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水のコラム

お風呂のリフォーム費用相場とは?安く抑える方法についても解説!


毎日使うお風呂はできるだけ気持ちよく入りたいですよね。
ただ長年使用しているとカビやサビ、ヒビや破損・膨れなどが目立ってきます。
機能の低下だけでなく衛生面の悪化などが目立ってくると、リフォームを検討する時期です。

しかしお風呂のリフォームは多額の費用がかかりますし、業者選びなど事前の準備が必要です。
そこで、この記事では風呂のリフォーム費用と安く抑える方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

お風呂のリフォーム費用相場

お風呂のリフォームは製品本体代金と工事代金、それに養生費用や諸経費がかかります。製品の本体価格は素材によって違ってきます。基本機能にオプションで機能を追加する場合は別途費用がかかります。

また工事代金はユニットバスからユニットバスに交換する場合と在来浴室からユニットバスに交換する場合で変わってきます。費用総額は50万円~150万円ほどで、工期は4日~1週間を見ておきましょう。

■製品代金
製品代金は素材によって違います。素材ごとの製品代金をまとめると、以下のようになります。
・FRP 15~25万円
・人工大理石(ポリエステル系) 20万円
・人工大理石(アクリル系) 50万円~ 70万円
・ホーロー素材 30万円~60万円
・ステンレスは10万円~25万円

FRP(強化繊維プラスチック)は耐久性や保温性が高く、軽量で価格が安いという特徴があります。また選べる種類が多く、また補修もしやすいので浴槽の素材としてよく使われています。

人工大理石は耐久性や耐熱性の高さが特徴で、ポリエステル系とアクリル系の2種類があります。

アクリル系はより光沢感や耐久性が高いです。金属製の表面にガラスでコーティングしたホーロー素材は、汚れが付きにくくカビが発生しにくいのが特徴です。

ステンレス製は傷がつきにくく、耐久性や保温性が高いのが特徴です。

■オプション費用
基本費用に加えて、オプションで機能を追加する場合はオプション費用がかかります。
・追い炊き機能 3~5万円
・浴室換気暖房乾燥機 7~10万円
・三枚引戸 7~9万円
・ジェットバスや肩湯機能 12~15万円
・残り湯利用機能 3~5万円
・手すりの取り付け 1本5,000~1万円
・浴室スピーカー付き 5~7万円
・浴室TV 12~14万円

■工事代金
工事代金はあくまでも目安ですが、以下のような内訳になります。
・古いユニットバスの解体費用 8~10万円
・洗面脱衣所の内装補修工事 3~5万円
・搬入出や養生費など仮設工事 1~3万円
・コンセントや照明、スイッチなどの電気工事 3~5万円
・配管工事 6~8万円
・新しいユニットバスの施工費用 8万円~10万円
・浴室と洗面所の間の壁の作り直し工事 3万円~5万円
・その他経費3~4万円
以上をまとめると、工事代金の合計は35万円から50万円ほどになる見込みです。

お風呂のリフォーム費用を安く抑える方法

ここまで説明したように、お風呂のリフォームには多額の費用がかかります。
それでも少しの工夫で費用を抑える方法がありますので、いくつかご紹介します。

■浴室塗装も検討する
浴室を長年使用していると色褪せや変色、カビやサビ、ヒビや破損・膨れなどが起こってきます。
浴室を塗装することでこれらの劣化を修復できますし、新しい塗膜に汚れがつきにくくなります。

浴室塗装は価格が安く、工期も短くて手軽に行えます。見た目は新品同様になり、手軽にデザインを変えたり、ヒビやカビなどを取り除いたりしたい方にはおすすめです。

注意点として、塗装を行うだけなので、浴室リフォームのように本体が新しくなるわけではないことを頭に入れておく必要があるでしょう。また、ホーロー素材やステンレス素材のように塗装しづらい素材もあります。

■メーカーではなくリフォーム会社にお願いする
製品メーカーにリフォームを依頼すると、工事のコストが上がります。工事費を安くしてくれるリフォーム会社を探してお願いしましょう。

地元のリフォーム会社は専任の営業マンやデザイナーを置かず、広告宣伝費もそれほどかけていません。無駄なコストが少ないのと価格競争が激しいので、安く依頼できる可能性があります。

