台所でコバエが大量発生!対策法や予防方法は?
夏になると台所にコバエが大量発生して困っている人は多いです。
どこから入ってきたのか、何故増えているのかわからない人のために、コバエを減らす方法や発生するのを予防する方法を紹介します。
コバエの種類を確認
既にコバエが発生している場合、どの種類のコバエなのかを確認しましょう。
コバエの種類ごとに発生原因や対策が変わるため、種類を確認せずに対策を施しても無駄になる可能性が高いです。
・ショウジョウバエ
ショウジョウバエは生ゴミを食べるため、よく台所に発生するコバエです。
目が赤く、身体が黄色なのが特徴です。
体長は2mm程度で他のコバエに比べると寿命が長めなため、増えるのを防ぐとともに、既に発生している個体も駆除する必要があります。
・ノミバエ
ノミバエは体色が黒いコバエで、ショウジョウバエと同じく、生ゴミを食べるため台所に発生しやすいです。
後ろ足が長く、他のコバエに比べると丸いフォルムが特徴です。
動きが素早く、壁や床を走り回ります。
体長は2mm程度です。
・キノコバエ
キノコバエはショウジョウバエやノミバエとは違い生ゴミは食べません。
キノコのような真菌類や植物を食べるため、観葉植物を室内に置いている家庭に発生しやすいです。
他のコバエに比べると身体が細長く、体色は黒色で、体長は2mm程度です。
・チョウバエ
チョウバエは体長5mm程度と他のコバエに比べると大きめなのが特徴です。
食べ物ではなく油脂分のようなものを食べるため台所だけでなくお風呂やトイレなどでも発生し、便所バエとも呼ばれています。
羽が大きく、上から見るとハートのような形になっています。
コバエが大量発生すると何が問題?
コバエが大量発生したときにはさまざまな問題が発生します。
コバエが大量発生したときにどのような危険性があるかを把握して、被害に遭わないように注意しましょう。
・精神的な不快感
まず、コバエが飛び回っていることは大きなストレスになります。
蚊のように直接刺してくるようなコバエは日本にはいませんが、人の周りを飛び回るため気持ち悪く感じる人は多いです。
光に寄ってくる習性のあるコバエもいるため、パソコンやスマホを使っていると画面に飛んでくることもあります。
・食中毒の危険
コバエは腐った食材が好物なため、さまざまな雑菌を運ぶ可能性があります。
また、これから食べる食材や料理にコバエが卵を産み付けると、コバエを体内に入れてしまい、ハエ症になることもあります。
ハエ症になると腹痛や下痢などの症状が出るので、コバエが大量発生しているときはできるだけ食材を冷蔵庫の外に出さないようにしましょう。
コバエの発生を予防する方法
コバエは一度に大量の卵を産み、すぐに成長して成虫になるため発生するのを予防することが大切です。
また、コバエが発生した後でも、コバエを駆除しても次々と卵や幼虫が孵化して産卵するため、増えないように対策をする必要があります。
・頻繁にすべての排水口を掃除
排水口はキノコバエ以外のコバエが好む場所なため、気温が上がってきたら頻繁に掃除しましょう。
とくに食べカスや油はコバエの好物なため、ゴミ受けに汚れがたまらないよう心がけましょう。
・食品はすぐに処理
食べ終わった後の食器や空き缶などは放置しておくとコバエの餌になります。
とくに長期間放置すると発酵して臭いが強くなります。
汚れは必ず洗い流して、臭いが発生しないように注意しましょう。
・ゴミは小さな袋に入れて捨てる
生ゴミをゴミ箱に捨てる際に、そのまま捨てるのは厳禁です。
蓋つきのゴミ箱でもコバエは簡単に入り込むため、コバエが大量発生します。
コバエは成虫になるまでの日数も短いため、コバエが繁殖する場所は極力減らしましょう。
生ゴミを捨てる際は必ず小さなゴミ袋に入れて、口をよく縛ってゴミ箱の中に捨てます。
コバエはわずかなスキまでも入り込めるため、口を縛っても入り込まないとは限りません。
小まめにゴミを出して、家の中にできるだけゴミを溜めないようにしましょう。
・観葉植物の土にも注意
キノコバエが発生している場合は観葉植物の土が原因な可能性が高いです。
コバエが繁殖しにくい土に交換するのがおすすめです。
また、台所に観葉植物を置くのは避けましょう。
コバエを駆除する方法
コバエが繁殖しないように対策したら、成虫になっているコバエを駆除します。
・スプレーを使う
目の前に現れたコバエはスプレーで駆除するのがおすすめです。
台所で殺虫剤を使うのは抵抗がある方も多いと思いますが、食材に直接かけない限りは問題ありません。
殺虫剤以上にハエ症のリスクが高いため、ハエの駆除を優先しましょう。
・トラップを使う
コバエが大量に発生している場合1匹ずつ駆除しても限界があります。
ドラッグストアやホームセンターにさまざまなトラップが販売されているため、購入して使用しましょう。
コバエの種類によっては効果がないトラップもあるので、あらかじめどの種類のコバエが発生しているか調べる必要があります。
設備の故障が原因の場合は水道修理業者まで
コバエが発生している場合、排水管や排水パイプが破損している可能性もあります。
水回りのトラブルは水道修理業者まで相談しましょう。
おおさか水道職人は吹田市や枚方市、八尾市、三島郡、泉南郡、豊能郡、泉北郡、南河内郡などの大阪府内で地域密着型の水道修理業者として活動しています。
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