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水のコラム

お風呂の排水溝の掃除頻度はどのくらい?臭いが気になる前にお手入れしよう

掃除が面倒な場所に挙げられる事の多いのが、お風呂です。毎日お風呂に入る方も多いですが、毎日お風呂の掃除をしているという方は少ないのではないでしょうか。

気づくとヌルっとした垢カビができた状態になり、ひどい場合には臭いも気になります。お風呂の排水溝の掃除はどの程度の頻度で行えば快適なバスタイムを楽しめるのでしょう。

そこで、こちらではお風呂の排水溝はどのくらいの頻度で掃除したら良いのか、排水溝の掃除方法や排水溝を綺麗に保つ方法についてお伝えします。

お風呂の排水溝はどのくらいの頻度で掃除する?

お風呂に入るときに、気づくと排水溝も周りがヌルっとして、恐る恐るフタをとってみると汚れがベットリ付いていたという経験は、誰にもあると思います。このような状態になるまで、放置したことを後悔しても同じことを繰り返す方もいるのではないでしょうか。

もし、排水溝の掃除をするのに適切な頻度が分かっていれば、少しは状況が好転するかもしれません。

■気づいた時には汚れている排水溝
排水溝には、髪の毛・皮脂・垢・石鹸カスなどが集まります。排水溝に集まったゴミをエサにして雑菌が発生し臭いの原因になります。また、知らないうちに飛び散ったシャンプーなどは、浴室の壁や至る所に残るとヌメリの原因になります。

このヌルっとした汚れは、「垢カビ」「ピンク汚れ」と呼ばれカビと思われている方もいますが、ロドトルラという雑菌の一種です。ロドトルラは、25~30度で増殖し湿度が高い浴室だと成長しやすくなります。

掃除しても、すぐに排水溝や石鹸まわりなどにピンク色が目立ってしまうのは、そのためです。赤カビを掃除せずに放置すると、黒カビが発生するだけではなくにおいもカビ臭くなります。

■毎回お風呂後の習慣が大切
浴室を使った後はその都度浴室をしっかり乾燥させることが大切です。
高温多湿が保たれやすい浴室は、湿気が溜まりやすくカビやヌメリの原因を作りやすくなります。浴室暖房乾燥機がある場合は、換気モードではなく乾燥モードを利用するのがお勧めです。

浴室の乾燥が保たれれば、浴槽にある設備の腐食防止にもつながるのです。

排水溝の掃除方法
お風呂を使った後に欠かさず浴室の換気・乾燥や排水溝に残った髪の毛などのゴミを処理していても、掃除をしないと臭うことがあります。

臭いやお風呂を使う頻度によりますが、すくなくとも半月に1度程度が掃除の頻度のひとつの目安です。年末の大掃除に排水溝を掃除するだけでは、少ないということになります。

年に一度の掃除が習慣になっている場合は、排水溝のヌメリや汚れ、臭いの凄さに排水溝の掃除が億劫になっているはずです。ただ、半月に一度の掃除を習慣化することで、汚れや臭いが薄れていきます。

臭いのない浴室を維持するためにも、掃除方法を習得しましょう。

■用意するもの
排水口の流れが悪くなったり汚れが溜まったりしている場合は、塩素系漂白剤が適しています。何か月も排水溝掃除をしていないのであれば、初回の掃除は「カビキラー」などの泡タイプか「キッチンハイター」などの液体タイプを用意するとよいでしょう。

塩素系漂白剤の使用を控えたい場合は、重曹とクエン酸を用意します。重曹とクエン酸は、トイレやキッチン周りの掃除にも使えるので、便利です。

■手順
ここでは、他の掃除にも使える以外にも排水口に石鹸のカスや皮脂の汚れに効果が期待できる重曹とクエン酸を使った掃除方法を紹介します。

石鹸のカスには、酸性であるのクエン酸、皮脂にはアルカリ性である重曹で汚れと臭いを除くことが可能です。
・排水口の蓋を外す
・排水口の入口に重曹100gをまく
・重曹の上にクエン酸50gをまく
・コップ1杯ほどのぬるま湯をかける(すると泡が出来る)
・そのまま1時間ほど放置し洗い流す
・浴室の換気をする

お風呂の排水溝を綺麗に保つ方法

お風呂の排水口を綺麗に保つには、一度掃除をしたら汚れが溜まらないように排水口用ネットを使うことも一つの方法です。

既に排水口用ネットを使っているのにヌメリが気になる場合には、ネットの中にアルミホイルを丸めたものを入れてみましょう。アルミホイルは、水の流れによって金属イオンが発生するためヌメリ防止になります。

お風呂時間を快適にするための習慣化が大切

浴槽や浴室の床や壁を定期的に、掃除するとなると大変です。掃除ではなく毎回のお風呂後の習慣を見直すことで、臭いの原因を抑えることができます。

臭いの原因には、さまざまありますが、主なものにカビがあります。ピンク汚れ・赤カビなどと呼ばれるロドトルラの最大の特徴は、繁殖力の速さで2~3日に群生します。ピンク汚れを放置することで、黒カビが発生しやすくなり浴室全体がカビ臭くなってしまうこともあるのです。

毎日のようにお風呂やシャワーで髪の毛や体を洗えば、その分排水溝には汚れ・臭いの原因になる髪の毛や皮脂、垢が溜まるため気づいた時には汚れがひどくなります。こまめな掃除を心掛けたり、浴室を使った後の習慣を見直すだけでもカビの発生は抑えられるでしょう。

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