おおさか水道職人

気になる洗面所の詰まりを解消するにはどうすべき？

2021.08.19

洗面所は毎日使う場所です。快適な空間であって欲しいのは山々ですが、洗面台の水の流れがどうもよくない、なんだか変な臭いがする、そんな経験がある方も多いでしょう。少しなら我慢できるからといって、そのまま放置するのは得策ではありません。水回りのトラブルは、早期対応早期解決が基本です。

今回は洗面所トラブルの解決のヒントをまとめました。どなたにもお手軽に試していただける方法ばかりですので、ぜひお役立てください。

1 髪の毛が排水管に詰まったら
2 もし固形物を流してしまったら
3 ラバーカップがなくても詰まりは直せます
4 プロに依頼するものおすすめです
5 水回りのトラブルはおおさか水道職人まで

髪の毛が排水管に詰まったら

お風呂の排水口の蓋を開けたら、髪の毛がたくさん絡まってかたまりのようになっていた経験はありませんか？特に髪の毛が長い方は日常茶飯事かもしれません。しかし、同じことが洗面台でも起こっているとしたらどうでしょう。

洗面台の排水口はお風呂ほど大きくありませんので、詰まってしまうこともよくあります。目に入った髪の毛はつまんで捨てればよいのですが、気が付かないうちに流れていった髪の毛はどうしたらよいのでしょうか。排水口のお掃除は手間がかかりますし、あまり気持ちのよい作業ではありません。

そういった場合には洗面台の排水口にゴミガードを取り付けるだけで、普段のお掃除はとても楽になります。普段のお掃除はゴミガードに残ったゴミを取り除くだけなので、面倒くさがりの方でも大丈夫です。万が一、コンタクトレンズやピアスなどを排水口に落としてしまっても、ゴミガードがあればなくさずにすみます。

排水口のゴミガードは100円ショップなどで簡単にお買い求め可能です。洗って何度も使い回すタイプや使い捨てタイプなど、ご自分にあったタイプが見つかるでしょう。素材や色もさまざまなものが揃っているので、どの洗面台でも違和感なくお使いいただけます。

今まさに髪の毛が詰まってお困りの方も、心配ご無用です。ストローに何箇所かハサミで切り込みを入れたもので、排水口の中をかき回してみてください。あっという間に溜まった髪の毛がとれるはずです。もちろんパイプユニッシュなどの、液体パイプクリーナーを使ってもよいでしょう。長くおいたほうが汚れはよく落ちるような気がしますが、そのようなことはありません。ボトルに記載されている通りにお掃除してください。

もし固形物を流してしまったら

アクセサリーやヘアピンを誤って洗面台に落としてしまった経験がある方も多いでしょう。こういった場合、きちんと拾わないともったいないばかりか、洗面台の詰まりの原因になります。そのままにしておいてはいけません。目に見えるところにあれば指やピンセットで簡単に取れますが、奥の方にいってしまったらどうしたらよいのでしょうか。

見えないような奥に落ちてしまたった固形物は、洗面台の下のトラップに引っかかっていることがほとんどなので、トラップを外せば取り出せます。トラップを外す際は、水道の蛇口をきっちりと閉めておきます。蛇口を閉めてもまだ水滴がポタポタ垂れる場合は、止水栓もしっかり閉めましょう。そしてモンキーレンチを使って、トラップを外します。

トラップの中には水が溜まっているので、あらかじめバケツとタオルなどを用意しておくと安心です。トラップの中から落としたものを取り出したら、また元通りに取り付けましょう。取り付け方が甘いと、排水管とトラップのつなぎ目から水が漏れてしまうので気をつけてください。作業自体は難しいものではありませんが、うまくいかないと新たなトラブルの原因になることもあります。少しでも不安があれば、業者への依頼も検討してください。

ラバーカップがなくても詰まりは直せます

排水口やトイレの詰まりを直す道具がラバーカップ、通称スッポンです。あると何かと便利ですが、どこのご家庭にもいつもあるとは限りません。しかし、これも空いたペットボトルで代用できます。空のペットボトルの飲み口を下にして排水口に差し込み、そのまま何度か手でつぶすようにペットボトルを凹ませてください。このとき、ペットボトルの飲み口を排水口に隙間を作らないようにするのがポイントです。

数回繰り返したら、排水口からペットボトルを一気に引き抜きます。ゴボゴボという水が引く音がしたら成功です。うまくいくまで何度も繰り返しましょう。空のペットボトルでしたらどこにでもありますしお金もかからないので、ぜひお試しください。

プロに依頼するものおすすめです

ここまでご紹介した方法でも太刀打ちできないような詰まりは、専門業者でしか対応できない可能性があります。専門業者であれば、高圧洗浄機や一般の方はなかなか入手できない強力な薬剤を駆使して、詰まりを解消できるでしょう。確かに費用はかかりますが、あれこれ悩むよりプロに任せてしまったほうがよい場合もあるのです。トラブルを防ぐために、きちんと見積もりを出してもらって、ご納得した上で作業を依頼してください。