寒い季節の排水口の掃除はつけおきがおすすめ!きれいな排水口でつまりを予防【水道職人:公式】
寒い季節は油や石けんかすなどが排水口に堆積しやすい季節です。
これは気温が下がることで排水口や排水管が冷たくなり、汚れを固めてしまうからです。
排水口や排水管に堆積した汚れは、排水の通り道を狭くし、つまりやすい環境を作ります。
排水口や排水管のつまりを予防するためには、定期的な掃除が必要です。
しかし寒い季節の水まわり掃除は、苦痛に感じてしまいますよね。
お湯で掃除している方もいると思いますが、手は暖かさを感じられても、肌に当たる空気の冷たさはつらいものです。
水場は寒く、掃除するために居続けるには根気が必要という方もいるでしょう。
寒い季節におすすめしたいのが、つけおきする方法です。
排水トラップやごみ受けといった排水口まわりの部品は、つけおき洗いすることできれいになり、水場にいる時間も短縮できます。
今回は寒い季節におすすめしたいつけおき洗いについてと、本格的に寒くなる前にしておきたい排水管の掃除についてご紹介します。
目次
秋や冬の排水口はつけおき洗いでピカピカに
排水口のつけおき洗いは、使い捨てのビニール袋や塩素系漂白剤、もしくは酸素系漂白剤があれば簡単にできます。
つけおき洗いで準備する物
- 食品保存袋やごみ袋などの口を閉じられるビニール製の袋
- 塩素系漂白剤もしくは酸素系漂白剤
- 50℃位のお湯(液体タイプを使用の場合)
- ゴム手袋
- エプロン
- マスクやメガネ
- スポンジや歯ブラシなどの擦れる物
つけおき洗いの注意点
有毒ガスを発生する恐れがあるため、塩素系漂白剤と酸素系漂白剤を併用することは厳禁です。
塩素系漂白剤や酸素系漂白剤が皮膚や粘膜に付着すると、肌荒れや失明につながる恐れがあります。
ゴム手袋やマスク、メガネを着用し、手肌と粘膜を保護してください。
万が一、手肌に付着したり、目や口に入ったりした場合、水でしっかりと洗い流した上で、医療機関に相談しましょう。
塩素系漂白剤や酸素系漂白剤が衣服に付着すると、付着した部分が漂白される可能性があります。
飛び跳ね防止にエプロンを着用した方が良いでしょう。
つけおき洗いをしているときは換気扇を回したり窓を開けたりして、しっかりと換気するようにしてください。
液体タイプでのつけおき洗いの方法
- 袋の中に50℃位のお湯を入れる
- 塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を適量入れる
- 排水口のごみ受けや蓋、排水トラップを入れる
- 口をしっかりと閉じる
- 30分程度つけおく
- 袋を振って汚れを剥がす
- 排水口まわりの部品を取り出す
- 汚れが残っている場合、スポンジや歯ブラシで擦り洗い
- 水でしっかりと洗い流す
- 袋に残ったお湯を排水口に流し、袋は捨てる
塩素系漂白剤や酸素系漂白剤には規定量があります。
お湯の量に合わせた量を入れるようにしましょう。
袋に残ったお湯には、排水口の部品に付着していた汚れが含まれます。
そのまま流すと排水口がつまる原因の一つになる可能性があるため、排水ネットなどを通して捨てた方が良いでしょう。
泡タイプでのつけおき洗いの方法
- 袋の中に排水口のごみ受けや蓋、排水トラップを入れる
- 塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を満遍なくスプレーする
- 口をしっかりと閉じる
- 30分程度つけおく
- 排水口まわりの部品を取り出す
- 汚れが残っている場合、スポンジや歯ブラシで擦り洗い
- 水でしっかりと洗い流す
- 袋を捨てる
泡タイプの場合、袋の中身を動かさないと、満遍なくスプレーできないことがあります。
袋を振って排水口まわりの部品を動かしたり、ゴム手袋を着用した手で位置を動かしたりすると良いでしょう。
つけおき時間に排水口のまわりなどを掃除しよう
排水口のつけおき洗いでは、30分程度のつけおき時間が発生します。
つけおき時間に排水口のまわりなどを掃除することで、掃除にかかる時間を短縮できるでしょう。
排水口のまわりや排水管の入り口、封水がたまっている部分は、スポンジや歯ブラシなどで擦り洗いしてください。
また同時に、キッチンのシンクも一緒に洗っておくことで、キッチンの掃除にかかる時間の短縮がさらにできます。
