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水のコラム

エコキュートが温くなる原因は?長持ちさせる方法も紹介


エコキュートを使っていて、お湯の温度が温いと感じた場合はどのような原因が考えられるのでしょうか。
また、お湯の温度を改善する方法はあるのでしょうか。
 
夏場は多少お湯の温度が温くても問題はありませんが、冬の寒い時期や寒さを感じやすい季節の変わり目は、お湯の温度が温いと困ってしまいます。
 
今回は、エコキュートでお湯が温く感じる原因や、エコキュートを長持ちさせる方法についてご紹介します。
 

エコキュートが温いときに考えられる原因


エコキュートでお湯が温いと感じる理由には、以下のものが挙げられます。
 

  • 設定温度
  • 給湯のモード
  • タンク内の貯湯量
  • 配管トラブル
  • エコキュートの故障

 

設定温度

エコキュートのお湯が温いと感じるときに一番多いのが、設定温度です。
 
たとえば外気温が35℃で、エコキュートの設定を37℃としていた場合、少しだけ熱いと感じるかちょうど良いと感じていたとします。
しかし、外気温が30℃の日にエコキュートが37℃のままだと、お湯が温いと感じることがあるのです。
 
外気温によってエコキュートの設定温度を上げることで、適温のお湯を使えます。
 
また、蛇口のハンドルをお湯の方に向けることで、お湯の温度調整ができるタイプの蛇口もあります。
蛇口のタイプによっては、ボタンを押すことで40℃のラインを越えてお湯側にハンドルを回せます。
 
サーモスタット混合栓の場合、お湯と水を混合する兼ね合いで40℃までしか出ないため、給湯器の設定温度は50℃や60℃を推奨する注意書きが貼ってあるでしょう。
このときはこれに従うことで、お湯の温度を上げられます。
 
お湯の出しはじめだけ温いと感じるときは、配管内に残っている冷えたお湯が吐水されているため、少しの間だけ待てば適温になります。
 

給湯のモード

エコキュートはさまざまな設定や学習モードが備わっており、その中にはぬるく、節電、給湯優先といったモードもあります。
 
ぬるくモードを使うと、設定温度よりも1℃程度、低いお湯が吐水され、節電モードは外気温によってお湯の温度が変動することがあるのです。
 
エコキュートのお湯が温いと感じたときに、ぬるくモードや節電モードになっていたときは解除してください。
 
給湯優先モードはお風呂やキッチンなど、優先して給湯する場所を設定できるモードです。
給湯優先モードをお湯を使っている場所とは別の場所に設定しているときは、優先先の切り替えをしましょう。
 

タンク内の貯湯量

複数箇所でお湯を使うとタンク内の貯湯量が不足し、過熱が追い付かず、お湯が温くなってしまいます。
 
残湯量をリモコンで確認し、不足していると感じた場合には、沸騰や貯湯タンクの湯増しをしましょう。
湯切れ通知設定をオンにしていると湯切れ前にアラート音が鳴るので、湯切れ時の対応がしやすくなります。
 
また、同時に複数箇所でお湯を使うことを控えることで、貯湯タンクの湯切れは防げます。
 

配管トラブル

外気温で配管が冷えているときや、寒波の到来で配管が凍結したときなど、配管トラブルでお湯が温く感じることがあります。
配管トラブルは冬に多いトラブルと言えるでしょう。
 
配管が冷えると、エコキュートの中で温められたお湯は配管を通るときに冷えてしまいます。
また、配管が凍結した場合にはお湯が配管を通れなくなり、無理に配水をしようとすると配管が破裂することもあるのです。
 
エコキュートが凍結してしまったときは、凍結が自然に溶けるのを待つか、配管にタオルを巻いて、50度程度のぬるま湯をタオルの上からかけて溶かしましょう。
配管に直接ぬるま湯をかけると、配管が割れてしまう恐れがあるため、必ずタオルを巻いてください。
熱湯も同様に配管が割れてしまうため、手で触って熱すぎない温度に留めましょう。
 
エラーコードが出ているときは、リセットすることで配管トラブルが解消するケースもあります。
 

エコキュートの故障

エコキュートの寿命は約10年と言われています。
設置してから10年以上経過しているエコキュートは故障リスクが高まるのです。
 
エコキュートが故障すると、お湯の温度が上がらなくなったり、お湯が出なくなったり、異音が発生したり、エラーコードが表示されたりします。
 
エラーコードが出ているときはエラーコードが示す原因を確認し、対処してください。
エラーコードの内容やお湯が出ないときなどは、おおさか水道職人などの業者に点検や修理の依頼しましょう。
 
参考:よくあるご質問 機器の寿命はどの位ですか(エコキュート)┃DAIKIN
 

エコキュートのトラブルの対処


エコキュートのお湯の温度が上がらないというトラブルが起きたときは、おおさか水道職人に点検や修理をお任せくださいませ!
 
