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トイレの増設は簡単？増設するメリットや問題点は？

2022.06.28

自宅のトイレの場所や使い勝手が悪く、トイレを増設したいと考えた経験はありませんか？浴室のそばや寝室の近くなど、要所にあれば便利なトイレ。また、小さい子どもや高齢者が多い家庭では、トイレの使いやすさで大幅にストレスが軽減されます。

さらに、二階建ての住まいで、片方のフロアにしかトイレが設置されていない場合、両フロアにあることで、トイレを待つことなく快適に使用できますね。では、トイレを増設するのでしょうか？

今回は、トイレを増設するメリットや問題点について解説します。

1 トイレを増設するメリット
2 トイレの増設はSFAポンプで簡単にできる
3 SFAポンプを使用したリフォーム期間と費用
4 まとめ

トイレを増設するメリット

トイレを増設するといっても、費用が気になったり、そもそも一つで充分なのではと感じる人もいるでしょう。そのため、トイレを増設することで得られるメリットがよくわからない人も少なくありません。では、どのような状況の場合に、トイレを増設するメリットがあるのでしょうか？

ここでは、トイレを増設するメリットについて解説します。

高齢者や身体が不自由な人がいる家庭
高齢者や身体が不自由な人が家庭にいる場合、トイレを増設することで快適に使用できるようになります。まず高齢者の場合ですが、高齢者は、寝る・起きるの動作が頻繁で、腰や下半身に大きな負担がかかります。

そのため、トイレの行き来や便座に座るだけでも一苦労することでしょう。また、トイレの広さや水を流すレバーの位置、トイレットペーパーを取る位置など、思うように手が届かず無駄な体力を消費してしまいます。

リビングや寝室など、メインの居住スペースにいることが多いため、そのような空間からトイレの距離が離れていると、とくに不便を感じるでしょう。

このほかにも、同居人が外出中で目が届かない時間帯に、トイレに向かう際に転倒してしまったら大変ですよね。そのため、目を離していても安全にトイレが使える距離に設置したいところです。

高齢者がいる場合のトイレの増設は、ただ増設するだけでなく、スロープなどがあると、より快適に使用できるでしょう。利便性を考えるだけでなく、ストレスなく使用できるかも考慮されたトイレを増設するのがポイントです。

身体が不自由な人がいる家庭では、松葉杖などのサポート器具をつけて生活していることを考慮して、空間が広いトイレを増設することで、快適に使用できるようになるでしょう。

高齢者と同様で、寝室やリビングなどのメインの居住スペースからトイレの場所が遠いと、その間で転倒したり、つまづいてしまう恐れがあります。

トイレが一つしかないことで不便に感じている家庭
基本的にトイレは、各家庭に1つ付いていますが、2階建て以上の家に住んでいる家庭では、各フロアに1つ付いているケースが見られます。しかし、複数のフロアがある家でトイレが1つしかついていない場合、トイレを使用するたびにわざわざ上り下りをしなければなりません。

2階建ての家では、2階に寝室、1階にトイレが設置されてあることがほとんどです。夜中に目が覚めてしまいトイレに行きたい場合、トイレの場所が遠いと、足音などの物音で寝ている人を起こしてしまうことでしょう。

これ以外にも、家族が多い場合は、朝や夜などの人が密集する時間帯に、トイレ待ちが発生してしまう可能性があります。1人あたり2分〜3分の使用でも、3人いれば約10分も待つことになってしまうので、ストレスや家族の不仲の原因になりかねません。

このように、家族の人数が多い場合は、同時に使用したいタイミングをずらすため、トイレを増設することで解消されるでしょう。

トイレの増設はSFAポンプで簡単にできる

トイレを増設することで得られるメリットは多いですが、実際に増設するとなると難しいのではないかと感じるかもしれません。

現在の家の構造のまま、未使用スペースに増設したり、家を新たに増設するという大掛かりな方法もありますが、SFAポンプという、手軽で簡単な方法があります。
SFAポンプを使用して増設することで、簡単に快適な空間が手に入るでしょう。では、具体的にSFAポンプとはどういった物なのでしょうか？

ここでは、SFAポンプの概要や実際に増設する方法について解説します。

SFAポンプの概要
SFAポンプとは、フランスのSFAという名の会社が作っている排水圧送ポンプのことを指しています。SFA社は、フランスで60年以上の歴史を持つ、老舗の衛生機器のリーディングメーカーになります。SFAポンプは、ポンプと排水マスをパイプで接続して水を流しているため、排水管が必要ありません。

SFAポンプは、小さなポンプユニットでもあるため、場所を取らず、床面への工事が必要なく排水を上に圧送してくれます。海外では、ライフスタイルの変化に応じて、トイレやバスルームなどを増設して使いやすくするのが一般的です。

使用されている例として、子どもの部屋やゲストの宿泊スペースの隣にSFAポンプを利用してリフォームしています。トイレの増設にかかる費用を抑えたい場合はもちろん、トイレに関するこだわりがなく、ただトイレを増設させたい場合は、SFAポンプを導入するとよいでしょう。

SFAポンプを使用してトイレを増設する方法
SFAポンプにもさまざまな種類がありますが、タンクレストイレを選択することで場所を取らずに、スタイリッシュに使用できるでしょう。このタンクレストイレを設置することで、節水効果が期待できます。

通常のトイレでは、1回の水洗で約13リットルもの水を消費しますが、タンクレストイレであれば、1回の水洗を5リットル弱に抑えることができます。

また、増設する際にはドアの形状についても考慮しておきましょう。トイレのドアは、引き戸か外開き戸がおすすめです。これが、内開きになってしまうと、トイレの出入りが不便になってしまうでしょう。

トイレの増設の際、外開き戸にすることで密閉性が生まれ、寝室や物音を抑えたい時に有効です。高齢者の使用頻度が多い場合は、安全面も考慮して、引き戸にすることで負担が軽減されるでしょう。