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水のコラム

水道管が破裂した際の対処法!処置するときの注意点とは?

思いがけないタイミングで、水道管は破裂します。予兆があるケースも存在しますが、ほとんどの場合、急であることが多いです。

水道管が破裂すると、破裂個所にもよりますが家の中が水浸しになってしまったり、洗濯物が濡れてしまったりもします。そんなときに、対処法が分かっていれば心強いですよね。

そこでこの記事では、水道管が破裂した際の対処法をご紹介しましょう。

水道管が破裂する原因

水道が破裂してしまう原因はいくつかありますが、ここでは代表的な破裂の原因を解説しましょう。分かっていれば、あらかじめ手当のできる原因もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

■経年劣化による破裂は手当が可能
水道管も年月が経てば、経年劣化が起きてきます。水道管の耐用年数は、約40年と言われています。現在主に使用されているのは、ポリエチレン管・硬質塩化ビニール(塩ビ管)・鉄管(鋼管)ですが、どれも耐用年数は約40年が目安となるようです。

この年数を目安にすれば、家庭の水道管の劣化状況を把握することが可能になります。例えば、築50年の中古住宅を購入する際は、水道管の交換状況を調査することも重要となります。

もしも、全く交換していない場合だと耐用年数の目安を超えています。いつ破裂してもおかしくない状況にあるので、購入時に水道管の交換を行っておけば、破裂を防ぐことが可能です。

■水道管の凍結による破損
冷え込んだ早朝によくあるのが、凍結による水道管の破裂です。どうして凍結すると水道管が破裂するのかと言うと、水が凍ると体積が増えてしまうからです。

水道管いっぱいに水が通っているので、凍って体積が増えることで水道管を押し破ってしまうのです。破損時は水が凍っているので水漏れはありませんが、解凍していく内に段々と水が噴き出して破裂したしたことを察知することが多いです。

■地震による破裂
いきなり襲ってくる地震によって、水道管が破裂することがあります。地面に固定されていたり、壁に固定されていたりした水道管が、地震の揺れによって破裂する現象です。

地震の揺れでは直管部分より、特にパーツとの継ぎ目が破損するケースが多く見られます。

水道管が破裂した際の対処法

水道管が破裂したら当然ですが、水が吹き出てきます。周囲は確実に水浸しとなってしまいますが、まずは破裂部にタオルなどを当てて、吹き出る水の拡散を小さくします。

次に、家の外にある水道の元栓を閉めに行きます。元栓は、どんなタイプでも右に回せば締まりますので、とにかく動かなくなるまで右に回します。ここで、やっと吹き出る水を止めることが可能です。

■テーピングが可能な場合は水漏れ補修テープを巻く
破裂した場所がテーピング可能なら、水漏れ補修テープなどでテーピングします。テーピングした後に、少しずつ元栓を開けていき水漏れの状況を確認します。

破損部が小さければ、少しの間はテーピングで水漏れは抑えられます。その間に、修理業者に連絡して本格的に修理をしてもらいましょう。

■直ぐに修理業者に依頼する
屋内に配管されている水道管が破裂した際や、テーピングできない場所が破裂した場合は、元栓を閉めた状態で直ぐに修理業者に連絡をしましょう。

復旧しないと水を使えないため、生活に支障をきたしてしまいます。

水道管破裂に対処する際の注意点

水道管が破裂した際には、素早く専門業者に修理を依頼しなければいけません。仮に、補修テープで破裂個所をテーピングして、一時的に水漏れが止まったとしても水圧によって再び漏れ始めてきます。

専門業者に修理を依頼する際にも、注意すべき点がいくつかありますのでその注意点をお伝えしましょう。

■地元の水道工事専門の業者に依頼すること
水道管の破裂を修理するなら、水道専門の業者に依頼することをおすすめします。ネットでの「格安!」「業界最安値!」などの文言に惑わされて、よく分からない業者に依頼すると、トラブルを起こす可能性が高くなります。

法外な料金を請求されたり、修理箇所が直ぐに破損したりと、多くの修理被害を受ける可能性も。なので、水道管の破裂修理は地元の水道工事専門の業者に依頼しましょう。

地元の専門業者が分からない場合は、水道局指定業者の中から選べば大丈夫です。

■自分で修理するのはNGとなる
DIYに自信があり、「水道のパイプぐらい自分で交換できる」と思っていても、自分で材料を調達して修理するのはよくありません。

パッキンの交換・蛇口の交換・断熱材や保護材の張替えについては、無資格者でも修繕は可能です。だた、管工事になると有資格者が行うか、指示の元作業をして最終確認をしてもらわないといけません。

無資格者がDIY感覚で管工事を行うと、同じ個所が何度も水漏れする結果になる可能性が高くなります。

まとめ

水道管が破裂したら、まずは噴き出している水の拡散をタオルなどで押さえましょう。そして、素早く水道の元栓を閉めて修理を行います。

一時的な修理は、できる範囲で行っておく方がよいですが、本格的な修理は専門の業者に依頼することをおすすめします。水漏れは少しの隙間も、見逃してくれません。

何度も修理したり、その度に周囲がビショビショになったりするのは避けたいですよね。1回の修理で完全に直せるよう、プロに任せることをおすすめします。

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