エコキュートのお湯の温度が上がらない原因は多岐に渡り、エコキュートが壊れていたという結論に帰結することも少なくはありません。
特に台風やゲリラ豪雨が多い夏場は、降雨量が増えてエコキュートの中に大量の雨水が入り込み、壊れてしまうケースがあるのです。
 
また、春に降る雹(ヒョウ)でエコキュートが壊れてしまうこともあります。
大阪府大阪市では、2021年4月19日の午後12時頃に晴天の中、急に大雨が降り、その後雹が降り始めるということがありました。
このときは気温も一気に下がり、春の装いだった人たちは寒さに凍えたのではないでしょうか。
春になり気温も上がってきたことで、配管の凍結対策を取れておらず、人間だけではなく配管も急な寒さでダメージを受けるということがあったのです。
 
エコキュートなどの給湯器設備や設置されている配管は、気温の変化や雨水に強い設計をしていますが、多すぎる雨水や急激な気温の変化に付いていけず損傷し、お湯の温度が上がらなくなることがあります。
このような場合、弊社にご依頼をいただければ、エコキュートを点検し修理や交換のご提案をいたします!
また、エコキュートの損傷原因についても真摯にご説明いたします。
 

エコキュートを長持ちさせる方法


エコキュートは、凍結防止や配管損傷の対策を施すこと、定期的なメンテナンスをすることで、故障を予防し、長持ちさせることができるでしょう。
 

凍結防止や配管損傷の対策

エコキュートのフルオート運転機能や、配管を保温材での保護、凍結防止ヒーターを活用することで、凍結対策ができ、冬場の寒波の到来だけではなく、急な気温の変化にも対応できます。
 
また、保温材には配管を保護する働きもあるため、夏場の日差しや紫外線、照り返しから受けるダメージにも対応できるでしょう。
 
エコキュートの脚部分がむき出しの場合、脚部分に化粧カバーを取り付けることで配管の保護や、落ち葉・砂利などの混入、凍結防止、動物によるいたずらを予防できます。
 
カラスや小動物などのいたずらでむき出しの配管がダメージを受けることは多く、脚部分の化粧カバーを設置することが望ましいのです。
 
エコキュートには寒冷地仕様のものもあります。
積雪地域や冬場の平均気温が10℃を切る地域にお住いの方は、寒冷地使用のエコキュートを設置することで、凍結対策につながります。

定期的なメンテナンス

エコキュートの配管につまりが起こっていないかの確認や、異音が起こっていないかの確認、異臭がしていないかの確認など、定期的に異常が発生していないかを調べましょう。
つまりが起こっているときは原因物質を取り除き、異音や異臭がしているときはおおさか水道職人などの業者に点検を依頼してください。
 
定期的なメンテナンスを実施すると、エコキュートが壊れる前にトラブルを発見し、改善が見込めます。
 
エコキュートが壊れてしまうとお湯の温度が上がらない以外にも、エコキュートのすべての機能を使えなくなります。
そうなるとエコキュートを交換するまで給湯器を使えず、お風呂も入れなくなってしまいます。
 
また、エコキュートは本体価格が高く、長持ちするとができれば費用の面でも負担を抑えられるでしょう。
 

まとめ

エコキュートのお湯の温度が上がらない原因はさまざまで、温度設定を見直すことや、給湯モードを変更することなどで解消することがあります。
 
しかし、エコキュートが壊れてしまっていることが原因の場合もあり、修理や交換に発展するケースもあります。
エコキュートの修理や交換は、おおさか水道職人にお任せくださいませ!
 
エコキュートを長持ちさせたい方は、定期的な点検や配管の保護などを施すことがおすすめです。

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