カビの原因について

お風呂に発生するカビは放っておくと、いつの間にか繁殖します。
カビの原因は湿気や汚れで間違いありません。
しかし、お風呂に発生するカビは2種類存在し、それぞれ掃除の仕方も異なります。

まず、赤カビはピンクヌメリとも呼ばれ、頻繁に発生します。
赤カビの原因はロドトルラという菌です。
根を張ることはないので、除去は比較的簡単です。

この菌は、せっけんカスや皮脂汚れなどが好物で、湿気が多く温かい場所に発生します。
赤カビは黒カビの原因になるので、可能な限り早く除去しましょう。

一方で、黒カビは根を深く張るため、簡単に除去することはできません。
原因は赤カビと同じようにせっけんカスや皮脂汚れ、赤カビも餌になります。
お風呂を使っていて手の届きやすい場所、水で流しやすい場所にはあまり発生しないですが、お風呂の天井や角、ゴムパッキンなどの手の届きにくい場所に発生します。

防カビ剤でカビの発生を防ぐ

毎日掃除を行って清潔にしていても、カビの原因はいろいろなところに潜んでいます。
そこでおすすめなのがお風呂の防カビ剤です。
薬局やホームセンターでお風呂用の防カビ剤は販売されています。
大体2ヶ月に1回の使用で、お風呂場全体を除菌してカビの発生を防いでくれます。

定期的に使用することでより効果は高まるので、カビのないお風呂を保ちたい方には特におすすめです。
薬品の種類により異なりますが、基本的に使用方法も簡単で、特に下準備なども必要ありません。
防カビ剤はカビ取りをする前でも使用でき、黒カビがこれ以上広がるのを防ぎます。

ただし黒カビ自体を落とす効果はないため、防カビ剤使用後に自分で掃除しましょう。
先に黒カビを落としてから使用するとより防カビ効果が高まります。
防カビ剤は煙でお風呂内を除菌するため、臭いが心配な方がいるかもしれません。
しかし銀イオン成分で除菌できる防カビ剤は、塩素系のきつい臭いがしないので安心です。

カビの掃除方法

お風呂のカビ掃除はカビキラーなどの塩素系漂白剤を使用すれば良いと思いがちですが、それは黒カビを落とす場合の方法です。
赤カビは塩素系漂白剤を吹きかけて流しても落ちません。
まず赤カビの掃除方法ですが、赤カビはヌメリがあるので流すだけでは落とせません。
スポンジなどでこすると簡単に落ちます。

ただし赤カビの原因は菌なので、除菌をしなければまたすぐに発生してしまいます。
スポンジで赤カビを落としたら必ず除菌を行いましょう。
塩素系漂白剤にはもちろん除菌効果があるので、除菌用に用いるのは正しい使用方法です。
アルコールスプレーを用いるのも簡単でおすすめです。
赤カビ掃除後には再発を防ぐために乾拭きを行うことが重要なので、アルコールスプレーを用いるとそのひと手間が省けます。

黒カビには塩素系漂白剤を使用します。
塩素系漂白剤は刺激が非常に強い薬剤です。
手肌や目をしっかり保護し、汚れてもいい洋服を着て作業しましょう。

また、閉めきった空間で行わず、換気のできる環境で行ってください。
根の深い黒カビを落とすためには、薬剤をしっかり染み込ませることが重要です。
赤カビの時のようにスポンジなどでこすっても黒カビは落ちませんが、先にカビ周辺のせっけんカスや汚れなどを落としておくというひと手間は、黒カビが落ちやすくなります。
黒カビまわりが乾いていることも重要です。

使用方法はそれぞれの薬剤によって異なりますが、基本的には黒カビ部分にかけて数分放置したら流すという方法です。
泡タイプは壁や隙間にかけると流れてしまうので、しっかり染み込ませたい場合はキッチンペーパーやティッシュペーパーに染み込ませて貼り付けておきましょう。

時間が経ったら薬剤を流して、黒カビが落ちているかどうか確認しましょう。
一度で黒カビが落ちなかった場合は、何度かこれを繰り返すことで落とせます。

天井の黒カビを落とす場合には、薬剤を天井に直接かけることはやめましょう。
すぐに薬剤がたれてきて、自分にかかってしまうこともあります。
天井のカビ取りを行いたい場合は、柄のついた道具の先に塩素系漂白剤を染み込ませた雑巾を巻き付けて、天井を拭きあげましょう。
これで数分おいて、今度は2回以上水拭きを行って薬剤を拭き取ります。

お風呂の水のトラブルはおおさか水道職人へご連絡ください

お風呂まわりは頻繁に利用するので、水のトラブルも生じやすいです。
定期的な掃除などでお手入れを行って、可能な限りトラブルを防ぎましょう。
しかし気付かないところで劣化などが進み、突然問題が起きることもあります。

おおさか水道職人は、東大阪市や高槻市、枚方市、泉大津市、柏原市、藤井寺市、泉南市などの主要地域だけでなく大阪府の全域で水のトラブルに対応しています。
水回りで悩み事がある方は、お気軽にお問い合わせください。