お急ぎの方はこちら

水のコラム

水道管から「ブーン」と異音がする原因は?対処法も解説

公開日: 更新日:

水道を使用した際に、水道管や蛇口付近から「ブーン」という低い異音が聞こえる場合は、蛇口内部のパッキンが劣化している可能性があります。パッキンは変形すると、水流によって細かく振動し、その振動が蛇口や水道管へ伝わるのです。

本記事では、水道管から「ブーン」と異音がする原因やパッキンの種類ごとの役割、原因別の対処法、異音を放置するリスク、水道修理業者の選び方まで紹介します。

水道管から「ブーン」と異音がする原因は?

水道管から「ブーン」と異音がする主な原因として、蛇口内部や配管の接続部に取り付けられたパッキンの劣化が挙げられます。ゴム製のパッキンは硬化や変形を起こすと、水が通った際に振動し、水道管まで音が響く場合があります。

また、パッキンには複数の種類があり、取り付けられている場所や役割が異なります。

平パッキン

平パッキンは、接続ナットの内側に取り付けられていることが多く、水が外へ漏れるのを防ぎます。主に給水管や蛇口の接続部など、平らな面同士の隙間を塞ぐために使用される部品です。

水流や配管の振動を受けた際に細かく動き、「ブーン」という音や接続部からの水漏れにつながる場合があります。

Oリング

Oリングは、断面が円形になったゴム製の部品で、蛇口本体や可動部分、給水ホースの接続部などに使用されるものです。部品同士の隙間を塞ぎながら、動く部分の水密性を保つ役割があります。

Oリングが摩耗、硬化、変形すると、部品との間にわずかな隙間が生じます。そのため、水が狭い隙間を通る際に振動が起こり、低い音が聞こえるケースが見られます。

三角パッキン

三角パッキンは、ハンドルタイプの蛇口にあるキャップナットの内側へ取り付けられています。ハンドルの軸と蛇口本体の隙間を塞ぎ、ハンドル下からの水漏れを防ぐ部品です。

劣化によって三角パッキンの弾力が失われると、ハンドルを開いた際に軸部分から水がにじむことがあります。

Uパッキン

Uパッキンは、蛇口のパイプやスパウトの根元に使用される、断面がU字状の部品です。

パイプを左右へ動かせる状態を保ちながら、接続部分から水が漏れるのを防ぎます。なお、パッキンが摩耗すると、パイプの根元から水がにじむほか、水流によってパッキンが振動する場合があります。

コマパッキン

コマパッキンは、ハンドルを閉めるとコマパッキンが弁座へ密着し、吐水口から水が出るのを止めます。主にハンドルタイプの蛇口内部にあり、水の通り道を開閉する部品です。

コマパッキンが硬化や変形を起こすと、水流を安定して調整できず、内部で細かく振動する場合があります。蛇口を一定の位置まで開いた時だけ「ブーン」と鳴る場合や、吐水口から水が止まらない場合は、劣化しているサインといえるでしょう。

「ブーン」という異音以外の原因

水道管から聞こえる異音は、必ずしもパッキンの振動による「ブーン」という音だけではありません。水を止めた瞬間の衝撃音や給水中のうなり音、配管が揺れる音など、原因によって聞こえ方が異なります。

音が発生する場所、蛇口を開閉した際の変化、ほかの水回りでも聞こえるかを確認してみてください。

ウォーターハンマー現象が起こっている

ウォーターハンマー現象とは、蛇口や給水設備で水を急に止めた際、水道管内の圧力が急激に変化して衝撃音が発生する現象です。

「ブーン」という連続音よりも、主に「ドン」「ゴン」といった大きな音が特徴になります。水を止めた際の「ドン」という音について、止水栓を少し閉めることで小さくなる場合もありますが、閉めすぎると必要な水量を得られなくなる可能性があります。

水道管が詰まっている

古い金属製の給水管では、内部にさびや水垢が付着し、水の通り道が狭くなる場合があります。狭くなった部分を水が通過すると水圧や流れが不安定になり、「ブーン」「キーン」といった異音が発生することもあるでしょう。

