岩や既存の基礎がある場合は、専用機器や追加の作業員が必要になるでしょう。
掘削後は、土や残材の処分、埋め戻し、地面の締め固めも行います。加えて、アスファルトやタイルなどを解体した場合は、仕上げ材の復旧費も確認してください。
夜間や休日にしか工事ができない
店舗や事業所などで営業時間外にしか作業できない場合は、夜間・休日の時間外料金が設定される可能性があります。
特に交通量の少ない時間帯に道路工事を行う場合は、照明や交通誘導員も必要になる場合も考えられます。しかし、すべての水道修理業者が同じ料金体系とは限りません。そのため、時間外料金や人員追加費、工事車両の費用などをお見積もりで確認しておきましょう。
水道の配管工事費を抑える方法
配管工事費を抑えるには、必要な工事範囲を明確にし、お見積もりの内訳を比較することがポイントです。安さだけで工事方法を決めず、再発の可能性や保証内容も確認しましょう。
複数の業者に見積もりを依頼する
緊急性が低い場合は、複数の水道修理業者へお見積もりを依頼しましょう。工事範囲や配管の材質、施工経路、内装復旧の有無など、同じ条件で比較します。
「配管工事一式」とだけ記載されたお見積もり書は、具体的に何が含まれているのか判断しにくくなります。材料代や作業費、申請費、廃材処分費、復旧費などの内訳を確認してください。
また、極端に低い金額の場合は、必要な工程が含まれていない可能性もあります。追加作業が発生する条件についても、契約前に聞いておくことが肝心です。
自治体の補助金や助成制度を活用する
自治体によっては、鉛製給水管の取り替えや耐震化などを対象とした助成制度があるため、活用してみるとよいでしょう。大阪市の鉛製給水管取替工事助成制度では、対象となる工事費の2分の1、上限200,000円まで助成されます。(令和8年6月時点)
なお、申請前に工事を始めると対象外になる制度もあります。お見積もりの段階で、水道修理業者へ利用可能な制度について尋ねてみてください。
本当に必要な工事なのかどうかを確認する
水漏れの原因がパッキンや接合部に限られる場合は、配管全体を引き直さずに済む可能性があります。反対に、配管全体が劣化しているのに部分修理を繰り返すと、結果的に支出が増える場合も考えられます。
部分補修や部分交換、全体の引き直しについて、それぞれの作業費と再発リスクを確認してください。管内カメラや水圧試験など、工事範囲を判断した根拠も聞いてみるとよいでしょう。
信頼できる水道修理業者を選ぶポイント
配管工事では、給水装置や公共下水道との接続を扱うことがあります。指定の有無、お見積もりの内容、施工後の対応を確認し、工事範囲に合う水道修理業者を選ぶことが肝心です。
水道局指定工事店かどうかを確認する
給水管の新設や改造などを依頼する際は、自治体から指定を受けた指定給水装置工事事業者か確認しましょう。
排水設備工事では、給水工事とは別の指定制度が設けられている場合があります。大阪市で公共下水道へ接続する排水設備工事を行う際は、市長が指定する排水設備工事施行業者へ依頼してみてください。
ただし、指定の有無だけで料金やサービス内容が決まるとは限りません。実際に依頼する配管工事へ対応しているかも確認する必要があります。
明確なお見積もりを提示してくれるかどうかを確認する
お見積もり書では、交換する配管の種類や口径、長さ、施工経路を確認します。あわせて、壁や床の解体、舗装の復旧、廃材処分、自治体への申請などが含まれているかも肝心です。
また、追加料金が発生する条件について、工事前に説明があるか確認してみてください。現場で別の劣化箇所が見つかった場合も、了承を得る前に追加作業へ進まない水道修理業者を選びましょう。
アフターサービスの有無を確認する
配管工事後には保証期間や保証対象、再点検時の料金を確認します。配管本体だけでなく、接合部や内装の復旧部分が保証対象になるかも把握しておくと安心です。
また、工事完了後は、各水栓の通水や排水状態、水道メーター、接合部の水漏れを一緒に確認します。不具合が再発した際の連絡窓口が明確な水道修理業者を選ぶと、工事後も相談しやすくなるはずです。
関連記事:水道局指定工事店の選び方・探し方!注意すべき業者の特徴
配管工事はおおさか水道職人にお任せください
水道の配管工事費は、交換する配管の長さや施工場所、掘削や内装復旧の有無によって変動します。まずは水漏れや排水不良の原因を確認し、部分補修と引き直しのどちらが適しているか判断することが欠かせません。
おおさか水道職人では、大阪府内で給水管や給湯管、排水管など、水回りのトラブルに関する対応が可能です。365日24時間、お問い合わせを受け付けております。現地で状態を確認したあと、作業内容とお見積もりを提示し、ご了承を得てから作業へ進みます。
配管から水漏れしている、何度修理しても再発する、引き直しが必要かわからない場合は、状況をお伝えのうえご相談ください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。





