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水のコラム

キッチンシンクの破損に悩まされやすいのは?素材別注意点を解説

一昔前までは、キッチンシンクと言えばステンレスで作られたものが一般的でした。しかし今、キッチンの雰囲気や求める機能によって、さまざまな素材から好みのものを選べるようになってきています。このような状況だからこそ、気になるのが「台所シンクに使われている素材の中で、破損しやすいのはどれだろう?」という点です。キッチンシンクの素材の種類や、シンクの破損による影響についてまとめて紹介します。

キッチンシンクの種類とは?

キッチンシンクに使われる素材としては、以下のようなものがあります。

・ステンレス
・人工大理石
・人造大理石
・ホーロー

古くから、シンク素材にステンレスが使われてきたのは、サビに強くメンテナンスも楽だからです。たとえば、シンクに重い食器を落としてしまったときでも、ステンレスにヒビが入ったり割れたりするリスクは低いと言えるでしょう。

人工大理石は、樹脂を固めて大理石のように見せた素材です。アクリル系とポリエステル系があり、アクリル系の方が、衝撃に強いという特徴があります。カラーバリエーションも豊富で、好みの雰囲気を作りやすいでしょう。

人工大理石と似ている人造大理石は、細かく砕いた大理石を、人工的に固めたもの。本物の大理石が使われていることで、高級感のある雰囲気を楽しめます。ホーローは金属の表面にガラス質のコーティングを施した素材です。耐久性や耐熱性に優れていて、滑らかな質感の見た目も人気です。

キッチンシンクが破損するとどうなる?

キッチンシンクが破損して穴が開いたりヒビが入ったりすると、そこからシンク下に水が漏れ出してしまいます。一般的な家庭用キッチンでは、シンク下は収納になっているケースが多いもの。シンクから水が漏れ出せば、シンク下収納の内部が水浸しになってしまうでしょう。破損部位がごく小さく、漏れ出す量の水がそれほど多くない場合、カビや湿気による二次被害が広がるまで、水漏れトラブルに気付かない可能性もあります。

破損部位が大きく、大量の水が漏れ出している場合、キッチン床まで水浸しになってしまうようなケースもあります。キッチン床が汚水で水浸しになれば、床下にまで影響が及んでしまいますし、マンションやアパートでは、階下のお宅の天井から水が漏れ出してしまうこともあるでしょう。その影響は非常に大きく、トラブルの早期発見・早期対処が重要なポイントとなります。

シンク素材で水漏れに注意したいのは?

シンクにはさまざまな素材がありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。「絶対に破損しないシンク」というのは存在しないので、それぞれの特性を知った上で、破損させないよう、適切に扱うことが重要です。

耐久性や耐衝撃性に優れたステンレスシンクですが、長期間汚れを放置したり、経年劣化が進んだりすると、サビによる腐食が進みやすくなります。サビが発生した部分を放置していると、そこに小さな穴が空いてしまいます。目に見えないような小さな穴からでも水漏れトラブルは発生しますから、十分に注意しましょう。

その他の素材で注意したいのは、高いところから硬いものや重いものを落とした場合のヒビや割れについてです。ステンレスのようにサビつくことはありませんが、ヒビが入った部分や割れてしまった部分からも、水は流れ出てしまいます。また内部に金属が使われているホーローの場合、表面のコーティングが剥がれると、やはりサビが発生してしまう可能性も。割れやヒビと共に、サビの発生についても注意しておきましょう。

水漏れ被害を防ぐためには日々のメンテナンスが重要

シンクの破損による水漏れ被害を防ぐためには、日々のメンテナンスが重要です。特にステンレスシンクの場合、サビを発生させないことが、水漏れトラブル予防のためのコツとなります。ステンレスシンクにサビが発生する原因は以下のとおりです。

・他の金属からのもらいサビ
・塩分の長時間付着

スチール缶をシンクに放置したときに、丸いサビの輪っかができてしまったことはありませんか?サビているのはスチール缶ですが、そこからステンレスへとサビが移っている状態です。付着してすぐであれば、こすって落とせますが、問題を放置すると、徐々にサビが進行していってしまいます。

またお味噌汁やラーメンの残り汁に含まれる塩分は、ステンレス表面のコーティングを剥がしてしまう原因に。塩分をシンクに流したあとは、できるだけ早く清掃するのがおすすめです。柔らかいスポンジに中性洗剤を含ませて、全体をこすって洗いましょう。最後に、十分な量の水ですすいで拭いておけば完璧です。

万が一水漏れトラブルが発生した場合は?

万が一、シンクからの水漏れが発生してしまった場合は、まずどこから水が漏れているのか確認する必要があります。シンクが破損しているケースもあれば、実はシンク下の、排水トラップとのつなぎ目部分に問題が生じている可能性もあります。おおさか水道職人にご連絡いただければ、水回りの修理のプロが現場に駆け付け対応いたします。

おおさか水道職人では、泉大津市や高槻市、貝塚市、池田市、泉佐野市、摂津市といった地域の現場に、スタッフが急行して対応しています。「どこに依頼すれば良いのかわからない」「できるだけ早く対処してほしい」といったご要望にもお応えしていますので、安心してご利用ください。

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