トイレで水漏れトラブルが発生した際に、「どうすれば良いのかわからない」と戸惑う方は多いものです。
まずは応急処置からスタートしましょう。応急処置の必要性から具体的な方法、応急処置後の対応まで、わかりやすくまとめます。今現在トイレの水漏れに悩まされている方も、いざという場面での対処法を学びたい方も、ぜひ参考にしてみてください。

「応急処置」の必要性とは？

トイレで水漏れトラブルが発生した際に、まず実施したいのが応急処置です。トイレは、常に水を溜めている場所。水漏れトラブルが発生しやすく、またさまざまなパターンが考えられます。どの場合でも共通するのは、水漏れを放置した場合、どんどん状況は悪化していくということです。これ以上被害を広げないために必要なのが、応急処置です。

応急処置は、水漏れ部分の本格的な修理・交換ではありません。難しい作業もありませんから、「水回りに関してあまり知識や技術がない」という方でも大丈夫です。修理・交換までは難しくても、初期段階で応急処置さえきちんとできていれば、その後の処理は格段に楽になるでしょう。

特にマンションやアパートなど、集合住宅にお住まいの方は、水漏れトラブルを放置すると、近隣トラブルの原因にもなります。階下のお宅に被害が及べば、損害賠償金を請求されてしまいますし、賃貸住宅の場合、原状回復費用を支払う必要もあるでしょう。水漏れに気付いた段階で問題を放置するのではなく、まずは簡単な応急処置を実践してみてください。

状況に合った応急処置方法を選ぼう

応急処置の方法は、状況によって異なります。自身が遭遇しているトラブル別に、正しい応急処置方法を実践することが大切です。状況別に、おすすめの応急処置方法を3つ紹介します。

・止水栓を閉める（元栓を閉める）
ほとんどのパターンの水漏れに対応できるのが、こちらの方法です。トイレの止水栓を閉めれば、水の供給はなくなります。これ以上、水が漏れ出すこともありません。トイレの止水栓は、床や壁から出る水栓金具付近に設置されています。

溝が入っている部品にマイナスドライバーを当てて、時計回りに回せば止水栓を閉められます。止水栓を見つけられない場合や、硬くて回せない場合は、水道の元栓を閉めましょう。止水栓を閉めた場合はトイレが、水道の元栓を閉めた場合は家中の水回り設備が使えなくなってしまいます。応急処置を終えたあと、素早く次の行動に移りましょう。

・水漏れ部分に補修テープを巻く
水漏れ部分がはっきりしていて、またごくわずかな水漏れの場合、自己癒着テープを貼ることで、応急処置できる可能性があります。いったん止水栓を閉めてから該当部分にテープを巻き、止水栓を開けて状況を確認してみてください。

うまく処置できていれば、トイレも使用可能です。ただしこちらの応急処置は、水漏れ発生箇所が「テープで補修できるところ」だった場合にのみ実践可能です。
冷静にチェックしてみてください。

・ヒビが入っている部分をパテで埋める
便器本体にヒビが入り、そこから水が漏れ出している場合、補修用のパテを使った応急処置が可能です。専用のパテを使い、便器のひび割れ部分を埋めていきましょう。コーキング剤でも対応可能です。パテやコーキング剤を正しく使えば、水漏れトラブルはいったん解消する可能性も高いでしょう。とはいえ、ひび割れた部分が直るわけではありませんし、こちらもあくまで一時しのぎです。ずっと使えるわけではありませんから、早めに次のステップを意識し、準備を整えていきましょう。

応急処置を終えたら本格的な修理・交換を検討しよう

応急処置で被害の拡大を食い止められたら、次はいよいよトラブルの原因を解決していきましょう。トイレの水漏れ修理の基本は、以下のとおりです。

・緩んでいるナットを締め直す
・問題が発生している部品を交換する
・部品のみの交換が難しい場合は、トイレ本体を交換する

ナットが緩んでいるだけなら、自力対処も難しくありません。一つひとつナットの状態を確認し、締め直していきましょう。部品交換の場合、どこに問題があって、どのような部品に交換すれば良いのか、自分で確かめる必要があります。自信がない場合は、応急処置を終えた段階で、プロの修理業者に依頼しましょう。万が一部品交換では対応できない場合でも、トイレ本体の交換についても相談に乗ってもらえるでしょう。

止水栓を閉めた状態で修理業者を呼ぶ場合、重要なのは「スピーディーに対応してくれる業者を選択する」ということです。補修テープやパテで応急処置している場合も、効果がいつまで続くかわかりませんから、できるだけ早めに業者の人を呼ぶことをおすすめします。

応急処置を終えたらおおさか水道職人にご連絡ください

おおさか水道職人は、トイレの水漏れトラブルにもスピーディーに対応する修理業者です。「補修テープやパテの使い方がよくわからない…」という場合でも大丈夫です。水漏れに気付いたタイミングで止水栓を閉め、お電話いただければ、現場に急行してトラブルを解決いたします。トイレを使えない時間が、できるだけ短くなるよう努力しています。

おおさか水道職人では、八尾市や泉佐野市、富田林市、箕面市、門真市、大東市など、幅広いエリアで迅速にトラブルを解決いたします。大阪府内で、トイレの水漏れトラブルや便器奥での異物詰まりトラブルなどに悩まされたときは、まずは一度お電話ください。