また、特定の蛇口だけ水量が少ない場合は、蛇口先端のフィルターや止水栓にごみがつまっている可能性も考えられます。

水道管が破損している

水道管にひびや接続不良があると、水圧によって配管が振動し、低い音や揺れるような音が発生する場合があります。また、壁内や床下で破損している場合は、音だけが先に現れ、目に見える水漏れがないこともあります。

さらに、水道を使用していないのに水音がする、壁や床が湿っている、水道メーターが動いている場合は、水漏れを疑いましょう。異音が急に大きくなった時も注意が必要です。

関連記事:水道管が破裂症状を起こしたら最初にすべきことは?修理費用についても解説

水道管から「ブーン」と異音がする際の対処法

水道管から異音がする際は、どの蛇口や設備を使用した時に音が発生するのか確認します。特定の蛇口だけで鳴る場合は蛇口内部のパッキン、複数の水回りで聞こえる場合は水道管や給水設備の原因が考えられます。

パッキンの劣化の対処法

パッキンの劣化は、音が発生している箇所に合った部品へ取り替えましょう。接続部には平パッキンやOリング、ハンドル下には三角パッキン、パイプの根元にはUパッキンなどが使用されています。

作業前は、止水栓または水道元栓を閉め、蛇口を開いて配管内に残った水を排出してください。そのあと、モンキーレンチやドライバーで必要な部品を外し、古いパッキンを除去します。新しいパッキンを取り付けたら、ナットを適度な力で締め、止水栓をゆっくり開きます。

ウォーターハンマー現象の対処法

ウォーターハンマー現象が起きている場合は、蛇口を急に閉めず、ゆっくり操作してみてください。止水栓を少し絞り、配管内を流れる水量を抑えると、衝撃が弱くなる場合があります。

特に洗濯機や食器洗い機など自動で給水を止める設備では、操作だけで改善するのが難しいこともあります。

その場合は、水撃防止器を給水管へ取り付ける方法を検討しましょう。ただし、水撃防止器は、設置場所や配管の状態によって効果が異なります。

水道管の詰まりの対処法

水道管のつまりは、まず特定の蛇口だけ水量が減っているのか、住宅全体で水が出にくくなっているのかを確認しましょう。複数の蛇口で水量が低下している場合は、給水管内部のさびや汚れが原因の可能性があります。

また、赤水が出る、異音が続くといった症状がある場合は、配管内部の劣化やつまりが進んでいることも考えられます。しかし、給水管の分解や排水管用の器具の使用は、配管の破損や衛生面への影響につながるおそれがあるため避けてください。

水道管の破損の対処法

水道管の破損が疑われる場合は、住宅内の蛇口をすべて閉め、水道メーターのパイロットを確認しましょう。

水を使用していないにもかかわらず動いている場合は、見えない場所で水漏れしている可能性があります。また、水漏れ箇所を特定できない場合や、水が勢いよく出ているときは、住宅全体の水道元栓を閉めてください。

さらに、壁や床内部の配管が破損している場合は、自己判断で開けると、ほかの配管や電気配線を傷つけるおそれがあります。

水道管の「ブーン」という異音を放置すると起こりうるリスク

水道管の異音は、パッキンの劣化や配管の振動など、設備へ負担がかかっているサインです。音だけで水を使用できる状態でも、原因を放置すると水漏れや設備の故障へ進む可能性があります。

音の発生頻度が増えた、以前より大きくなった、水量にも変化がある場合は早めの確認が欠かせません。

水漏れ原因となる

パッキンが劣化した状態を放置すると、部品同士の隙間を十分に塞げなくなり、水漏れにつながりかねません。最初は接続部がわずかに湿る程度でも、劣化が進むと水滴が床へ落ちる場合があります。

一方で、ウォーターハンマー現象による衝撃が繰り返されると、配管の接続部や固定金具へ負担がかかります。すぐに水道管が破損するとは限りませんが、緩みや劣化を進める要因といえるでしょう。