キッチンのシンクや排水口まわりなどはキッチンクレンザーで掃除できますが、中性洗剤でも掃除できるでしょう。
お手持ちの洗剤で汚れをきれいに擦り落としてください。
洗い終わった後は、洗剤を水でしっかりと洗い流しましょう。
シンクのフチ裏など、水がかけられていないということがあるため、見えない部分も水をかけるようにしてください。
本格的に寒くなる前に排水管も掃除しよう
日常的に使う排水管の中は、油や石けんかす、髪の毛などの、汚れ・ごみが堆積して管内を狭くしていることがあります。
また汚れやごみによってヌメリが発生し、菌が繁殖しやすい不衛生な環境になっていることもあるでしょう。
排水管の汚れやごみは放置しない方が良い
排水管の汚れやごみ、ヌメリを放置していると、排水管がつまったり悪臭が発生したりします。
そのため定期的に掃除して、つまりにくい環境や衛生面を整えておくことがおすすめです。
寒い季節は排水管の冷たさで汚れが固まりやすく、固まった汚れにごみが絡め取られやすくなります。
お湯で油汚れや石けんかすを流そうとして、下水に流れきる前にお湯が冷え、排水管の奥で固まってしまい、つまりの原因になることもあります。
パイプクリーナーだけでは掃除できていないことも
排水管の掃除では、液体パイプクリーナーや粉タイプのパイプクリーナーを使う方がほとんどではないでしょうか。
パイプクリーナーを使えば楽に排水管の掃除ができます。
ただしパイプクリーナーの使い方を間違えると、つまる原因を作る恐れがあるのです。
またパイプクリーナーだけでは落としきれない汚れもあり、パイプクリーナーを使っても改善しないということもあるでしょう。
パイプクリーナーは使用法に従った使い方をし、それでも排水管がきれいにならないときは、おおさか水道職人などの、水道修理業者に依頼しましょう。
高圧洗浄がおすすめ
おおさか水道職人などの、水道修理業者に依頼すると、排水口の高圧洗浄ができます。
排水口の洗浄方法は複数ありますが、中でもとくにおすすめしたいのは、高圧洗浄です。
高圧洗浄は排水管の中に細い管を通し、高圧洗浄機から高圧の水を発射し、排水管の中に堆積している汚れやごみを根こそぎ除去できるのです。
高圧洗浄機はご自分でも購入できますが、水圧の管理を怠ると排水管の破損を招く恐れがあります。
そのため、おおさか水道職人などへ依頼した方が良いでしょう。
高圧洗浄の後に薬品洗浄もしておくと、より効果的な排水管の掃除ができます。
排水管の高圧洗浄を3年~5年程度の間隔で行うと、軽いメンテナンスをしているだけで、つまらない排水環境へ整えられます。
関連記事:排水管を高圧洗浄するメリットとデメリットって何?
大阪市では給排水設備の管理に関する指導基準がある
ご自宅の排水管をしっかりと掃除しても、下水管の管理体制が悪いとつまるのではないかと、不安になる方もいるでしょう。
大阪市では給排水設備の管理基準を設け、しっかりと管理しています。
この基準は、給排水の維持管理に関する各法令に則って定められた基準と、飲料水の汚染や排水による悪臭の発生を防ぐために定められた基準です。
維持管理だけではなく、設置に関しても同基準の中で決まりが定められています。
同基準の定めにより、大阪市民は給排水設備を安心かつ安全に使えるでしょう。
参考:大阪市給排水設備の構造と維持管理に関する指導基準┃大阪市
排水口や排水管の掃除はおおさか水道職人へ!
排水口や排水管の掃除は、おおさか水道職人にお任せください!
おおさか水道職人では、排水管の高圧洗浄も承っております。
おおさか水道職人ではつまりの対処やつまりの予防として「薬品洗浄」や「ドレンクリーナー」、「高圧洗浄」などを行っています。
お客様からのご要望で洗浄方法を決定することもありますが、作業員が現場で確認し、提案することもあるでしょう。
洗浄方法の違いが分からないということもあるかと思います。
その場合は作業員にお声がけいただけましたら、作業員がしっかりと説明いたします。
高圧洗浄は程度がひどいつまりに効果的な洗浄方法ですが、つまらない排水管の環境を作るためにも効果が高い洗浄方法です。
つまる前にしておくことで、つまりにくい排水管を維持できます。
おおさか水道職人では、つまりや水漏れなど、水まわり全般のトラブルに対応しております。
水まわりでお困りの際は、お気軽におおさか水道職人にご連絡くださいませ。