トイレの壁紙選び、もう迷わない!色・デザインと機能性壁紙を解説
トイレの壁紙選び、どう選ぶべき?
トイレの壁紙に傷やシミなどが目立ってきたときや雰囲気を変えたいときは、壁紙を変更することで解決できます。
傷やシミがなくなるうえに雰囲気も変わるため、よりトイレを快適な空間にできるのです。ただ、トイレの壁紙の選び方がよくわからないという人も少なくありません。
お気に入りのデザインやカラーの壁紙を見つけ、全面に同じ壁紙を貼ることもいいですが、少しだけアレンジすることでよりおしゃれに見えることもあります。壁の1面だけアクセントとして柄つきの壁紙にするとモダンな雰囲気となるでしょう。
さまざまな壁紙があることから、つい迷ってしまいがちな壁紙選びですが、重要なのは
・デザインと機能性の両方を意識して選ぶ
・清潔感があり、圧迫感を与えにくい色や柄を選ぶ
ということです。
この2点を意識して選びましょう。
デザイン・カラーで選ぶ
トイレの壁紙には、たくさんのデザインやカラーがあります。
ここでは、それぞれのデザインやカラーの特徴や印象、おすすめの人について紹介します。
■無地の壁紙
一番の王道である無地の壁紙は、シンプルで落ち着きを演出でき、ホワイト系やベージュ系の色合いは、トイレの圧迫感を軽減し清潔感も与えてくれます。
そして無地の壁紙は、モノトーンや無地などのシンプルなものが好きな人やデザインやカラー選びで迷って決められないにおすすめです。
■花柄の壁紙
花柄の壁紙は、トイレ空間が上品な印象になります。
全面を花柄にするのに抵抗のある方は、1面のみ花柄の壁紙を貼りアクセントをつけることで、派手過ぎずおしゃれなトイレ空間に仕上げられます。
花柄の壁紙は、トイレ空間を上品な印象にしたい人や可愛くしたい人におすすめです。
■レンガ・タイル調の壁紙
レンガやタイル調の壁紙は、海外のおしゃれなカフェやレストランの印象を与えることができます。
レンガやタイル調の壁紙は、トイレ空間をアンティークな外国風の雰囲気にしたい人や遊び心を取り入れたい人におすすめです。
■木目調の壁紙
木目調の壁紙は、トイレ空間を温かみのある印象に仕上げます。
ナチュラルで柔らかい雰囲気を醸し出しぬくもりを感じられるでしょう。
木目調の壁紙は、トイレ空間を落ち着いた雰囲気で温かみのある雰囲気にしたい人や高級感を演出したい人におすすめです。
■ペンキ塗装
最後に紹介するのは、ペンキ塗装です。
塗装と聞くと高そうなイメージですが、実は壁紙を貼り変えるのと費用はほとんどかわりません。
DIYが趣味でトイレの雰囲気を自分で変えたい人におすすめです。
また、漆喰塗装という塗装があり、普通のペンキ塗装に比べやや費用が高くなるものの、その一方で消臭、調湿、防音などの効果が優れています。
機能性で選ぶ
トイレの壁紙をデザインやカラーで選ぶのもよいですが、何よりも機能性を重視したい人もいます。
そのため、デザインやカラーをあまり気にしない人や迷ってしまう人は機能性重視で壁紙を選ぶのもいいでしょう。
機能性壁紙とアクセント壁紙を組み合わせることでデザイン性に富んだおしゃれなトイレ空間に仕上げることもできるため、デザイン性だけでなく、機能性も重視したい人にもおすすめです。
トイレの機能性壁紙は、主に以下のようなものがあります。
■防汚機能
トイレの壁は、水はねなど汚れが付着しやすいです。
掃除をしようにもなかなか手が届きにくい場所もあるため、汚れが気になるという方は、防汚機能つきの壁紙がおすすめです。
防汚機能つきの壁紙は表面がラミネート加工されており、水分が浸透しにくく、汚れのふき取りも水拭きで手間がいりません。
掃除が簡単なだけでなく、抗菌機能で菌の繁殖を抑えるものも多いため、お子さんのいる家庭でも安心です。
■消臭機能
トイレでの悩みの上位に入るのが臭いでしょう。
エコカラットという消臭機能付きのタイルは有名ですが、実は消臭機能付きの壁紙もあります。消臭機能付きの壁紙、壁の表面に加工された消臭剤が、臭気ガスと化学反応と起こし臭いを吸着し消臭します。
トイレ環境により多少の違いはありますが、おおよそ5年~10年程効果が続くのです。その外には、光に反応して消臭効果を発揮する消臭機能付きの壁紙もあります。
さらに光であることから、効果は半永久的に続きます。
■調湿機能
トイレ内に湿気があると居心地の悪い空間になりますよね。
そこでトイレ内の湿度が気になり、湿度を調整したい場合は、調湿機能付きの壁紙がおすすめです。吸水性ポリマーを配合している壁紙を使用すれば、トイレ内の湿度に応じて吸湿及び放湿してくれます。
結露やカビの発生も抑制できるため、清潔感を保つためにも役立ちます。
トイレの壁紙変さらにかかる費用は?
DIYが得意な人や好きな人は、自分で壁紙を変更することもできます。
しかし、苦手な人や経験のない人は、業者に依頼した方が納得のいくものに仕上がるでしょう。
ここでは、トイレの壁紙変更をDIYと業者に依頼したときのそれぞれの費用について解説します。
■DIYの場合
DIYの場合は、壁紙かリメイクシートかを選択できます。
壁紙の場合は、7,000円程度(1平米500円~)、リメイクシートは、1,000円~3,000円程度のものが多くなっています。ただリメイクシートは100円ショップでも購入できるため、もっと安くすることも可能です。
壁紙を利用する場合は、のりやカッターナイフなど必要なものの費用を考慮しても、全体でおおよそ1~2万円で抑えるでしょう。
リメイクシートの場合は1万円以内に抑えられるはずです。
とくにデザインやカラーへのこだわりがなければ、リメイクシートを使えば安く壁紙を変更できます。
■業者に依頼した場合
業者に依頼した場合は、作業費も発生するため、おおよそ3万円~7万円必要になります。
平均すると、5万円前後と考えるのが妥当です。
まとめ
今回は、トイレの壁紙の貼り変え方法やデザインやカラーの特徴、機能性壁紙についてご紹介しました。
傷やシミで汚れる以外にも経年劣化により壁紙がダメになることもしばしばあります。
また、トイレの壁紙は水はねなどにより汚れやすく、湿気や臭いも気になりやすい空間です。とくにデザインやカラーにこだわりがない人は、DIYで変更するのがいいでしょう。
しかし、自分では変更したくない人やデザインにこだわりがある人は、専門業者へ依頼することをおすすめします。費用の差はありますが、きれいに仕上げてくれるからです。
また、業者に依頼した場合には、デザインやカラー、機能性なども幅広い壁紙を取り扱っていて、おしゃれな空間にできる壁紙が多いです。
消臭効果や調湿効果、防汚効果のある壁紙など種類が豊富にあるため、変更の際に確認してお気に入りの壁紙を見つけましょう。