洗面所の収納扉を開けると臭うのはなぜ?自分でできる対処法解説
洗面所下の収納扉を開けたとき、どこからともなく漂ってくる悪臭に悩まされた経験はありませんか?
排水ホースの破損や水漏れなど、目に見えるトラブルが発見されなければ、「わざわざ修理業者を呼ぶのも…」と思う方も多いことでしょう。
洗面所の悪臭の原因とDIY対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
洗面所の収納が臭う原因は?
洗面所の収納扉を開けたとき、悪臭が漂う原因は「排水管の根本」にあります。
排水口から続く排水管は、そのまま床へとつながっているケースがほとんどです。
その排水管と床の間に隙間があると、それが悪臭発生の原因になってしまいます。
下水が流れ込む床下には、下水特有の臭いが充満しがちです。
普通であれば、床下で臭いをシャットアウトできるよう、床と排水管の隙間を完全にふさぐように施工されているでしょう。
ただなんらかの理由でここに隙間が生じていると、そこから臭いが上がってきてしまうのです。
とはいえ臭いの原因が「隙間」であれば、自力での対処も充分に可能です。
わざわざ水道修理業者を手配する必要もありませんから、ぜひ自力で挑戦してみてください。
誰でも手軽に実践できるDIY対処法を3つ紹介します。
悪臭を絶つためのDIY対処法3つ
排水管と床の隙間が悪臭の原因とわかったら、この隙間を埋めるための工夫をしましょう。自力修理の方法としておすすめなのは、以下の3つです。
・防臭ゴムの交換
・パテで隙間を埋める
・補修テープで隙間を埋める
それぞれを詳しく紹介していきます。
・防臭ゴムの交換
防臭ゴムとは、床下から上がってくる悪臭をブロックするための専用アイテムです。
排水管の根本に装着すれば、床との隙間を埋めてくれます。
一般的な住宅であれば、防臭ゴムはもともと施工されています。
ただ設置から時間が経過している場合、ゴムが劣化し本来の機能が失われている可能性も。またごく稀に、最初から防臭ゴムが設置されていないケースもあります。
防臭ゴムの交換・取り付けの作業手順はシンプルです。
自宅の排水管のサイズに合わせて、ぴったりの防臭ゴムを用意しましょう。
部品が用意できたら、固定用の排水プレートを外し、排水管の根本に防臭ゴムを装着します。その後、排水プレートを元通りに設置すれば作業は完了です。
取り付けだけではなく、取り外しも簡単なので賃貸住宅でも実践しやすい対処方法です。
・パテで隙間を埋める
エアコンのダクトを通す部分に使われることが多い、住宅補修用のパテ。
これを洗面台下の排水管の根本に使えば、隙間を埋められます。
パテには固まるタイプと固まらないタイプがありますが、洗面所下に使う場合、後者を選択するのがおすすめです。
何らかの事情でパテを取り外したくなったときも、固まらないタイプであれば、周辺へのダメージを最小限に作業ができます。
パテを使う場合は、まず周辺の汚れを丁寧に取り除いておきましょう。
油汚れは特に丁寧に掃除しておきます。
掃除後はしっかりと乾燥させ、パテで隙間を埋めていきます。
このときのコツは、盛り上げるようにしっかりと埋めること。
少量で広い部分をカバーしようとすると、すぐに破れたり剥がれたりする可能性があります。
洗面所下の隙間をパテで埋めると、悪臭対策以外にも以下のようなメリットが生まれます。
・防虫対策(害虫が室内に上がってくるのを防ぐ)
・排水管のずれ予防(荷物で押されてずれるのを防ぐ)
パテは500円程度で購入できますし、作業も簡単です。
悪臭が気になる前に、予防対策として実践するのもおすすめです。
・補修テープで隙間を埋める
パテと同じような感覚で使用できるのが、補修テープです。
水に強く、粘着力の強いタイプを選択しましょう。
隙間が気になる根元部分に、しっかりと貼り付ければOKです。
ただし補修テープの効果も永久に続くわけではありません。
状態を定期的にチェックするのがおすすめです。
水漏れしている場合は水道修理店に依頼を
洗面所下の収納内の悪臭が気になった場合、「隙間」ではなく「水漏れ」が原因であるケースも少なくありません。
この場合、「少量だから」とトラブルを放置するのはおすすめできません。
水道修理業者を呼び、対処してもらいましょう。
排水管が破損している場合、排水管そのものを交換するのがベストです。
接続部分から水漏れしている場合は、なぜ水漏れしているのかを調べた上で、破損している部品を突き止める必要があります。
自力での対処は難しいですし、自分では修理できたつもりでも、実際には直っておらず、水漏れによるトラブルを悪化させてしまう可能性も。
漏れ出た水を放置すれば、悪臭以外のトラブルを発生させる原因になってしまいます。
できるだけ早期に、確実に対処するために、プロの修理業者の手を借りましょう。
悪臭が気になる場合、水漏れと一緒に相談してみるのもおすすめです。
プロの視点で解決法をアドバイスしてもらえます。
洗面所の水漏れ・悪臭はおおさか水道職人にご相談ください
洗面所で悪臭が気になったら、まずは収納扉の中を覗いてみましょう。
水漏れの跡や床との隙間があれば、それが悪臭の原因です。
原因に正しくアプローチして、臭いの原因を元から絶ちましょう。
洗面所の水漏れや悪臭について、どこに相談すれば良いかわからない…と悩んだときは、私どもおおさか水道職人にご連絡いただければ大丈夫です。
現場に駆け付け、「なぜトラブルが発生しているのか?」「どういった対処ができるのか?」をわかりやすく解説いたします。
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