しかしリフォーム会社によって質がまちまちなので、しっかりと選ぶ必要があるでしょう。

■複数の業者に見積もり依頼をする
工事費を安くできるリフォーム会社を選ぶためには、複数の業者に見積もり依頼して本体代金や工事代金の比較を行いましょう。
同じ工事を行う場合でも会社によって工事費が異なり、見積もり額が変わってきます。

■最小限の機能にする
浴室リフォームの費用は本体価格のグレードによって大きく違うので、費用を抑えるためには最小限の機能のものにしましょう。
また、断熱材入りの浴槽を選んだ場合は、追い炊き機能を付けないようにするなどの工夫も必要です。

■自治体の補助金を利用する
耐久性や耐震性を高めたり、省エネ性能を高める長期優良住宅化リフォームに該当したりすれば、補助金の対象になります。
その他にバリアフリーリフォームに該当する場合も補助金の対象です。補助金を受けて、高性能のリフォームを行うことができれば大変お得です。

■洗面所も一緒にリフォームを行う
浴室のリフォームを行う時は洗面所側の壁を取り壊して、再度作り直しを行います。
ユニットバスの交換と洗面所のリフォームを別々で行う場合に比べて、一緒に行えばこの作業が一度で済むため、およそ3万円から5万円の費用を削減できます。

お風呂のリフォームを行う際に意識するべきポイント

浴室のリフォームを行う時にまず考えることは浴室の種類やサイズ、換気対策や使い心地などを考慮する必要があります。

■浴室の種類はどっちか
浴室の種類は大きく分けて在来浴室とユニットバスタイプの2つがあります。
今の浴室の種類を確認して、これからは在来浴室とユニットバスタイプ、どちらの種類にするかを決める必要があります。

在来浴室は家を建てるときに浴室も仕上げる工法で、浴室のサイズや材質の自由度が高いですが、その分工事費用も高くなります。
ユニットバタイプは浴室の壁や床、天井や浴槽をセットで製造してそれを現場で組み立てる浴室で、継ぎ目のない構造になっているので水漏れリスクが少なく、工期が短く済むという特徴があります。

工期はユニットバスからユニットバスへのリフォームは3日から4日で、工事費用は25万円から35万円、在来浴室からユニットバスへのリフォームは4日から7日ほどかかり、工事費用は30万円から50万円です。

■浴室のサイズ
浴室の広さは1.2m×1.6m、1.6m×1.6m、1.6m×2.0m、1.8m×1.8mなどのサイズがあります。
バリアフリーの観点で考えると、出入り口のサイズを広めにして、浴槽は低くするといいでしょう。

■換気対策
浴室は湿度が高くカビや水垢、皮脂汚れや雑菌が発生しやすい場所です。設備の寿命を長く保ったり、衛生的に使用したりするためにも、換気はとても重要と言えるでしょう。
換気設備と小窓の両方を活用して、換気対策を行う必要があります。さらに、浴室と他の部屋の温度差を少なくすればカビの発生や結露を防げます。

■浴室の素材選び
浴室の素材は直接肌が触れ部分なので、肌触りのよいものや温熱感のあるものがおすすめです。
高齢者や小さい子どもがいる家庭では安全性の観点から、衝撃吸収性のあるものを選ぶのがとくに大事でしょう。

まとめ

今回はお風呂のリフォームを行う場合にかかる費用とできるだけ費用を安く抑える方法を解説しました。お風呂のリフォーム費用は製品本体代金と工事代金がかかります。そして基本機能にプラスしてオプションを追加する場合は別途費用がかかります。

製品本体代金は素材によって価格が違い、工事代金はユニットバスからユニットバスに交換する場合と在来浴室からユニットバスに交換する場合で変わってきます。

費用総額は50万円から150万円ほどで、工期は4日から1週間を見ておく必要があります。
リフォーム費用を安くする方法は、メーカーではなくリフォーム会社にお願いしたり、機能の重複を避けたり、補助金を利用する方法などがあります。また、浴室のサイズや素材、換気面も考慮する必要があるでしょう。この記事を参考にして、納得のいくリフォームをお値打ち価格で行ってください。

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