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トイレつまりが起こる原因と自分でできる対処法

トイレつまりが起こる原因と自分でできる対処法
「急にトイレがつまって流れない!」とお困りではありませんか?トイレは毎日利用するものなので、使えないとなると生活に支障をきたしてしまいます。

この記事では、トイレがつまる原因や、自分でできる対処法を解説します。トイレのつまりで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

トイレつまりが起きる原因

トイレがつまってしまう原因は、いくつか考えられます。ここではトイレのつまりが起きる原因を解説します。

■原因1:ポケットティッシュを使った
トイレにポケットティッシュを流してしまうと、つまる原因となります。

トイレットペーパー以外のティッシュペーパーは、基本的に水には溶けにくいです。そのため、排水管の中で固まってしまうケースがあります。

■原因2:大量のトイレットペーパーを一度に流した
トイレットペーパー以外の紙は、トイレに流れにくいです。

しかしトイレットペーパーであっても、一度で大量に流してしまうと、つまる原因となります。そのため、利用する量を調整したり、少しずつ流すことが大切です。

また、トイレクリーナーも一度にたくさん流すとつまる原因となることがあるため、注意が必要です。

■原因3:生理用ナプキンを流した
トイレで生理用ナプキンを交換しているときに、誤ってナプキンを便器に落として、そのまま流してしまう人もいます。ですが、ナプキンは水には溶けないため、つまりの原因となります。

もしナプキンを落としたなら、ビニール手袋などをして取り出して捨てるようにしましょう。

■原因4:トイレに流せるネコ砂
ネコ砂も最近では、トイレに流せる商品が多くなってきました。少量なら大丈夫ですが、一度に大量に流すのはNGです。

トイレに流せると言っても、少量を大便用の水で、数回に分けて流すのが基本です。また、ネコ砂とトイレットペーパーを一緒に流すと、トイレつまりの大きな原因になってしまいます。

■原因5:食べ残しを流す
カップ麺の汁や食べ残しなど、キッチンに流すと掃除が面倒なので、トイレに流す人もいます。

このようなことを実行している方は、たくさんいるでしょう。ですが、食べカスに残った油などが排水管で固まって、つまりの原因となるケースもあります。

■原因6:タンクの水の量を減らしていた
一時期流行った節約法ですが、トイレのタンク内にペットボトルを入れて、溜まる水の量を少なくする節約法を行っていませんか。

トイレのタンクの水の量は、適正に汚物を流す水の量が計算されています。水流も同様に計算されていますので、水を少なくすることで水流も弱くなり汚物もしっかり流れないで、排水管の途中で止まってしまう可能性があります。

日常的に繰り返されると、トイレがつまりやすくなる原因となります。

自分でできるトイレつまり解消法

ではもしもトイレがつまったら、どのようにつまりを解消すればよいのでしょう。ここでは、自分でもできる、トイレのつまり解消法を解説します。

まずは前準備として、以下の作業を行ってください。

・温水便座のコンセントを抜く
・トイレの止水栓を閉めて水が流れないようにする
・万一の場合に雑巾をたくさん用意しておく
・ゴム手袋をする
・ゴミ捨て用のビニール袋を用意する

この前準備が終わったら、これから紹介する方法を実践してトイレつまりを解消させましょう。

■その1:バケツとお湯で解決する(小便対応)
1:便器内の汚水をできるだけくみ出します
2:バケツに約50℃のお湯を用意します
3:高い位置から便器の排水部に直接お湯を注ぎます
※数回に分けて少量ずつ2~3回注ぐのがポイントです
4:1時間ほどそのまま放置します
5:再度バケツで多めの水を流し流れるか確認します
6:水が流れるようになったら完了です

■その2:重曹とお酢で解決する(小便対応)
1:便器内の汚水をできるだけくみ出します
2:重曹をカップ1/4程度、便器の排水部にふりかけます
3:5分程放置します
4:お酢をカップ1/2程度、便器の排水部に注ぎます
5:約50℃のお湯を注ぐと泡立ってきます
6:1時間程放置した後、バケツで高い位置から水を流します
7:きちんと流れていくようなら完了です

■その3:ペットボトルを使って解消する(小便対応)
1:便器内の汚水をできるだけくみ出します
2:500mlのペットボトルの下側をカットします
3:ゴム手袋をして、ペットボトルを排水口の奥まで差し込みます
4:ペットボトルの口を指で塞いだ状態で、押したり引いたりします
5:4の動作を繰り返すことで、つまりの原因が引き上げられて水に溶け解消します

■その4:ラバーカップを使って解消する(大便・小便対応)
ラバーカップ(吸引カップ)を使う方法で、大便時にトイレがつまったらこの方法がベストです。ホームセンターなどで、1,000円以内で購入できます。

購入時には、洋式トイレ用かどうか確かめてください(和式の場合は和式対応かどうか)ラバーカップを購入するときに、透明なビニールシートも一緒に購入しておきましょう。

1:汚水が飛散するのを防ぐために便器を、透明のビニールシートでカバーします
2:ラバーカップを便器の排水口に押し付けます
3:「押す⇒引く⇒押す」を繰り返します
4:成功ならラバーカップを排水口から外すと、溜まった水が流れていきます
5:最後にバケツで水を流して確認します

■その5:真空式パイプクリーナーを使って解消する(大便・小便対応)
真空式パイプクリーナーはラバーカップよりも、吸引力が強力です。カップの大きさにも種類があるので、トイレつまりの場合は大型サイズを選びましょう。ホームセンターなどで、2,000円ほどで購入できます。

1:汚水が飛散するのを防ぐため便器を、透明のビニールシートでカバーします
2:便器の中に入れる前に、空中でパイプクリーナーのハンドルを押しておきます
3:隙間ができないように排水口にカップを密着させて、ハンドルを勢いよく引きます
4:一度でつまりが取れない場合は、これを数回繰り返します
※ハンドルを押すときは、水の外に出してから行うようにします

トイレがつまったときは、これらの方法を試してみてください。ただし、自分で対処できないようだったら、迷わず修理業者へ相談することをおすすめします。

トイレつまりを放置する危険性

トイレのつまりを放置すると、便器から水や汚物があふれてしまう危険性があります。もし集合住宅だった場合、下の階にも水漏れを起こして賠償問題に発展する可能性も考えられます。

そのためトイレがつまる前の予兆を把握することが大切です。たとえば、トイレがつまりそうなときは、以下2つの現象が起こりやすいです。

・水を流したあとの水位が高い
・排水口からボコボコと音がする

この前兆が起きたらさきほど紹介した、トイレがつまったときの対処法を試しましょう。完全につまる前に、つまりかけているものに対応することが可能です。

まとめ

トイレがつまって逆流すると、大変なことになってしまいます。下の階に水漏れを起こし、最悪のケースでは賠償問題に発展しかねません。

そうならないためにも、流した後の水位が高くなる、ボコボコと音がするなどのトイレつまりの予兆は見逃さないようにしましょう。また、つまりの原因となる行為に心当たりのある方は、絶対に止めることを強くおすすめします。

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