おおさか水道職人

トイレ

トイレの水漏れはどこから？考えられる原因箇所と対処法を紹介

2021.08.07

1 トイレの水漏れに気付いたらまずすること
2 トイレの水漏れを放置するとどうなる？
3 トイレの水漏れが起こりやすい箇所は？
4 業者に依頼すべきケースは？
5 トイレの水漏れトラブルはおおさか水道職人までお電話ください

トイレの水漏れに気付いたらまずすること

トイレの床が濡れていることに気付いたら、まずは水漏れを疑う必要があります。
そのままだと水道代がどんどん高くなってしまうため、ひとまず止水栓を閉めて水の流れを止めましょう。

止水栓の場所はトイレによって異なりますが、床や壁に設置されている場合が多いです。
止水栓から給水管を通じてトイレタンクに接続されているはずなので確認してみてください。

タンクレストイレの場合は、止水栓が便器内に隠れる形で設置されていることもあるため、取り扱い説明書を見て調べてみるとよいでしょう。

止水栓には、ハンドル式、ドライバー式、内ネジ式があり、ハンドル式以外はドライバーなどの工具が必要になります。
いざという時に慌てることがないよう、どのタイプの止水栓なのか事前に把握しておくと安心です。

トイレの水漏れを放置するとどうなる？

トイレの水漏れを放置すれば、当然、無駄な水が流れ続けることになるため、水道代が高額になります。
たとえ、便器内でチョロチョロと水漏れしている程度であっても、その状態が長く続けば水道代は大幅に上がってしまうことになるでしょう。

また、トイレの床に水漏れしている場合は、床下への影響も心配です。
床下に入り込んだ水が原因で内部に湿気がたまり、カビや腐食を引き起こす原因になってしまいます。
そうなると、建物自体の寿命を縮めてしまうことにもつながるのです。

さらに、マンションやアパートなどの集合住宅では、下の階にも水漏れの影響が及んでしまいます。
ご近所トラブルに発展したり、高額な修理費用を負担しなければならなくなったりするため、十分注意してください。

トイレの水漏れが起こりやすい箇所は？

トイレの床が濡れているときに水漏れをチェックすべきなのは、以下のような箇所です。

・トイレタンク
タンクから水漏れが発生し、漏れた水が床に溜まっている可能性も考えられます。
タンクの外側や底をすみずみまでチェックし、水が伝った跡がないか確認してみましょう。

もし、タンクからの水漏れが疑われる場合は、タンクの蓋を開けて中の様子を見てみてください。
以下のような症状があれば、水漏れの原因になっている可能性が高いです。

・オーバーフロー管に亀裂が入ったり折れたりしている
・浮きゴムが劣化している
・ボールタップのダイヤフラムが故障している

また、手洗い管から水が出ない場合は、ホースが破けているか、フィルターに詰まりが生じている可能性があります。
その場合は、ホースを新しく交換したりフィルターのゴミを取り除いたりすれば水漏れも解消するはずです。

・接続部分
水漏れの原因が止水栓や給水管、排水管などのパイプ類や、タンクと便器の間などの接続部分にあることも考えられます。
この場合は、接続部分にあるナットやバルブが緩んでいるか、パッキンが劣化していることが原因の可能性が高いです。
締め直したりパッキンを交換したりすれば水漏れが解消されるため、まずは自分で作業してみる人も少なくありません。

・便器本体
便器本体にひび割れが発生し、そこから水漏れしている可能性もあります。
もちろん、便器はそう簡単にヒビが入るものではありませんが、何かを思い切りぶつけてしまったときなどに、その衝撃でひび割れが発生することもあるのです。
この場合は便器本体を交換することが望ましいため、業者に依頼する必要があります。

・便器と床の隙間
便器と床の隙間から水がにじみ出てきているようなら、床下にある排水管が破損している可能性が高いでしょう。
床を剥がして修理する必要があるため、自分では対処しきれません。
早めに業者へ連絡してください。

ただし、便器に発生した結露が原因で床が濡れていることも考えられます。
トイレの中と外の気温に差があると結露が発生しやすくなるため、慎重に確認しなければなりません。