水漏れは家中のどこでも発生!?とくに水漏れが多い場所はどこ?【水道職人:公式】
水漏れは家中のどこでも起こる、水まわりのトラブルです。
水漏れが起こると水道代が高騰したり、修理費用が必要になったりなどのデメリットが発生します。
水道代や修理費用を抑えるためには、水漏れしやすい場所をあらかじめ知っておき、原因特定をスムーズに行うことが必要です。
今回は、家の中でとくに水漏れが起こりやすい場所についてご紹介します。
目次
水漏れが起こりやすい場所①キッチン・洗面所
キッチンや洗面所の蛇口、キャビネットの中に隠れている排水管は、水漏れを起こしやすい場所です。
またキッチンや洗面所の設置から年数が経過している場合、シンク・洗面ボウルが割れて水漏れするというケースもあるでしょう。
蛇口
キッチンや洗面所の蛇口の寿命は約10年と言われています。
キッチンや洗面所の蛇口は10年以上経過すると、内部に使われているゴム製の部品であるパッキンや、根元に巻かれているシール材が劣化します。
その結果、隙間ができて水漏れしてしまうのです。
関連記事:なぜ蛇口の根元から水漏れするの?原因と対策【水道職人:公式】
排水管
キッチンや洗面所の排水管にも寿命があり、素材によって寿命は異なります。
鋼管は約20~25年、塩化ビニール管は約30年、鋳鉄管は約40年です。
それぞれ寿命を迎えると、ピンホールと呼ばれる小さな穴が開いたり、サビついたりします。
ピンホールやサビができた部分は脆くなっており、水が漏れることで劣化が進み、小さな水漏れが大きな水漏れに発展することもあります。
水漏れが起こりやすい場所②トイレ
トイレは水漏れが起こりやすい場所の代名詞と言えるような場所です。
タンクや便器、ウォシュレットなど、トイレの中で水漏れを起こす場所はさまざまです。
タンク
タンクからの水漏れが多く、トイレが水漏れしているときは、最初にタンクを疑うと良いでしょう。
タンクの中には複数の部品が使われており、それらの部品は連動して動くのです。
水洗レバーを回してタンクの中の給水が終わるまでの一連の流れを、部品が連動して動くことで完結できます。
そのため一つでも部品が壊れると、水漏れが発生し、便器への排水や、タンクへの給水が終わらないという現象が起きるのです。
タンクに使われている部品の寿命は、約10年だと言われています。
10年以上が経過している場合、部品が劣化して正常な働きをしなくなったり、溶けたりします。
ウォシュレット
ウォシュレットはタンクとは連動していません。
ウォシュレットの故障はタンクの部品を交換しても直ることはないため、ウォシュレットの修理を単体で行ってください。
ウォシュレットの寿命も約10年です。
寿命を超えたウォシュレットは、水の勢いがなくなったり、温水が出なくなったりなどの不具合が発生します。
また使っていないときでも、チョロチョロと水が流れっぱなしになることもあります。
トイレの破損
トイレは衛生陶器で造られており、非常に頑丈です。
しかし衛生陶器には、衝撃や熱に弱いという特性があります。
トイレで転倒してトイレにぶつかると、トイレは衝撃に耐えきれずに破損することがあります。
トイレの棚の上に置いている物がトイレの上に落ちて亀裂が入ることもあるでしょう。
またトイレのつまりを解消するために熱湯を使った場合も、トイレに亀裂が入ります。
トイレが割れたり亀裂が入ったりすると、その部分から水漏れしてしまうのです。
関連記事:トイレから水漏れするのはなぜ?対処法もご紹介【水道職人:公式】
水漏れが起こりやすい場所③浴室
浴室からの水漏れは、シャワーや蛇口から起こることがほとんどです。
蛇口はキッチンや洗面所のように、内部に使われている部品の劣化で水漏れが起こります。
浴室の水漏れで注視しておきたいのは、シャワーからの水漏れです。
シャワーヘッド
シャワーはシャワーヘッドとシャワーホースで構成されており、シャワーヘッドからの水漏れは残留水という可能性もあります。
残留水とはシャワーヘッドの中にたまっている水のことで、たまっている水が出切ると止まります。
ただし5分ほど経過しても止まらないときや、長時間をかけてゆっくりと出るときは、シャワーヘッドが破損しているかもしれません。
シャワーホース
シャワーホースの寿命は短く、約5年だと言われています。
シャワーホースは金属製のように見える物もありますが、どのような見た目でもほとんどの場合はビニール製です。
ビニールはひび割れが発生することや、カビが付着することがあり、その部分から水漏れが起こります。
関連記事:カランやシャワーが切り替えできない・水漏れが止まらないときの原因と対処法
水漏れが起こりやすい場所④目視で確認できない場所
水道管や露出していない場所にある配水管は、壁の中や床下に引かれています。
目視で確認できない場所にある水道管や排水管は、水漏れしていても気が付きにくいでしょう。
また家中に引かれていることもあり、水漏れが起きたときの被害も大きくなる傾向があります。
水道管と排水管に使われている素材はほとんどが同じもので、露出している排水管と埋設されている排水管の素材も同じです。
素材が同じだと聞くと、寿命も同じだと思うかもしれません。
しかし排水管は水道管と違い、水以外の物も管の中を通ります。
そのため、水道管よりも排水管の方が劣化が早く、水道管よりも先に水漏れすることがあるのです。
目視で確認できない場所にある水道管や排水管から水漏れしているときは、家の中で流水音が聞こえることがあります。
水道を使っていないときに流水音が聞こえてきたら、水道管や排水管の水漏れを疑ってください。
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なお水漏れは、水まわり設備を定期的に点検することで発見が早まります。
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