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水のコラム

正しく入浴剤を選んで快適な入浴時間を過ごしましょう。選び方の解説も


お風呂に入浴剤を入れて楽しんでいる方も多いでしょう。入浴剤にはリラックス効果も期待できると言われています。

とは言え、入浴剤には本当に効果があるのか疑問に思っていることも少なくないでしょう。そこで今回は、入浴剤を使うメリットやデメリット、正しい選び方についてまとめていきます。

入浴剤を使うことで得られるメリット

まずは入浴剤を使うことで、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
■疲労回復効果
入浴剤には疲労回復効果があると言われています。毎日仕事や家事が終わると、体も心もくたくたになっていますよね。

仕事や家事によって辛い肩こりや腰こり、頭痛などに悩まされている方も多いです。入浴剤は保温効果が高いです。

筋肉を温めることでほぐれやすくなり、疲労回復に効果が高いと言われているのです。とくに高い効果が期待できるのは炭酸ガス入りの入浴剤です。炭酸ガスには血管を拡張して血流を促してくれる効果が期待できるので、体に溜まった老廃物もスムーズに排出してくれるでしょう。

■血行促進効果
入浴剤には血行促進効果も期待できると言われています。体の隅々まで血液が循環するように働きかけてくれるので、慢性冷え性や手先の冷えなどで悩んでいる方にもぴったりだと言えるでしょう。

とくに炭酸ガス入りの入浴剤がおすすめです。上記でもお伝えしましたが炭酸ガスには血行促進効果が期待できます。

また、炭酸ガス以外にも生薬が主成分になった入浴剤も血行促進効果が期待できますよ。生薬の成分は皮膚から吸収されます。

そのため温泉に近い効果が期待できるのです。自宅にいながら温泉に入っているかのような気分を味わえるなんて最高ですよね。
■リラックス効果
最初にお伝えしましたが、入浴剤には高いリラックス効果も期待できます。入浴剤にはいろいろな種類があり、それぞれに配合されている成分は違います。

また、入浴剤には心をリラックスさせてくれる香りを演出してくれるものもあるのです。疲れきった心を香りで癒してくれるので、高いリラックス効果があると言われているのでしょう。

さらに、入浴剤の色によってもリラックス効果を得られるようです。例えば、森林の中にいるようなきれいな緑色や、美しいローズ色などですね。

■睡眠の質がアップする
入浴剤を使用することで睡眠の質がアップするとも言われています。とくに疲労回復や血行促進効果を期待できる成分が配合されている入浴剤が効果的です。

心も体も癒されることで程良い睡魔に襲われ、そのまま良い睡眠をとることができるのです。不眠症で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?質の良い睡眠が取れないと心にも体にも悪影響が出てくる場合があります。入浴剤を使用するだけで質の良い睡眠を取れる可能性が高いので、不眠症で悩んでいる方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

入浴剤を間違えて選ぶデメリット

入浴剤を間違えて使うと高い効果を期待できるどころか、問題を発生させてしまう可能性があります。間違った使い方について見ていきましょう。

■浴槽に合っていない入浴剤を使っている
浴槽によって使われている材質が違います。浴槽の材質に合わない成分が含まれた入浴剤を使うことで、浴槽に負担をかけてしまう場合があります。

最も注意してほしいのが硫黄成分を含んだ入浴剤です。イオンには温泉に近い効果が期待できると言われているのですが、浴槽によっては光沢部分が剥たり、金属部分が腐食したりする危険性があります。

その他の材質でも、硫黄は刺激が強いので使う際は注意しなければいけません。また、炭酸ガス系の入浴剤は大理石の光沢をなくす可能性がありますし、乳白色の入浴剤は無機系酸化チタンが含まれているため浴槽を劣化させてしまう可能性もあります。浴槽の性質に合わせて入浴剤を選ぶことも重要なポイントです。
■お湯が循環するタイプのお風呂で入浴剤を使う
お湯が循環するタイプのお風呂に入っている方は、硫黄成分、ソルト系、炭酸ガス、無機系酸化チタンが含まれている入浴剤は避けてください。

もしかしたら循環経路内の金属部分を劣化させる可能性が考えられます。浴槽を傷つけないためにも、避けるのがベターです。

入浴剤の正しい選び方を解説

入浴剤は自分に合ったものを使うことで、より大きな効果が期待できます。次に入浴剤の正しい選び方をご紹介していきましょう。

■目的に合わせたものを選ぶ
入浴剤には含まれている成分によって、それぞれ期待できる効果が違います。
上記でもお伝えしましたが、リラックス効果が期待できるものもあれば、血行促進、疲労回復などの効果を得られるものもあります。まずは入浴剤を使うことで、自分がどのような効果を得たいのか考えてみましょう。

■香りで選ぶ
入浴剤はそれぞれ香りが違い、爽やかな自然を感じられるものからフローラルなもの、シトラス系の香りなど様々あります。リラックス効果を得たいなら柑橘系やグリーン系の香りがおすすめですし、自分の好みに合わせても構いません。

また、無香料のものもあるので強い香りが苦手な方でも安心ですよ。

■価格で選ぶ
入浴剤はピンキリなので、100円程度で買えるものもあれば数千円以上もする種類もあります。ただ、入浴剤は使い続けることで効果を得られやすくなるものです。

継続して使うためにも、買い求めやすい価格のものを選ぶと良いでしょう。安いからといって効果が半減するとは限らないので、成分の含有量なども参考にしながら、予算に合わせて選んでみてください。

入浴剤の種類別に注意すべきこと

入浴剤は粉末タイプや錠剤タイプなどいろいろな種類があるのですが、それぞれ注意しなければいけないことがあります。

■粉末タイプ
塩化ナトリウムを含むものだと、入浴剤を入れたまま放置した場合、ステンレスや鉄製品の場合だとサビが発生する可能性があります。

入浴後はお湯をそのまま放置しないようにしましょう。酸化チタンを含むものだと浴槽の周りが白くなったり、配管などの部品が劣化したりする場合があります。

使い終わった後は、浴槽周りを十分に水で洗い流すようにしましょう。

■錠剤タイプ
全般的に言える注意点と言えば、追い炊き運転などの動作不良が起きる可能性があることです。錠剤はお湯に入れた瞬間にシュワシュワと泡立つのが特徴なのですが、その瞬間は追い炊き機能やジェット噴流などの機能は使わないようにしましょう。

■液体タイプ
白く濁るタイプのものは浴槽の中や段差が見えづらくなります。転倒のリスクが高まってしまうので、浴槽に入る際や上がる際は手すりや壁などに手をついてから動くようにしましょう。

■生薬タイプ
生薬タイプは成分が細かく刻んで配合されているものが多いです。

浴槽の中に細かな粉末が溜まると、排水管づまりを起こす可能性があります。その他、循環装置や給湯器などの故障にもつながるので、使用する際は細かな網や袋に入れて使うようにしましょう。

まとめ

 
今回は入浴剤のメリットやデメリット、正しい選び方などをご紹介していきました。自分に合った入浴剤を使うことで、より心も体もリラックスしながらバスタイムを楽しむことができます。

ただ、入浴剤にはそれぞれ注意点があるので、しっかり確認した上で使うことが大切です。今回の選び方のポイントを参考に、快適なバスタイムを楽しんでみてくださいね。

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