お急ぎの方はこちら

水のコラム

洗濯機の排水口が掃除できない…!清掃のポイントを解説

洗濯機の排水口は他の箇所と異なり洗濯機の真下や狭いスペースにあることが多く、清掃を怠りがちです。

しかし、掃除をしないまま放置していると問題を起こすこともあります。

そこで、今回は洗濯機の清掃ポイントについて解説します。

洗濯機の排水口のタイプ

洗濯機の排水口にはタイプがあり、アパートや戸建など設置する住宅によって異なってきます。

清掃のやりやすさにも関係してくるので、自宅の排水口がどういった部類に入るのかチェックしてみてください。

防水パンつき

防水パンつきは、洗濯機の排水口の中でも主流となる種類です。

水漏れに備えて設置された防水パン内部に排水口が設置されており、主としてアパートによくみられるタイプといえます。

洗濯機を設置すると排水口部が見えなくなるケースもあり、清掃しづらいところが弱点です。

防水パンがついていない

床面にそのままつながっているのが防水パンのない種類です。

そのうち、下水臭が部屋内に侵入しないようにするための排水トラップがつくタイプとついていないタイプがあり、取り外せる排水トラップがついていれば、自力による清掃ができます。

ただ、排水トラップが排水口とつながっているまたは排水トラップがないケースは、素人だと点検がむずかしいので専門家に依頼するのがいいかもしれません。

戸建てタイプによくみられるので、当てはまる人は一回確かめてみてください。

洗濯機の排水口の取り外し法

排水口の種類によりけりですが、通常は上から順番に取り外せば問題ありません。

洗濯機の排水口清掃をしないと起こること

洗濯機の排水口の清掃を長い期間やらないと、蓄積したゴミが水流をブロックしてしまい詰まりが生じやすくなります。

くわえて、下水からの不快な臭いを放つ原因になるほか、行くところがなくなった水が、排水ホースに圧力をかけて水漏れを引き起こすこともあり得ます。

最悪の状況にならないために、こまめなお手入れが大切です。

とりわけ脱水している間に洗濯機の液晶画面に「排水エラーコード」が表示されたら、排水口が詰まっている可能性が高いです。

すぐに対処する必要があります。

洗濯機の排水口を自分で清掃する方法

洗濯機の排水口は自力でもスムーズに清掃できます。

面倒な場所ですが、これを機に綺麗にしておきましょう。

掃除の手順は以下の通りです。

清掃作業に取り組むときは、皮膚荒れを防止するためにもゴム手袋をつけて作業しましょう。

また、取りづらい汚れは用済み歯ブラシやバススポンジでこすり洗いをするといいです。

ちなみに、排水口の清掃は重曹を1カップふりかけた後、お湯1カップにクエン酸を小さじ2杯程度混ぜた合わせたものを上からかけるのも効果的です。

クエン酸の代わりに酢を使うのもいいでしょう。

嵩上げすると清掃が手軽に

次回の清掃を楽にするために、洗濯機の下部に隙間を作る嵩上げ台を置いておくのがおすすめです。

嵩上げすることで排水口や防水パンのところに手が行き届きやすくなります。

また、排水ホースが潰れにくくなる上、落とした物が取りやすくなったり振動を抑制できたりといった利点もあります。

よって、この機会に設置してみるのもいいでしょう。

洗濯機の排水口問題を防止するポイント

洗濯機の排水口に関わる問題は、日常の少しの工夫で防止できます。

衛生面をキープするためにも、家の洗濯機を長期的に使うためにも、下記のポイントに注意してみてください。

定期点検で汚れを除去する

排水口の清掃以外にも、洗濯槽清掃にプラスしてゴミ取り用ネットや糸くず用フィルターの点検もこまめに行いましょう。

そのまましておくと蓄積したゴミ汚れが排水口まで流れついてしまい詰まりのもとになるだけでなく、洗濯後の衣類の状態も悪化します。

いつも綺麗に維持するよう習慣づけることが重要です。

排水ホースを取り替える

排水ホースを取り替えるのも有効です。

