トイレつまりの意外な原因3つを解説 注意点と対処方法は?
トイレのつまりは、私たちが遭遇しやすい水回りトラブルの一つです。トイレの水が流れなくなったら、焦ってしまう方も多いのではないでしょうか? トイレつまりを解決するための第一歩は、原因の究明です。しかしつまりの原因が意外なものである場合、なかなか思い当たらない可能性も。
そこで今回は、トイレつまりの原因になる、意外な物質3つを紹介します。原因がわからないときには、ぜひ参考にしてみてください。
原因1「嘔吐物や食べ残し」
トイレは排泄物を流す場所。ボタン1つで水が流れ、汚物を処理してくれるため、嘔吐物や食べ残しの処理場所として重宝している方も多いのではないでしょうか。特に嘔吐物については、「トイレで吐いてそのまま流す」なんてスタイルも浸透してしまっているように思います。
しかし、ほとんど消化されていない嘔吐物や食べ残しは、固形物と同じ。人間の身体の中でしっかりと消化・吸収されたあとの排泄物とは、硬さや溶けやすさで異なっています。一度に大量に流したり、流す機会が多かったりすると、トイレつまりの原因になってしまうでしょう。便器内から見えなくなっても、油断は禁物です。食べ物に含まれる油分が排水管内にこびりつき、つまりの原因になる可能性があります。
嘔吐物や食べ残しは、トイレに流すのではなく、ビニール袋に入れて密閉して捨てるのがおすすめです。たとえばノロウイルスや胃腸風邪で吐いてしまった場合、その嘔吐物には、ウイルスが含まれています。何の対策もせずにそのままトイレで流してしまうと、水の流れによって、トイレ空間全体にウイルスをまき散らしてしまう恐れがあるでしょう。こうしたリスクについても、頭に入れておくのがおすすめです。
嘔吐物や食べ残しが原因でトイレがつまってしまった場合、まずは落ち着いて対処しましょう。手が届く範囲の嘔吐物は、できる限り取り除いてください。そのうえで、スッポンを使ってつまりを解消できる可能性があります。「トイレットペーパーを一緒に大量に流してしまい、手も足も出ない」という場合には、水道修理業者に依頼するのがおすすめです。原因を素早く取り除いてもらえるでしょう。
原因2「トイレ用お掃除シート」
トイレ用お掃除シートには、利便性向上のため「汚れたらそのままトイレに流せる」という特徴を持ったものが多くあります。日々のお手入れを楽にしてくれますし、「トイレ用お掃除シートがあるからこそ、こまめにトイレ掃除ができる!」なんて感じている方も多いのではないでしょうか。
しかしこの「水に流せるお掃除シート」も、つまりの原因になってしまう可能性があります。水に流せるはずなのに、なぜ?と思ってしまいがちですが、以下のような状況で、つまりが発生しやすくなります。
・一度に大量のお掃除シートを使った
・厚手のトイレシートを愛用している
・節水型トイレを導入している
たとえ水に流せるタイプであっても、一般的なトイレで、一度に処理できるシートの量は限られています。使用感の良い厚手タイプは、さらに注意が必要です。近年導入が進んでいる節水型トイレは、トイレの水道代を削減してくれる画期的な設備ですが、使用する水量が少ないために、つまりトラブルが発生しやすいという特徴があります。これらの条件に当てはまる点があれば、より一層慎重に使用するのがおすすめです。
水に溶けるタイプのお掃除シートがつまってしまった場合、大量のぬるま湯を投入して、少し時間を置いてみてください。大量のお湯でふやかされて、そのまま奥へと流し込める可能性があります。効果が見られないときは、スッポンを使ってみるのも良いでしょう。こちらの場合も、効果がなければ修理業者に相談してみてください。
原因3「ポイントカード」
トイレつまりの原因になる意外なもの、最後の一つはカード類です。ポイントカードやメンバーズカードなど、プラスチック製の柔らかいカードを便器に流すと、パイプ内で変形し、すっぽりとはまり込んでしまう可能性があります。水や汚物の流れをせき止めてしまうので、高確率でつまりトラブルが発生するでしょう。
特に注意してほしいのは、カード類を直接ポケットに入れている人や、スマホに挟んで持ち歩いている人です。トイレで洋服を脱ぎ履きする際に、意図せず便器内に落下してしまうケースがあります。すぐに気づけば拾い上げられるのですが、自動洗浄トイレの場合、「あっ」と思った瞬間に、すでに流れてしまっている可能性も高いでしょう。
つまりの原因がプラスチック製のカードの場合、残念ながら自力での対処は不可能です。お湯やパイプクリーナーを使っても、溶かすことはできません。またスッポンを使っても、うまく取り除くのは難しいでしょう。この場合は、それ以上水を流すことなく、修理業者に依頼しましょう。プロの技術で取り除いてもらうのがおすすめです。
トイレのつまりはおおさか水道職人へどうぞ
トイレのつまりの原因はさまざまで、「え?そんなものが?」という事例も決して少なくありません。原因に思い当たる節がない場合、プロの修理業者に修理してもらうのがおすすめです。事態を悪化させないためにも、早めの判断を心掛けましょう。
大阪の水回り修理なら、おおさか水道職人にお任せください。豊中市や池田市、吹田市、泉佐野市、交野市、泉大津市、柏原市、藤井寺市などで、さまざまな原因によるトイレつまりを解決した実績があります。スピーディーに現場に駆け付け、問題解決いたしますので、ご安心ください。