お風呂のドア掃除をラクにするには?効果的な掃除方法を解説
体の汚れを落とすとともに、リラックスする空間でもあるお風呂は、常に清潔を保っておきたいものです。
しかし、毎日入浴すると石けんやシャンプーの残りカスがドアに溜まってしまいやすく「どうにかしたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
当記事ではそんなお風呂のドア掃除にお悩みの方に向けて手順を紹介します。
日々のお風呂タイムをさらに楽しむためにも、ぜひ最後までご覧ください。
お風呂のドア掃除で準備するもの
毎日使うお風呂のドアは、汚れが溜まりやすい部分です。
ドア付近が汚れていると目立ちやすいため、こまめなお掃除がとても大切です。
ドア掃除でまず準備するグッズはクエン酸や歯ブラシ、割り箸、ゴム手袋の主に4つです。掃除方法によっては追加アイテムもありますので、手順に沿ってグッズを確認しましょう。
どれも日常で使うものですぐに集められます。もし家になければ100円均一ショップでも販売されているため、安く手に入るグッズです。
お風呂のドアにひどい汚れや黒カビが発生している場合には、カビ取り剤も合わせて用意しましょう。カビ取り剤もスーパーやホームセンターなどで購入できます。
お風呂のドア掃除の手順とコツ
ここでは汚れの度合いに合わせた掃除方法を紹介します。
自宅のお風呂ドアの汚れを確認してから、最適な掃除方法を選んで始めてください。
クエン酸を使った掃除方法 石けんなどの汚れが多いドアに最適
お風呂は湿気がたまりやすく、汚れがとても発生しやすい環境です。
日々の入浴タイムでは石けんやシャンプーを使って体を洗いますが、その流し残りがドアに付着しているかもしれません。ドアを確認して、もし白っぽいあるいは黒っぽい汚れがある場合、石けんなどが流れずに残ったものです。
これらの汚れをしっかり取り除いていきましょう。
まずクエン酸を用意します。スプレータイプのものがあれば、付着物に簡単に吹きかけられるので、全体的にクエン酸をつけます。
一通り吹きかけたら、30分から1時間程度放置して汚れにクエン酸が浸透するまで待ちましょう。その間も換気しながら待つことがポイントです。
時間が経ったら、歯ブラシなどを使って汚れをこすり落とします。
付着した汚れが落ちてきたら水で洗い流します。
ここまでがクエン酸を使ったドア掃除です。
石けんの残りカスや数カ所にカビが発生しているときには、クエン酸でしっかり洗い流すと良いでしょう。
カビ取り剤を使った掃除方法 頑固なカビは専用洗剤でしっかり落とす
お風呂のドアにカビが発生して落ちにくい場合には、カビ取り剤を使って掃除しましょう。
掃除の前にカビ取り剤は独特の匂いがありますし、密閉した空間で使うと人体に有毒となるため、必ず換気しながら行いましょう。
ドアに付着している汚れに向かって、カビ取り剤を吹きかけます。汚れに覆いかぶさる程度にカビ取り剤をかけていくのがポイントです。
その後に料理などで使うラップを用意して、吹きかけた箇所にパックします。こうすると、汚れにカビ取り剤が浸透しやすく落としやすくなるのです。
ラップをかけた後は30分程度放置しましょう。時間が経ち、ラップを取って水で汚れを落とします。
もし落ちなかった汚れがある箇所には歯ブラシなどを使ってこすり落とすとしっかり落とせます。すべての汚れが落ちていることを確認して、掃除は完了です。
もしラップがないときはティッシュやキッチンペーパーで代用できます。
お風呂のドアを清潔に保って掃除をラクにしよう
お風呂を快適に使うためにも、ドアの掃除はとても大切です。
また、常に清潔を心がけてこまめに掃除することで、大掃除などもラクになります。
ドアは湿気がたまりやすくカビも発生しやすい環境なので、日々のお手入れがとても大切です。ちょっとした工夫で清潔なドアを保つことができるでしょう。
ここでは簡単なカビ発生予防の方法を紹介します。
換気する
湿気の多い場所であるからこそ、換気はとても大切です。
できる限り通気性をよくしておくことで、カビは発生しにくくなります。
換気扇を回すか、窓を開けましょう。換気扇は24時間回しっぱなしにしておくとよいでしょう。お風呂場を乾いた状態にしておくのが、カビを発生させにくくするコツです。
50℃程度の湯をかける
日々の家事や仕事で、ドア掃除に取り組めない方におすすめなのはカビに熱湯をかけるお手入れ方法がおすすめです。
「忙しくて掃除できないけど、カビはなんとかしたい」そんな方はお風呂上がりのときに、カビに熱湯をかけましょう。カビは高熱に弱く、熱湯を浴びさせると繁殖を防げるのでとてもおすすめです。
ポイントは50℃以上にして1か所に90秒程度の間、お湯をかけることです。この方法で簡単にカビ退治が可能です。
カビ防止グッズを使う
できるだけ手間をかけずにドアに付着するカビを退治したいものです。
簡単にお掃除できるグッズとしてカビ取り剤やくん煙剤が最適です。当記事ではカビ取り剤を紹介しましたが、それ以外にもくん煙剤でカビ発生を予防できます。
くん煙剤とは、煙を発生させてカビの元となる菌を除去する方法です。くん煙剤に水などを入れて煙を起こし、あとは換気するだけでカビ予防できます。
ひどい汚れでお困りの方は、カビ取り剤に加えて上記を使用するとさらに清潔なお風呂へと変わります。
お風呂のドア掃除の注意点
お風呂のドアは常に清潔な状態を保つためにも、日頃のお手入れはとても大切です。
カビ取り剤を使えば汚れを落としやすくなりますが、いくつか注意点もあります。お掃除を安全に行うためにも、事前にその注意点を把握しましょう。
手袋やマスクを使用する
カビ取り剤を使用する際には、必ず手袋やマスクを着用しましょう。
作業中に直接肌に触れてしまったときには、すぐに水で落としてください。
目に入ると痛みが起きるかもしれません。その場合にはすぐに中断して病院やクリニックへ行き、診断を受けましょう。
窓を全開にして換気をする
繰り返しになりますが、とくにカビ取り剤や塩素系の洗剤を使用する際には、窓を全開にして掃除しましょう。
洗剤のなかには密閉した空間で使用すると人体に害があるものもあります。
窓がない場合には換気扇を使用し、なるべく短時間で掃除を終えるようにしましょう。
まとめ
今回は、お風呂のドアのお手入れや掃除方法を紹介しました。
お風呂は湿気がたまりやすく、カビが発生しやすい環境です。ドアの通気口から湿った空気が流れるため、汚れも付着しやすいのです。
しっかりお手入れしないとカビが発生しやすくなるため、クエン酸やカビ取り剤を使って掃除していきましょう。
清潔なドアを見ると、入浴も楽しくなります。お風呂のドアをはじめとして、清潔な浴室をキープしていきましょう。