【水道管凍結予防】家庭で使える便利アイテム4つ
寒い冬の朝、水道管が凍結して水が出ない…となれば、困ってしまうもの。
忙しい朝に、イライラ・やきもきしてしまう方も多いのではないでしょうか?
凍結トラブルを起こさないためには、事前に予防策を講じておくのがベストです。
自宅で手軽に実践できる凍結予防対策に、役立つアイテム4つを紹介します。
「凍結や水道管破裂が予想されるけれど、何をどうしたらよいのかわからない!」という場合には、ぜひ参考にしてみてください。
発泡スチロール
特別な知識がなくても利用しやすい保温材と言えば、発泡スチロールがおすすめです。
非常に軽く、またはさみやカッターを使って、自分自身で手軽に加工可能なので、好きな場所、好きなタイミングで使用しやすいというメリットがあります。
発泡スチロールの使い方は簡単で、凍結が予想される場所を囲むように設置すればOKです。
ホームセンターを覗いてみると、水道管や蛇口部分にも設置しやすい発泡スチロール製品が数多く並んでいますから、ぜひチェックしてみてください。
ただし発泡スチロールを設置したからといって、「絶対に凍らない」というわけではありません。
凍結までの時間が長くなるため、簡単には凍結しない環境を作れます。
価格も安く、広い範囲を対策したい場合にもおすすめできるアイテムです。
保温テープ&蛇口カバー
保温テープは、露出している配管部分にぐるぐると巻き付けて使うタイプの保温材です。
ぐるぐると巻き付けることで簡単には剥がれず、低価格でも長期間使用できる保温アイテムとして人気を集めています。
ただし発泡スチロールと同じく、保温テープも熱源を持つわけではありません。露出した配管部分に「洋服」を着せて、厳しい寒さを和らげるためのアイテムと捉えてください。
保温テープを巻いて凍結予防対策をした場合、「テープで保護した配管部分は凍らなかったけれど、蛇口部分が凍ってしまって、結局水が使えなかった!」なんてケースも少なくありません。
こうした事態を防ぐためには、蛇口にかぶせて使う専用カバーを併用するのがおすすめです。
凍結対策としてだけではなく、雨や汚れから蛇口を守る効果も期待できます。
保温テープは厚みがあった方が保温効果は高まりますが、若干巻きにくく、素人には扱いづらい可能性も。
薄手のタイプをぐるぐると重ねるように貼り付けた方が、ムラなくきれいに仕上げられます。
保温テープを貼り付けたあと、表面を保護テープで覆っていけば、数年間そのまま使用できるでしょう。
「一度対策をしたら、できるだけ長持ちさせたい」と思う方は、ぜひこちらのアイテムの導入を検討してみてください。
凍結防止ヒーター
上2つが、「とにかく寒さから守る」というシンプルなアイテムであったのに対して、こちらは熱を発生するアイテムです。
配管を温めることで、より確実に凍結トラブルを予防してくれます。ヒーターを配管に沿って設置して使用するアイテムで、熱を発して凍結を防ぎます。
場所を選ばずに使用できる点が、非常に大きなメリットと言えるでしょう。
ただ、熱を発するために電力を使用するため、ある程度電気代がかかってしまいます。
凍結防止ヒーターにもさまざまな種類がありますので、以下の点に注意して自宅の環境に合ったものを購入しましょう。
・水道管の材質に適合したもの
凍結防止ヒーターの中には、「金属製の配管のみに使えるタイプ」と「硬質塩化ビニルの配管に使えるタイプ」があります。
金属製用のヒーターを、硬質塩化ビニル配管には使用できないので注意してください。
まずは自宅の配管の素材をチェックしておきましょう。
・ヒーターの長さがぴったりなもの
配管に沿って設置する凍結予防ヒーターですが、長ければ長いほど、消費電力は大きくなります。
また重ねて使用すると火災の危険があるため、適切な長さぴったりで用意する必要があります。
凍結予防ヒーターの売り場を覗いてみると、長さが細かく設定されています。
まず自宅の水栓にどう取り付けるのか、計画を立てた上で適切なアイテムを購入してください。
このほかにも、サーモスタット付きアイテムを選べば、配管の温度変化によって自動でスイッチをオン・オフできます。
多少価格は上がりますが、節電効果も期待できますから、ぜひ検討してみてください。
グラスウール保温筒
グラスウールは、住宅の断熱材としても使われている素材です。
筒形に成形されているので、配管に、すっぽりはめ込むように設置できます。凍結予防につながる仕組みとしては、発泡スチロールや保温テープと同様ですが、高い効果を期待できます。
切断や加工をしやすいという特徴がありますが、細かな部分にはプロの技術が必要です。
また若干価格が高い点も、デメリットの一つと言えるでしょう。
実際に凍結してしまったときはおおさか水道職人へどうぞ
大阪にお住まいの方が「水道管に凍結予防対策を施そう!」と考えるのは、実際に水道管凍結トラブルを経験したあとではないでしょうか?
凍結に悩まされる機会が少ないからこそ、つい油断してしまいがちです。
とはいえ、事前にしっかりと対策できていれば、いざというときでも慌てる必要はありません。
今回紹介した情報も参考にしながら、ぜひご検討ください。
「すでに凍結している水道管に困っている…」という場合は、おおさか水道職人が対応いたしますのでご安心ください。
大阪府内全域で、八尾市や泉佐野市、富田林市、池田市、摂津市、貝塚市などでも、数多くの凍結トラブルを解決しています。
凍結後の破裂や、ポタポタ水漏れも安心してお任せいただけます。
お電話一本で熟練の職人が現場に駆けつけますので、いざというときにご活用ください。