おおさか水道職人

キッチン

2021.12.05

料理を頻繁にする方にとって、キッチンはいつもきれいに、清潔な状態をキープしておきたいところですよね。

しかし、どれだけマメに掃除をしても「なんとなく臭いが気になる…」といったことはあるでしょう。その場合、臭いの原因はシンクだけではなく、排水管自体に汚れがたまっているケースも考えられます。

そこで今回は、キッチンで悪臭がしてしまう原因、対処法、さらに臭いを絶つための対処法についてご紹介します。ぜひ最後までご一読ください。

キッチンの臭いの原因はさまざまです。ひとつは、食べ物や調味料によるもの。料理ではやはり野菜の切れ端といったくず、さらに揚げ物などをした際には、特に周囲に油が飛んだりします。

生ごみにいたっては、三角コーナーにいったん入れて、少し時間をおいてしまうと急速に菌が増殖し、それが臭いの元になってしまう可能性があります。また、飛び散った油汚れであれば、たとえ換気扇を回していても完全には取りきれていないことが多く、油も酸化するとそこから嫌な臭いが放たれてしまうこともあります。

さらに、臭いの原因となるのは食材ばかりではありません。排水口や排水管、スポンジといった水分含むキッチングッズといったものからも発生します。中でも、排水口・排水管は常に食べ物のカスや汚れがたまりやすく、菌の増殖に好都合な水分が豊富です。

排水口は目視できるので、清潔に保つ人は多いかもしれませんが、一方排水管の汚れはなかなか気づくことができません。

また、キッチンでは食器洗いなどでスポンジや布巾を使いますよね。そういった使うと水分を含んで濡れてしまう、汚れてしまうといった可能性のあるものもまた、そのままにしておくと菌を増やすことになるのです。

こういった汚れは臭いだけではなく、ハエといった害虫を寄せてしまったり、換気扇やフライパンのようなキッチン器具に汚れが積み重なると、故障の原因になったりすることもあります。　　

キッチンの悪臭を除去するために必要なのは、「汚れをそのままにしておかないこと」。キッチンを利用すると、やはり何をしても汚れや水分を帯びるは仕方のないことです。だからこそ、臭いの原因となるものを掃除したり、放置しないようにすることで気になることはありません。

そのため有効な方法をいくつかご紹介します。まずは、「生ゴミの扱い方」。生ゴミは三角コーナーに入れたままにしておくと、たとえ短時間でも雑菌が繁殖したり腐ったりしてしまいます。処分する前にはしっかりと水分を切るようにしましょう。

また、生ゴミそのものを普通の日用品を捨てるものと同じごみ箱に捨ててしまっていたり、食品の空き容器なども一緒にしてしまっているとそれもまた臭いを増殖させる原因となるので、注意してください。

なお、「生ゴミの対処はしているのに、なぜか臭いが消えない…」といった場合は、排水口・排水管に汚れが付着していることも考えられます。そのため、市販のカビ取り剤を振りまいた後、少し放置しそこから磨くと汚れが落ちやすくなります。

また、排水口の掃除であれば、重曹やクエン酸が効果的です。見えない排水管に至っては、発泡することで直接触れることなく掃除できる商品も売られているので、ドラッグストアなどで探してみるといいでしょう。

悪臭を再発させないための予防方法についてご紹介します。まず、発生しやすいとされる排水管や排水ホースいたまった油分というものは、時間がたつにつれ、臭いだけではなくつまりの元にもなりかねません。

それを回避するには、パイプクリーナーなどのほかに50度程度のお湯を流すことによって、定期的に固まった汚れがゆるくなり流れやすくなるといった効果が期待できます。しかし、排水管の素材の耐熱温度は60～70度とされており、高すぎるお湯を流し続けると故障の原因になるので、要注意です。

さらに、市販の消毒剤や消臭剤といった薬剤を排水口臭いておくことで、悪臭の発生自体を抑制することもできます。ただし、商品によっては臭いの元の場所となるところを清潔に保つためのものではなく、あくまでも臭いの予防となるものもあるので、用途ごとに分けてみた方がいいかもしれません。

いかがでしたでしょうか。今回は、キッチンが臭ってしまう原因とその対処法についてご紹介しました。臭いの原因はさまざまであり、その一つ一つの原因に合った対処法があります。

しかし、やはり定期的かつこまめな掃除、生ゴミといた臭いの元になるものへの扱いにはやはり注意する必要があるでしょう。

もし、臭いの発生源が排水管ということがわかっていて、自分の掃除だけでは対策しきれないといった場合、排水管専用のクリーニング業者に頼むのもひとつの手です。ぜひ、日々のメンテナンスとともに取り入れてみてくださいね。

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