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水のコラム

洗濯機から水が出ない場合・溜まらない原因と対処法

洗濯機を使おうとしたときに水の出方に違和感があると故障を疑ってしまうでしょう。しかし、こういった不具合は別の可能性も考えられるのです。

特に多いのは洗濯機内部に汚れや異物が詰まり、そのせいで水が出ないなどがあります。この記事では、洗濯機の水の出に関する不具合に使える対処法と、洗濯機の寿命を延ばす方法について紹介します。

洗濯機から水が出ない場合の原因と対処法

洗濯機の水が出ない理由としては以下6つの原因が考えられます。

点検や断水のお知らせが来ていた
回覧板やチラシなどで告知している場合が多いですが、水道を点検したり、水道管工事するために断水したりして水が出ない可能性があります。この場合、ある程度時間を置いてから洗濯機を使うことで改善します。

蛇口・水道の元栓が閉まっている
直近で地震や停電などが起きた場合に、大きなトラブルを防ぐために元栓を閉め、そのままにしている可能性があります。まずは洗濯機周辺の蛇口や元栓が閉まっていないかを確認しましょう。

洗濯機の蓋が閉まっていない
洗濯機の機種によっては、洗濯機の蓋が開いていると水が出ない機能が搭載されていることがあります。洗剤や入浴剤を入れたときに蓋を開けたままにしていないかを確認してみましょう。

水道・給水ホースが凍っている
冬期になると水道や給水ホースが凍結することがあります。お住まいの地域を大寒波が襲った場合、その強い寒波によって凍結しているかもしれません。

自然に溶けるものですから、しばらく時間を置いてから再度洗濯機のスイッチを入れてみましょう。このとき、お湯などをかけて急速に溶かすのはやめましょう。ホースや水道管の故障につながります。

緊急止水弁が誤作動を起こしている
洗濯機には蛇口と洗濯機をつなぐホースがついていて、蛇口側には緊急止水弁と呼ばれる金具が取り付けられています。

この緊急止水弁が何らかの理由で作動し、水が止まっているかもしれません。対処法としては、水道の元栓を開閉し直したり、蛇口の水圧を下げたりして対応しましょう。

給水フィルターが異物によって詰まりを起こしている
給水フィルターにゴミや流れにくい異物などが詰まって、給水を止めている可能性もあります。

給水フィルターは緊急止水弁とは反対の洗濯機側に取り付けられています。給水フィルターをきれいにする場合は、あらかじめホース内の水をしっかりと抜いてから給水フィルターを清掃しましょう。このとき、洗濯機側にホースを入れると水浸しを回避できます。

洗濯機に水が溜まらない場合の原因と対処法

洗濯機が何らかの理由で水が溜まらない場合は3つの対処法を試してみましょう。

洗濯機の電源が切れている
洗濯機に水が溜まらない原因には、電源そのものが切れている、または入っていない可能性があります。洗濯機を掃除する際にコンセントを抜いたり、ブレーカーが落ちたことによって電源が使えなかったりすると洗濯機にも電源が入らないため使用できません。

また、洗濯機の脱水による振動で電源コードがコンセントから抜けかけていることもあります。水が溜まらない場合は、まず電源コードがしっかり刺さっているか、ブレーカーがオンになっているかを確認してみましょう。

排水弁に異常がある
洗濯機内側の排水弁が何らかの原因によって開いたままになり、水が溜まらなくなっていることも考えられます。

洗濯の際、排水弁に流れにくいものが詰まり正常に機能していない可能性があります。まずは排水弁の詰まりを確認するためにも蛇口を閉めて水が出ないようにし、コンセントを抜いてから確認しましょう。洗濯機内側に取り付けられているため、裏側のパネルを外してから確認してください。

排水モーターの故障
洗濯機には排水を制御するための排水モーターが設置されています。この排水モーターが故障した場合、排水弁が開いたままとなって水が溜まらなくなってしまいます。

モーターが壊れると異音がするため、誰でもすぐに故障だとわかりますが、排水モーターから異音がしないのに水が溜まらないのであれば洗濯機の不具合や故障が考えられます。

この場合、個人で修理することは不可能ですから、家電メーカーや家電量販店、洗濯機専門の出張修理業者へ問い合わせを行い、点検・修理を実施しましょう。

洗濯機の寿命を延ばすためには

洗濯機の使い方によっては、蓋に記載されている使用可能年数よりも長く使えます。洗濯機を買い替えるとなれば、大きな出費が発生するため、できることなら長く使い続けたいものです。

そこで現在お使いの洗濯機や新しく購入した洗濯機を、より長く使うためのコツについて解説します。

洗剤・柔軟剤の使用量を守る
洗濯機を上部に長く使い続けるコツとしては、洗剤や柔軟剤の用量をきちんと守ることです。洗剤や柔軟剤を入れ過ぎてしまうと、必要以上に泡立ち、排水口を詰まらせてしまう原因になります。

さらに、溶け残りができるなど汚れの原因になることもあるため、使用上の用量をきちんと守ることが大切です。

決められた量より多く入れて、汚れをしっかり除去したいと考えたり、香り付けするために柔軟剤を多く入れたりすることは、洗濯機に負担をかけてしまうことを理解しましょう。

大量の洗濯物を洗おうとしない
週に数回に分けて洗濯する方も多いでしょう。しかし、洗濯機は限られたキロ数までしか洗えず、記載されたキロ数以上の洗濯は、洗濯機に大きな負荷を掛けることになります。

理想としては、洗濯機の8割くらいまでの量が適量とされていますから、洗濯物の量に気を付けて使うよう心がけましょう。

定期的な清掃を心がける
洗濯機を購入してから洗濯機内部を掃除したことはありますか?実は洗濯槽の裏側は、目に見えないだけでカビや雑菌が多く繁殖しています。洗濯機を長く使い続けたい場合は、まず洗濯槽を掃除しましょう。

洗濯槽クリーナーは100均でも取り扱われていますから、月1回のペースで洗濯機内部の掃除も行うのが理想的です。

洗濯機の不具合が解消しない場合は?

洗濯機の不具合についての対処法を紹介しましたが、それでも解消しない場合は、洗濯機そのものが壊れている可能性があります。

洗濯機の修理は自分では行うことは不可能なので、まずは洗濯機の修理を専門に行う業者に点検・修理を依頼しましょう。

Google検索などで「洗濯機 故障 業者」と検索すると最寄りの事業者を確認できますから、まずはこの方法で事業者を探し、電話で問い合わせてみることをおすすめします。

まとめ

毎日使うことの多い洗濯機に水が出ないなどの不調が見られると、慌ててしまう方も多いです。しかし、本記事で紹介した対処法を取り入れることで、ほとんどの洗濯機の場合、正常に作動するようになります。

ただ、いくつかの対処法を取り入れたのに水が出ないなどの不具合が続く場合は、洗濯機そのものが故障している可能性があります。

この場合、自分で修理することはできませんから、最寄りの洗濯機を専門に修理する業者や家電メーカー、家電量販店に問い合わせましょう。

その際は、修理できない可能性も考慮し、洗濯機を買い替えなければならないことを視野に入れておくことが大切です。

毎日の暮らしに欠かせない洗濯機ですから、この機会に故障しない使い方を取り入れるよう心がけましょう。

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