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キッチンシンクで見かけるコバエ…その習性と対処法

キッチンで悩まされやすいトラブルの一つが、「コバエ」です。ぶんぶん飛んでいると煩わしく、またキッチンに欠かせない清潔感も、著しく損なわれてしまうでしょう。コバエ対策をしっかりと行うためには、まずコバエに関する基礎知識を身に付けることが大切です。コバエの種類やその生態、キッチンシンクで発生しやすい理由と共に、効果的な予防法を解説します。

キッチンシンクに多いコバエの種類

キッチンシンク周辺で、しつこく飛び交うコバエ。「しょっちゅう見かける小さな虫」という印象を抱いている方も多いでしょうが、実はこのコバエにも、さまざまな種類が存在しています。

・チョウバエ
・ショウジョウバエ
・ノミバエ
・キノコバエ

コバエ取り用のアイテムも数多く市販されていますが、種類が違えば、その習性も異なるもの。自宅で飛んでいるコバエの種類が何なのか、確かめた上で対策グッズを購入しましょう。

キッチン周辺で多く見かけるのは、ショウジョウバエやノミバエです。これらのコバエが好むのは、生ごみや腐ったもの。つまり、キッチンで日々発生する食べ残しや汚れが、コバエ発生の原因になっているのです。ショウジョウバエであれば、酢の臭いやアルコールの臭いに惹かれがちです。

食事後の食器をそのままにしていたり、飲んだあとの空き缶を放置したりすると、あっという間にコバエがわいてしまうでしょう。空き缶は、洗ったあとでも臭いが残っていますから、すぐに片付ける必要があります。

一方ノミバエは、腐敗した臭いや生ごみに惹かれがちです。コバエ取りとして注目されている「めんつゆトラップ」を作ると、ノミバエを多く捕らえられるでしょう。

コバエが発生する時期と理由

キッチンシンク周辺でコバエが発生しやすい理由は、日々蓄積する「汚れ」です。特に毎日の食事から発生する生ごみや汚れは、コバエにとっての大好物。1匹のコバエが大量の卵を産み、わずか10日で成虫へと成長していきます。成虫になったコバエがまた産卵をし、あっという間にその数を増やしていきます。キッチンシンク周辺に放置したままの汚れがあれば、非常に早いスピードで、コバエが増えていってしまうのです。

チョウバエの場合、1回あたりの産卵数は平均240個。成虫の寿命は約4~14日程度です。コバエが繁殖しやすいのは、以下の条件が整った時期となります。

・気温25~30℃
・湿度70%程度

コバエに注意したいのは、毎年4月から11月の時期。梅雨シーズンに入ると、爆発的に増えるケースが多いようです。特にこの時期は、徹底した汚れ除去を心がけましょう。

コバエ発生を防ぐための生活習慣4つ

「徹底した汚れ除去と言われても…具体的に何をどうすれば良いのかわからない」と感じている方に向けて、コバエ予防に役立つ生活習慣を4つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

・習慣1「三角コーナーは撤去する」
調理中に出た生ごみを置いておくのに、便利なのが三角コーナーです。しかし、専用コーナーを用意することで、かえって生ごみが露出している時間を長引かせてしまう可能性も。三角コーナーを撤去して、発生した生ごみはその都度処理するように心がけましょう。

三角コーナーから嫌な臭いが漂ってくる恐れもありませんし、見た目が気になる恐れもありません。水が切れる専用の袋でまとめたら、密閉してゴミ箱に捨てる方式を採用するのがおすすめです。

・習慣2「汚れたアイテムはすぐに洗おう」
キッチンシンクには、食事を済ませたあとの食器や飲み終わったジュースの缶など…汚れたアイテムが集まりがちです。「一定量溜まったら片付ける」という生活スタイルの方もいるでしょうが、コバエ対策には「こまめに片付ける」方法が有効です。

食器はすぐに洗い、水気を切って片付けましょう。コバエは、食器などに残った水気にも集まってきてしまうもの。洗ったあとの水気は、丁寧に拭き取っておくのがおすすめです。また、飲み終わったジュースやお酒の缶も、すぐに洗って乾かしておきましょう。1度すすいだだけでは、臭いが完全に取り除けないことも。乾かしたあとは、できるだけ早く袋に入れて口を閉じてください。

・習慣3「1日の終わりにはお湯を流そう」
1日使ったキッチンシンク。シンク内の汚れや排水溝奥の汚れを除去するために、1日の終わりにお湯を流すのが効果的です。お湯の温度は65~70度を意識してみてください。お湯を流すことで、排水溝内に留まりがちな頑固な汚れや油汚れも、すっきり除去しやすくなるでしょう。たとえコバエが卵を産み付けていても、そのままお湯で洗い流せます。

お湯の温度はできるだけ高い方が効果的ですが、キッチンで多く使われている塩ビ管の耐熱温度は、約60~70℃です。これ以上の温度にならないよう、気を付けて作業してください。

・習慣4「排水口掃除は3日に1度のペースで実践しよう」
ゴミ受けかごや排水トラップなどは、特に汚れが蓄積しやすい場所。コバエが発生しやすい時期は、3日に1度のペースでお手入れするのがおすすめです。外せるパーツを全て取り外したら、泡タイプのキッチンハイターを吹き付けましょう。一定時間置いたあとに、洗い流すだけなので非常に手軽です。臭い対策や詰まり対策にも効果が期待できるでしょう。

水回りの異変を察知したらおおさか水道職人が対応します

キッチンシンク周辺で悩まされるのは、コバエトラブルだけとは限りません。水漏れや詰まりなど、困った点があればおおさか水道職人にご相談ください。専門知識を有するスタッフが、スピーディーに対処いたします。

大阪府の中でも、豊中市や池田市、吹田市、貝塚市、摂津市、交野市、泉大津市、柏原市などは、おおさか水道職人が特に得意なエリアです。「しつこいコバエに悩まされているが、何が原因かわからない…」という場合も、ぜひお気軽にご相談ください。プロの目線で、水回りに何か問題が生じていないか、チェックいたします。

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