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水のコラム

キッチン水栓の交換費用はどれくらい?相場や費用を抑える方法を紹介

キッチンの水栓が古くなったり故障したりすると、水漏れなどのトラブルが発生することがあります。そのような場合には、水栓の交換や修理が必要となりますが、費用はどれくらいかかるのでしょうか。

実際には、水栓の種類やメーカー、工事内容によって費用は異なります。また、交換だけでなく、今まで使っていた水栓の取り外しや配管工事が必要な場合もあります。

この記事では、キッチン水栓の交換にかかる一般的な費用について、相場や費用を抑える方法を紹介します。

キッチン水栓の交換費用、相場はどれくらい?

キッチン水栓の交換費用は、新しく取り付ける水栓本体の価格+工事費用で計算されます。

一般的な水栓交換の工事費用約8,000円~16,000円が相場で、混合水栓か単水栓かの違いでも金額に差が出ますが、金額の差が大きく出るのは水栓の本体価格です。

デザインがおしゃれなものや、キッチン用の水栓には、さまざまな機能がついているものが多く、高機能の水栓は3万以上するものも少なくありません。

キッチン水栓交換の工事費用に含まれるもの
詳細は業者によっても異なりますが、一般的に工事費用には以下のような内容が含まれています。

1. 水栓の交換費用
2. 取り外した古い水栓の廃棄・処分費用
3. パッキンなど、細かい部品の実費
4. 出張費
5. 諸経費・人件費

このほかに、タッチレス水栓取り付けの際の電気工事費用や夜間作業の時間外費用などが追加で発生する場合があります。

基本工事費用の内容は業者によって異なりますので、見積もりの際に不明な料金が無いよう、しっかりと確認をしましょう。

また、さきほども書いたように、キッチン水栓は浄水器付きやタッチレスなど高機能な種類が多く、浴室や洗面所の価格と比べると、水栓本体の価格も工事費も高額になる傾向にあります。費用を抑えたいのであれば、吐水のみのシンプルな水栓がおすすめです。

キッチン水栓の交換費用を安く済ませるには?

では、キッチン水栓の工事費用をできるだけ安く抑える方法はないのでしょうか。キッチンの水栓交換は、業者に依頼すると費用がかさんでしまうこともあります。

しかし、自分で交換するには専門的な知識や技術もないので、トラブルの原因になることも考えられます。ここでは費用を抑えつつも安心して交換できる方法をご紹介します。

取り付けのみ依頼
一番おすすめの、簡単で安心な方法が自分で水栓を用意して、専門的な知識が必要な取付工事のみを業者に依頼する方法です。

水栓はネットショップやホームセンターでも販売されているので、デザインや機能をじっくり選んで好きな水栓を購入すれば、一番費用がかかる水栓の本体価格を抑えられます。

また、実店舗で購入するメリットは、実際の使用感やデザインを事前に確認できる点です。注意するポイントは、取り付け可能な水栓を間違えずに選ぶことです。しっかりと確認してから購入してください。

DIY
水栓の交換費用を一番安く抑えられるのは、やはりDIYです。知識と工具があれば、水栓本体の購入費用だけで済ませられます。

とはいえ、水栓にはさまざまな種類があり、交換方法もそれぞれ違います。また、浄水器やタッチレス水栓に交換する場合の電気関係の工事には資格が必要なものもあるので、注意してください。

費用を安く抑えられるのがDIYの最大のメリットですが、間違えると交換後に水漏れが発生するなど、トラブルが発生する可能性もあります。万が一トラブルが起こった場合には、すぐにプロに相談・依頼できるようにしておくと安心です。

また、水栓の水漏れの多くは、パッキンやケレップと呼ばれる部品の経年劣化が原因です。パッキンやケレップの交換だけで、簡単に水漏れが解消される可能性があります。

水栓本体と比べると、パッキンやケレップといった部品の価格は数百円程度で済む上、水栓交換作業よりも簡単です。注意しなければならないのは、パッキンの種類やサイズを間違えずに購入することです。

