お風呂の詰まりの原因

お風呂を使った後や掃除の際に、水の流れが悪くなるトラブルは少なくありません。ひどくなると排水口から水が抜けず、ブクブクと溜まってしまうこともあります。

浴室の詰まりの原因は、排水口に溜まった水垢や皮脂汚れ、髪の毛などが関係していることが多いです。排水トラップに水垢や皮脂が溜まるとどんどん付着してヌメリも発生して、その結果水が流れにくくなります。そのせいで、嫌な臭いがすることもあります。

臭いの元となるのは、詰まり以外にもカビが原因となることも多いです。浴室はどうしても高温多湿になりがちです。カビは湿気を好むので、浴室に発生しやすくなります。カビを放置しておくと浴室が汚れるだけでなく、臭いのために気分が悪くなったり頭痛が起きたりすることもあるでしょう。またカビも詰まりや浴室設備の老朽化を進める要因となるので、予防することが大切です。

カビや水垢予防に欠かせない換気

カビや水垢は、ジメジメした場所を好みます。それゆえに、これらを防ぐには換気をすることが必須です。そもそも水垢は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラルが主成分になります。水分は蒸発しますがミネラルは蒸発せず、水垢になってしまうのです。

これを防ぐには、できる限り浴室から水滴をなくすことがポイントになります。通気と換気を良くすることで、水滴も乾きやすくなり湿気もなくなるので水垢やカビを予防できるというわけです。浴室換気扇や浴室乾燥機を上手に活用しましょう。

浴室に窓がある場合は、お風呂に入らない間は窓を開けて換気しておくことが大切です。入浴後にシャワーの水を撒いて、浴室全体の温度を下げるのも一つの方法です。こまめな掃除で浴室の水滴をしっかり拭き取ることも効果があります。

クエン酸の効果

水垢を落とすために自分でできる方法として、クエン酸を活用するのがおすすめです。まずクエン酸を水100mlに対して小さじ1の配分で、クエン酸水を作りましょう。出来上がったクエン酸水はスプレー容器に移せば使いやすいです。水垢のひどい箇所にクエン酸スプレーを吹き付けて、上からラップで押さえて数時間そのまま放置します。その後浴槽用スポンジで磨いて流せば、スッキリきれいに水垢がなくなります。

クエン酸スプレーは蛇口や排水口周りなど、さまざまな場所に使えて便利です。汚れがしつこい場所は、バスブラシでしっかり磨きたいものです。クエン酸スプレーを作り置きしておいて、こまめに掃除する習慣を付けましょう。

重曹を使った掃除

クエン酸と並び、水垢掃除に活躍するのが重曹です。皮脂汚れなどの酸性の汚れを落とすのに、重要は役に立ちます。まず作りたいのが、重曹ペーストです。重曹ペーストは、重曹3に対して水1の割合で練り合わせて作ります。出来上がった重曹ペーストを、皮脂汚れが気になる箇所に塗っていきます。サラサラ流れてしまうときは水が多過ぎるので、重曹を追加してドロッとしたペースト状にするのがポイントです。重曹ペーストは上から下へと流れ落ちてくるので、汚れが気になる上部にしっかり塗るようにしましょう。

また浴槽掃除においては、残り湯を活用することで水を無駄にしません。お風呂に入った後に、まだ湯が冷めていない状態でコップ一杯の重曹を湯舟に入れます。重曹が溶けたかどうかを確認します。

汚れを落としたい洗面器や子供のおもちゃ、お風呂の蓋やバス用の椅子なども一緒に湯舟に付けておくとすべて洗えて効率が良いです。そのまま一晩付け置きするだけで、きれいになります。最後はシャワーでスッキリ洗い流しましょう。

さらに排水口に関しては、重曹の上にクエン酸をかけるダブル効果で汚れを落とせます。ブラシで軽くこするだけで掃除ができて、手間がかかりません。カビ落としも、重曹と漂白剤が有効です。カビ取りペーストは、重曹2に対して酸素系漂白剤2を混ぜて作ります。この割合を覚えておけば便利です。

ひどい詰まりは専門業者へ

重曹やクエン酸を活用して浴槽掃除をしても、詰まりが直らない場合もあります。考えられるのは、排水口の奥深くで何かが詰まっていたり、配管自体が詰まってしまっていたりするケースです。状態がひどい場合は、自分でいろいろと試行錯誤してもプロでなければどうしようもできません。その場合は、水回りのトラブル専門業者に相談することが賢明です。

おおさか水道職人では、大阪市や堺市、岸和田市や泉佐野市など大阪府全般にて水回りのトラブル処置をしています。お風呂関係をはじめ、キッチンやトイレ、洗面所など水回りのことに関して何でも任せられて便利です。

水回りは毎日のように使う箇所であり、故障やトラブルを放置しておくと不便なものです。プロのスタッフが伺い、迅速丁寧に必要な対応をしていきます。水漏れや詰まりなどはひどくなる前に、おおさか水道職人までお気軽にお問い合わせください。