また、当社ホームページでも、パッキンの劣化によって異音が発生し、劣化が進むと水漏れにつながる可能性があることを記載しています。

詳しくは、こちらのコラムページもご覧ください。
関連記事:水道管がうるさい!音がするときの原因と対処法

水道代が増える可能性がある

配管や接続部分から水漏れしていると、蛇口を使用していない間も水道メーターが動き、水道料金が増えるケースも考えられます。特に壁内や床下の水漏れは目に見えにくく、請求額の変化で気付く場合もあります。

もし、異音とともに水道使用量が増えている場合は、住宅内の蛇口をすべて閉め、水道メーターを確認してみてください。

近隣トラブルに発展するおそれがある

水道管の振動音は、壁や床、建物の構造部分を通じて別の部屋へ伝わる場合があります。集合住宅では、自身の住戸よりも隣室や階下で大きく聞こえることもあるでしょう。特に夜間や早朝に異音が続くと、生活音を巡るトラブルにつながりかねません。

そのため、賃貸住宅や集合住宅では、近隣トラブルになる前や自身で配管を分解する前に、管理会社や大家へ連絡しましょう。

ポンプや給水設備が故障する可能性がある

集合住宅や受水槽方式の建物では、給水ポンプが作動した際に「ブーン」という音が聞こえる場合があります。一定時間だけ聞こえる通常の作動音もありますが、以前より音が大きい、振動が続く場合は点検が必要です。

ポンプ内部の部品や防振ゴムが劣化すると、振動が配管や建物へ伝わる可能性があります。また、給水管のつまりや圧力異常によって、ポンプへ負担がかかるケースも考えられます。ただし、共用の給水ポンプや受水槽は、居住者が操作・分解しないでください。

水道修理業者の選び方

パッキンを取り替えても異音が解消しない場合や、壁内・床下の水道管に原因がある時は、自身での修理が難しくなります。無理に蛇口や配管を分解すると、水漏れを悪化させるおそれがあるため、水道修理業者へ相談しましょう。

水道局指定業者か確認する

水道局指定工事店とは、給水装置工事を適切に行うための要件を満たし、水道事業者から指定を受けた水道修理業者のことです。給水装置に関する工事を依頼する際は、業者選びの判断材料になります。

なお、指定は水道修理業者の所在地だけではなく、工事を行う地域ごとに受けるものです。そのため、公式ホームページで指定番号や対応エリアを確認し、依頼する住所が対象に含まれているかを把握しておきましょう。

関連記事:水道管パイプの種類ごとの特徴・交換時期・費用などを紹介

施工実績を確認する

公式ホームページでは、水道管や蛇口、給水設備に関する施工実績を確認します。施工実績では、主に作業前の症状や原因、修理内容が具体的に掲載されているかがポイントです。ただし、同じような音でも住宅の配管構造によって原因は異なるため、掲載事例だけで判断せず現地調査を依頼しましょう。

当社ホームページでも、水回りの施工事例を掲載したページがあります。依頼前に対応内容を確認してみてください。

詳しくは、施工日記ページもご覧ください。

水道管の異音でお困りならおおさか水道職人へ

水道管から「ブーン」と異音がする場合は、蛇口内部や配管の接続部に使用されているパッキンが劣化している可能性があります。水を止めた瞬間に衝撃音がする場合はウォーターハンマー現象、複数の水回りで音がする場合は水道管や給水設備の確認をしましょう。

おおさか水道職人では、大阪府内で蛇口や給水管からの水漏れ、配管の異音、水道管の不具合など、水回りのトラブルに関する対応が可能です。現地で設備の状態を確認し、作業内容とお見積もりを提示したうえで、ご納得いただいてから作業を進めます。

365日24時間、お問い合わせを受け付けております。水道管からの異音が続いている場合や、自身で原因を特定できない場合は、当社へお問い合わせください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

水漏れ・修理に関するお問い合わせはこちら
«

関連コラム

台所
トイレ
お風呂
キッチン
洗面所
いますぐお電話 0120-492-315 年中無休 24時間受付 お見積り無料