簡単な作業ですが、少しでも不安があるならば、業者に依頼した方がよいでしょう。

水栓の交換が必要?交換のサインとなる症状をチェック

キッチン水栓を交換するタイミングはいつがよいのでしょうか。水漏れや不具合が発生した時はもちろんですが、一般的に水栓の耐用年数は10年前後と言われています。

ここで、経年劣化によって起きる水栓のトラブルを紹介します。

水栓の水漏れ
毎日使用する水栓は、パッキンやケレップの劣化や、接続部分が緩んでくることによって水が出る吐水口や水栓の根本から水漏れが発生することがあります。

水栓がぐらぐらする
水栓を開け閉めする時にぐらついたり、ズレたりすることがあります。

これは、水栓自体から水漏れが発生していて、台座の下に水が入ってしまっている可能性があるので、水栓を外して、補強するなどメンテナンスが必要です。

水栓が壊れている
水栓自体が壊れていたり、亀裂が入ってしまったりという場合があります。亀裂が大きくならないうちに、早めに交換してください。

水栓レバーの動きがよくない
水栓のレバーの動きが悪い場合は、中が錆びていたり、ネジが緩んでいたり、さらに部品の劣化の可能性もあります。

ネジの締めなおしや、部品交換で修理できる場合もありますが、錆びてしまっている時は水栓の交換が必要です。

家族構成や使用頻度によっても年数は変わりますが、設置から10年を過ぎていれば、トラブルがなくても水栓交換を検討してもよいでしょう。

設置から10年以上経過していると、同じ型の水栓の生産が終了していたり、モデルチェンジしたりなどの理由により、部品の入手が困難になる場合があります。

そのため、10年以上使用している水栓で、水漏れなどのトラブルが発生した場合には、部分的な修理よりも、丸ごと新しい水栓に交換する方がよいでしょう。

あると便利!キッチン水栓におすすめの機能

キッチン用水栓を交換する際、一般的には同じタイプの水栓に交換しますが、実はキッチン水栓には便利な機能がついているものが多くあります。同じタイプで取り付け可能なもの、さらにほしい機能が付いたものを選ぶとよいでしょう。

まず、水栓の取り付けタイプについて解説します。
・ ワンホールタイプ
水栓本体がキッチン天板に1箇所穴を開けて取り付けられている。

・ ツーホールタイプ
水栓本体がキッチン天板に2箇所穴を開けて取り付けられている。

・ 壁付混合栓
シンク側の壁に配管を通し、シンク上部の壁に取り付けられている。

 台付混合栓
取り付け穴がシンクの上にあり、水栓が台に取り付けられている。

現在使っている水栓がどのタイプなのかを確認して、同じタイプのものを選ぶと交換も簡単です。

さらに、キッチン水栓には便利な機能がついているものが多く販売されています。つぎに、キッチン水栓におすすめの機能をご紹介します。

伸縮ホース
ホースが伸び縮みするので、ホースを引き出せばシンクの隅々まで水が届きます。ハンドシャワーとも呼ばれるタイプの水栓です。

浄水機能
おいしい水を手軽に使いたい人におすすめなのが、浄水機能付きの水栓です。カートリッジが内蔵されているタイプなら、水栓レバーの切り替えだけで、手軽に浄水された水が利用できます。

シャワー切り替え
吐水をシャワーにも切り替えができる機能です。洗い物をする時に、シャワーがあるととても便利です。

タッチレス水栓
水栓やレバーに触れずに、センサーに手をかざすことで、水を出したり止めたりできる水栓です。出る水の量も一定になるので、節水効果も期待できます。

ただし、センサーを使用するため、電源の増設工事が必要です。

賃貸住宅の場合

賃貸住宅で水漏れなどのトラブルが発生した場合、ほとんどは管理会社や大家さんが費用を負担してくれます。

トラブルが発生した時には、勝手に業者を手配せずに、一度管理会社や大家さんに連絡をしてみてください。

また、デザインや機能などの理由で、自分で費用を負担して水栓を交換することは可能ですが、退去する時に「原状回復」をしなければならないため、もともとついていた水栓に戻す工事が必要です。

まとめ

キッチン水栓の交換費用について紹介しました。自分で交換作業をする場合は、無理をせず、できないと感じたら、大きなトラブルになる前にすぐに業者に依頼しましょう。

自分の使用スタイルや家族構成に合わせて、使いやすい機能を備えた水栓を選んで、より快適なキッチンライフを送ってください。

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