一見すると清潔な印象でも中身は汚れが蓄積している場合がほとんどです。

詰まりの要因になりかねないでしょう。

また、排水口内部に汚れが流れついてしまうのを防止するためにも、2〜3年に1度は取り替えを考えるのがおすすめです。

風呂の残り湯の利用を控える

水道費を節約するために風呂の残り湯を使う人も少なくないでしょう。

しかし、残湯の中には皮脂汚れや毛、雑菌といった汚れが含まれており衛生面でもよくない上、これらは洗濯槽や排水口を汚し詰まりを引き起こす原因にもなります。

排水口の問題を防止したい場合は、できる限り新鮮な水を使うのが賢い方法です。

解消できない場合は専門家に依頼

ドラムタイプ洗濯機は防水パンとの空間があまりなく、排水口の清掃ができない場合もよくあります。

加えて、洗濯機を動かすのもひと手間です。

自力作業が難しいケースは、専門家に依頼するのもひとつの手段です。

素人作業よりも効果的に清潔な状態にしてくれます。

ちなみに、専門業者選びのポイントは複数社の見積もりを出すことです。

2〜3社で比較検討するのがベストです。

料金帯と作業内容を照合し、自分のニーズに適した1社を見つけてみてください。

洗濯機の排水口掃除でよくある疑問

洗濯機の排水口掃除でよくある疑問をまとめました。

洗濯機の排水口が汚れる原因とは

主として、洗濯物の糸クズやホコリ汚れ、洗剤の残りが蓄積することが原因です。

洗濯時に出される排水と同時に流れた洗濯物の糸クズ・ホコリ汚れ・毛・洗剤の残りが排水口内に溜まることで汚れが蓄積します。

これが原因で詰まりを引き起こす上、この汚れを養分として雑菌やカビが増殖して悪臭を発生させる場合もあるでしょう。

そのままにしておくと、状況は悪くなるばかりなので、定期的に清掃する必要があります。

洗濯機の排水口の清掃頻度はどの程度か

可能であれば、月に1度清掃するのがベストです。

しかし、手が行き届きづらい箇所にあるので、6ヶ月に1度を基準として意識してみるといいでしょう。

汚れの溜まりは排水口の詰まり問題だけでなく、水漏れや洗濯機本体の不具合に結びつく場合もあります。

洗濯機の排水口清掃に適した道具は?

「パイプユニッシュ」に代表されるパイプクリーナーが最適です。

市販購入できる「パイプユニッシュ」のようなパイプクリーナーを使うと、しつこい汚れも溶かして除去してくれるのでおすすめです。

洗濯機だけでなく台所や洗面台の排水口清掃にも利用できるので、家に余分に常備しておけば役立ちます。

加えて、頑固な汚れや嫌な臭いを除去するのに重曹とクエン酸も活用できるので、一回試してみましょう。

洗濯機の排水口の部品が外せない場合

マイナスドライバー類を使用してみてください。

汚れが溜まって排水口の部品が外れない場合は、マイナスドライバー類を使うのが最適です。

突き出た部分にマイナスドライバーを差し当てながら回せば、外しやすくなります。

洗濯機の排水ホースは取らずに清掃可能か

排水ホースを外せないときは、洗濯槽にお湯を低い位置まで溜めてからその部分に重曹を加えて溶かします。

そして、排水か普通コースで洗濯機を回すと効果的です。

ちなみに、排水ホースを強引に取り外すと水漏れやパーツの故障が起こることがあります。

無理に手を加えず、困難な場合は専門の業者に依頼するのがいいでしょう。

まとめ

この記事では、洗濯機の排水口清掃のポイントを解説してきました。

洗濯機の排水口は他の箇所に比べて触りづらい箇所にあるので、清掃しづらいのが特徴です。

排水口の清掃を怠ってしまうと、嫌な臭いを放ったり詰まりを引き起こして水漏れに発展したりするケースもあります。

普段から問題を起こさない工夫が必要なので、本記事でもご紹介した対処法を試してみてください。

水漏れ・修理に関するお問い合わせはこちら
« »

関連コラム

台所
トイレ
お風呂
キッチン
洗面所
いますぐお電話 0120-492-315 年中無休 24時間受付 お見積り無料